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 東京都小池百合子知事が、2020年東京五輪のマラソンと競歩を札幌で行う計画について「涼しいところでというのなら、北方領土でやったらどうか」と発言したことに対し、在日ロシア大使館は18日、フェイスブックツイッターで、「対立を招く『冗談』のためにスポーツを利用するべきではない」と批判した。大使館は、「尊敬する小池知事へ参考まで」と前置きし、「日本には気候の涼しい土地が十分にある。だが、ロシアの南クリル(北方領土のロシア側呼称)はそこには属さない」と主張した。

 ロシア外務省も、大使館の投稿を公式ツイッターなどで転載した。(モスクワ=石橋亮介)

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