ここから本文です

投票受付終了まであとわずか ベストアンサーにふさわしい回答に投票してください

投票すると知恵コイン5枚プラスされます。

帝国議会開会に先立って衆議院選挙法が改選され、20歳以上の男女による普通選挙が...

irf********さん

2019/10/421:31:54

帝国議会開会に先立って衆議院選挙法が改選され、20歳以上の男女による普通選挙が行われ、衆議院は解散されていた。そのため、日本国憲法は国民の意思で制定された民定憲法と解されている。とありますが、20歳以上の

男女による普通選挙が行われ、衆議院は解散されていたことでなぜ民定憲法と解されるとですか?

閲覧数:
8
回答数:
1

違反報告

回答

1〜1件/1件中

不適切な内容が含まれている可能性があるため、非表示になっています。

投稿内容に関する注意

cel********さん

2019/10/609:37:25

『帝国議会開会に先立って衆議院選挙法が改選され、20歳以上の男女による普通選挙が行われ、衆議院は解散されていた。そのため、日本国憲法は国民の意思で制定された民定憲法と解されている。とあ』るのが、一体どこの誰がそんな事を言っているのか、それは私にはわかりませんが…

民定憲法、欽定憲法、これは憲法の制定の形式として誰が憲法を制定したか、を表現する言い方です。

辞書・事典類がまとめて引けるサイト『コトバンク』で見られるデジタル大辞泉の解説に…

みんてい‐けんぽう〔‐ケンパフ〕【民定憲法】
国民主権の思想に基づき、国民が直接に、または国民から選挙された議会を通じて制定される憲法。(以下略)

きんてい‐けんぽう〔‐ケンパフ〕【×欽定憲法】
君主によって制定された憲法。大日本帝国憲法(明治憲法)など。(以下略)

とある通りです。

日本国憲法の制定の経緯を、御質問に関係する部分だけ挙げると…

1946年3月6日政府が『憲法改正草案要綱』を公表(但し、GHQの案に殆んど沿ったもの)

4月10日衆議院総選挙

『憲法改正草案要綱』を『憲法』のドラフトの形にした『憲法改正草案』が、6月25日から衆議院で審議され、ほぼそのままで8月24日に可決

同様の手順が貴族院でもとられた後、11月3日に公布

ってな感じになります。(草案段階と公布前の枢密院への諮問は端折りました。)

思い切り杓子定規な事を言えば、大日本帝国憲法の改正と言う形を採ったので、公布の直前に天皇が改正の裁可はしています。

ただ、大日本帝国憲法の制定の形が、天皇が『これが憲法である、と言ったから憲法なのだ』だったのとは違って、衆議院と貴族院から構成される議会で可決されたからそれが憲法となった、と言うのは明らかです。だから、日本国憲法は民定憲法、と言われます。

その議会の議員の選出方法が、成人男女の普通選挙か、男子のみの普通選挙か、あるいは参政権に財産などの制限のある制限選挙か、それは憲法が欽定か民定かには関係ありません。それは単に民意の反映の仕方として十分かどうか、って話に過ぎません。

民定か欽定か、それは制定の形式が君主が制定したのか、国民(議会など、その代表)が制定したのか、そう言う話です。

大日本帝国憲法第73条の改正手続きに則って、天皇が改正を裁可して出来たのが日本国憲法である、だから欽定憲法なのだ、と言う主張も、純形式論としてはあり得ない訳でしょう。

が、成人男女による普通選挙だったかどうかは、どっちにしろ関係ないです。

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる