韓国Samsung Electronicsのフラグシップ端末「Galaxy S10」にサードパーティ製保護フィルムを貼ったところ、登録していない他者の指紋でもロック解除できてしまった──。英タブロイド紙The Sunが10月13日(現地時間)、ユーザーへの取材に基づいてこう報じた。
Samsungは17日、英BBCなどのメディアに対し、この問題を認識しており、間もなく修正パッチを提供するという声明文を送った。米Engadgetへの声明文では「すべての顧客に対し、Samsung製品専用に設計されたSamsung認定のアクセサリを使用することを推奨する」としている。
Galaxy S10のオンラインマニュアルの「指紋認証機能を利用する」ページには、「市販の画面保護フィルムを貼り付けると、指紋認証に失敗する場合があります」とある。また、「指紋認証技術は完全な本人認証・照合を保証するものではありません」とも書かれている。
韓国のネット銀行KakaoBankは17日、顧客に対し、Galaxy Note 10/10 +、S10/S10 +、Tab S6を使っている場合は、問題が解決するまで指紋認証によるパスワード機能は無効にするよう通知した。
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