18日
11時17分
0分51秒

教員に「変形労働時間制」導入へ、働き方改革で閣議決定

 公立学校の教員の働き方をめぐって、1年単位で労働時間を調整する「変形労働時間制」の導入を可能にする法律の改正案が、閣議決定されました。

 教職員給与特別措置法改正案は、公立学校の教員に「変形労働時間制」を適用できるようにするもので、18日、閣議決定されました。「変形労働時間制」とは忙しい時期の勤務時間を増やすかわりに、夏休み期間中などの勤務時間を減らし、1年単位で働く時間を調整するものです。

 しかし、「部活動の指導などで夏休み期間も休めるわけではない」「長時間労働を認めることになる」などとして、教員からは反発も出ています。

 「(業務量に合わせて)勤務時間をのばすというよりも、業務を削減し8時間で帰れる、そのような職場を作っていきたい」(岐阜県の公立高校教諭 西村祐二さん)

 改正案は今後、臨時国会で議論されます。

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更新日時:10月18日 19時02分

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