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2019年10月18日 紙面から
中日に1位指名され、野球部員らに胴上げで祝福される東邦高の石川=名古屋市名東区で(今泉慶太撮影)
今年も引き当てた。中日は17日、東京都内のホテルで行われたドラフト会議で東邦高・石川昂弥内野手(18)を1位指名。オリックス、ソフトバンクと3球団競合、抽選の末、与田剛監督(53)が当たりクジを引いた。4球団競合だった昨年の1位・根尾に続いて、地元の金の卵と縁で結ばれる結果となった。
どこよりも深い縁が高校屈指のスラッガーをドラゴンズへと引き寄せた。一本釣りを狙っての1位指名も、ふたを開けてみれば3球団競合。会見場のテレビで抽選の様子を食い入るように見つめた石川は、与田監督がくじを引いた右手を掲げると、ぐっと引き締めていた口元にかすかな笑みを浮かべた。
「3球団は考えていなかったんで、うれしい気持ちと驚きがありました。中でもドラゴンズは縁のある球団。地元でよかったなと、安心しました」
ドラゴンズのお膝元の愛知・半田市出身。東邦高野球部出身の父・尋貴さん(47)の影響で野球を始めた。幼いころにはナゴヤドームに足しげく通い、「アライバ」の二遊間の華麗な守備に目を見張った。
小学6年の時にはドラゴンズJr.に選出され、一足早く竜のユニホームを身にまとった。父と同じ東邦高に進学すると3年春にはセンバツ優勝。そして運命の糸に導かれるようにドラゴンズが交渉権を獲得した。
指名を受けた直後の会見では「三冠王」とプロでの目標を力強く宣言。中日で監督も務めた落合博満さんを目標に掲げた。三冠王3度の大打者の逆方向へ放ったホームランの映像を見て、広角に長打を打てる自らの特徴とも重ね合わせた。「1年目からレギュラーをとるという強い気持ちでやっていきたい」と「新人王」を目標に定め、早くもレギュラー争いに名乗りを上げた。
昨年のドラフト1位・根尾とともに、首脳陣からは将来の中軸として大きな期待が寄せられている。昨年6月には、刈谷球場で行われた招待試合で根尾が投手として先発した大阪桐蔭と対戦。「足も速くて何でもできる。何をやってもそこで役割を果たせる」。ドラゴンズJr.の先輩から第1打席で左前打を放ち、3打数1安打だったが、当時「二刀流」として全国に名をはせた根尾の万能性に舌を巻いた。
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