現在の海外派遣状況
村中千廣国際医療救援部主事を、ベイルート(レバノン)に派遣中です
村中主事は、レバノンで行なっているパレスチナ難民、シリア難民の3つの支援事業管理のため、ベイルートにて活動中です。フェイスブックもご覧ください。
服部智奈津救急部看護師を、コックスバザール(バングラデシュ)に派遣中です
服部看護師は、ミャンマーからバングラデシュ南部に逃れた避難民に対する保健医療支援のため、コックスバザールで活動中です。
パレスチナ赤新月社医療支援事業(レバノン)に派遣されていた伊藤万祐子看護師が2019年4月8日に帰国しました。
伊藤看護師は2018年10月から、ベイルートのパレスチナ難民キャンプ内にあるハイファ病院で6ヶ月にわたって活動を行ない、2019年4月8日帰国しました。救急外来における医療サービスの質の向上のため、アルゴリズムに基づいたトリアージ (患者さんの状態に応じて優先順位をつけること) や、改訂した救急外来カルテの導入が定着するように支援 を行いました。また看護の質の改善を目的として、実地指導やマニュアルの作成を行いました。活動内容の詳細は本ホームページの「海外派遣報告」のページをご覧下さい。
パレスチナ赤新月社医療支援事業(レバノン)・シリア難民子供支援事業(みらいぶらりぃプロジェクト)に派遣されていた李 壽陽国際医療救援部国際救援課主事が2019年3月13日に帰国しました。
李主事は、現在レバノンで行なっている3つの支援事業の管理要員として、2018年3月から、1年の長きにわたってベイルートに駐在し、事業のサポートを行ないました。 活動内容の詳細は、本ホームページの「海外派遣報告」のページをご覧下さい。
パレスチナ赤新月社医療支援事業に派遣されていた渡瀨 淳一郎 救急科部副部長 兼 国際医療救援部副部長が2月28日に帰国しました。
渡瀨医師は、昨年11月から3ヶ月間に渡り、レバノン・ベイルートのパレスチナ難民キャンプにあるパレスチナ赤新月社ハイファ病院で活動しました。本事業のテクニカルアドバイザーを務める渡瀨医師の活動期間中の業務は多岐にわたりました。現地のニーズにより即した支援形態を模索し、外傷トレーニングの実施、活動計画全般に対する見直しと提言、今後支援を予定している病院の事前調査などを行いました。帰国後も引き続き本事業の技術面を中心にサポートしてゆきます。
バングラデシュ南部避難民保健医療支援事業に派遣されていた石原健志第二臨床工学係長が2月25日に帰国しました
2017年に日赤ERU第2班での派遣、2018年にはバングラデシュ南部避難民キャンプで展開していたノルウェー赤十字社フィールドホスピタルを視察し、今回で3回目の同地訪問となりました。現在、日赤の緊急救援用の資機材をバングラデシュ赤新月社に寄贈する準備を進めており、その一環としてバングラデシュ赤新月社スタッフに給水関連の資機材やテントなどのトレーニングを実施いたしました。彼らはとても熱心に日本製資機材の使用方法を学んでいました。また、同時進行で仮設診療所改築に伴う資機材の移転等の準備も進めています。
バングラデシュ南部避難民救援事業に事務管理兼ロジスティクス要員として派遣されていた河合謙佑国内救援係長が2月12日に帰国しました
日赤が2017年9月に開始したこの事業の先遣隊として派遣された河合係長にとって、今回で3度目のバングラデシュ派遣となりました。今回は日赤の緊急救援用の資機材が、今後も同国での災害対応のために有効活用されるよう、バングラデシュ赤新月社に寄贈する業務や仮設診療所改築に伴う資機材の移転等を担当しました。一か月間の限られた時間でしたが、バングラデシュ赤新月社スタッフや避難民からのコミュニティボランティア達と綿密に連携を取り、これら業務を円滑に遂行できたとのことです。
バングラデシュ南部避難民救援事業 (コックスバザール・バングラデシュ)に派遣されていた佐藤 聖子 麻酔科医師が1月28日に帰国しました
2か月間におよぶ、ミャンマーからバングラデシュ南部へ流入する避難民医療支援の派遣より帰国しました。
前半はフィールドホスピタルで麻酔科医として活動し、後半は日赤が支援する診療所の運営管理を担当しました。
特に後半は慣れない業務に加え、日赤幹部視察団の訪問やクリニック移転に伴う準備などで慌ただしく過ぎていきましたが
新しい経験をさせていただき大変有意義な派遣となりました。
フィリピン・セブ島北部地域保健衛生事業に派遣されていた服部智奈津看護師が1月14日に帰国しました
2013年にフィリピン中部を直撃した台風ハイアンは、人々や建物に甚大な被害を与えました。日本赤十字社は被災直後の緊急医療支援、および損壊した住宅や診療所の修復、生計向上プロジェクトなどの復興支援事業を展開しましたが、その後も地域保健衛生の向上を目的とした事業を継続してきました。服部看護師は地域の保健衛生環境が改善されるよう、地域のボランティアや小学校での活動のサポート等を行いました。活動の詳細については当ホームページの海外活動報告やフェイスブックをご覧ください。
バングラデシュ南部避難民救援事業に派遣されていた山地優依子薬剤師が12月5日帰国しました
山地薬剤師は、今年の1~2月の派遣に続いて2回目のバングラデシュ派遣でしたが、前回はクリニックでの業務が主だったのに対し、今回は、コックスバザールの国際赤十字のフィールドホスピタルで約1か月メディカルロジスティクスの仕事に従事しました。メディカルロジスティクスとは、日本でいうところの薬剤師業務だけではなく、調達や輸送などにも関わります。必要な量を予測し、購入相手を探し、適正な価格で適正な薬剤を入手するのは簡単ではなく、その分やりがいのある1か月だったようです。
インドネシア・スラウェシ島地震救援事業に派遣していた池田載子国際医療救援部国際救援課長が11月26日帰国しました
池田看護師は、10月22日より、地震で甚大な被害を受けたインドネシア・スラウェシ島で、1か月にわたって活動しました。スラウェシ島では液状化もひどく、損壊を受けたクリニックの運営の立て直しなどを、インドネシア赤十字社の職員らと共に行い、このほど帰国いたしました。活動内容については、大阪赤十字病院国際医療救援部の公式フェイスブックもごらんください。
パレスチナ赤新月社医療支援事業に派遣していた山田圭吾救急部医師が11月11日帰国しました
山田医師は、ベイルートのパレスチナ難民キャンプ内にあるハイファ病院で4か月間、同病院の救急の質の向上のために活動しました。救急専門医のいない同病院で、系統的な外傷診療を根付かせるため、彼らと一緒に働くと共に、十数回に及ぶ研修会や実技トレーニングを開催しました。最初は新しいことに抵抗があった病院スタッフも、胸腔ドレーン挿入の実技演習ではキャンプ内の肉屋で羊の胸郭をゆずってもらい、これを使用してトレーニングを行うなどの熱意が相手側にも伝わり、最後の方ではスタッフの雰囲気が全く変わりました。
バングラデシュ南部避難民救援事業に派遣されていた喜田たろう国際医療救援部国内救援課長兼臨床検査技師が11月1日帰国しました
バングラデシュ南部避難民保健医療支援事業にプロジェクトマネジャーとして派遣されていた喜田たろう国内救援課長が帰国しました。喜田課長は昨年9月の事業開始以降3度目のバングラデシュ派遣となりました。現在日赤の保健医療活動の拠点となっている仮設診療所の改築や、今後の中長期支援を効率的に実施するために、国際赤十字、カナダやデンマークをはじめとする他国赤十字社、在バングラデシュ日本国大使館などとの調整に携わりました。詳細については当ホームページの海外派遣報告をご覧ください。
バングラデシュ南部避難民救援事業に派遣されていた西本充子助産師が10月26日帰国しました
西本助産師は、バングラデシュ南部避難民救援事業で、キャンプ内に設営した日赤のクリニックで、現地の若い助産師さんたちを指導しながら、キャンプ住民の母子の健康管理に従事し、現地の伝統的な産婆さんたちとクリニックとの連絡体制を整えるなど、約2ヶ月半の活動を行い、このほど帰国しました。詳細は本ホームページの、海外派遣報告をごらんください。
バングラデシュ南部避難民救援事業に派遣されていた仲里泰太郎薬剤師が8月31日帰国しました
バングラデシュ南部避難民救援事業で、日赤のクリニック、及びフィンランド赤十字社のフィールドホスピタルに派遣されていた仲里㤗太郎薬剤師が帰国しました。仲里薬剤師は、昨年11月から3回目の派遣になります。今回は、日赤のクリニックとフィールドホスピタルを半々で担当し、業務をできるだけ現地スタッフに移譲する形で活動を終えました。活動の詳細については当ホームページの海外活動報告やフェイスブックをご覧ください。
バングラデシュ南部避難民救援事業に地域保健要員として派遣されていた川瀨佐知子看護師が8月28日帰国しました
バングラデシュ南部避難民救援事業で現地に派遣されていた川瀨佐知子看護師が帰国しました。川瀬看護師は、この人道危機が始まった2017年9月に先遣隊として派遣されて以来、10か月ぶりに再びバングラデシュ・コックスバザールのキャンプを訪れ、活動を行いました。長引くキャンプにおいてその活動は様々なチャレンジがありました。詳細については当ホームページの海外活動報告やフェイスブックをご覧ください。
バングラデシュ南部避難民救援事業で、フィンランド赤十字社のフィールドホスピタルに派遣されていた当院看護師が5月30日に帰国しました
バングラデシュ人民共和国では、ミャンマー・ラカイン州での相次ぐ暴力行為によって2017年8月25日以降、60万人を超える避難民が流入しています。日本赤十字社は、国際赤十字の要請に基づき、2017年9月から医療チームを派遣し、仮設診療所を展開して避難民キャンプで巡回診療や子供たちへのこころのケアを実施しています。当院からは、すでに20名以上の職員がそれぞれ1~3ヶ月現地で活動しています。 2018年4月からは、看護師を1名フィンランド赤十字社が運営するフィールドホスピタルに派遣していましたが、この度帰国しました。 活動の詳細は当ホームページの海外派遣報告や、フェイスブックをご覧ください。
バングラデシュ南部避難民救援事業第6班の当院職員2名が4月27日に帰国しました
日本赤十字社の医療チーム第6班のチームリーダーとして派遣されていた喜田たろう国際医療救援部国内救援課長と、チーフアドミニの河合謙祐係長の2名が、4月27日に無事帰国しました。
現地スタッフと |
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中東地域紛争犠牲者支援事業に派遣されていた看護師が4月20日に帰国しました
多くのシリア難民が逃れているヨルダン・ハシミテ王国に2017年10月24日から派遣されていた、藤原真由看護師が、4月20日に無事帰国しました。活動内容の詳細は、海外派遣報告をご覧ください。
バングラデシュ南部避難民救援事業第5班の当院職員4名が3月22日に帰国しました
日本赤十字社の医療チーム第5班のメンバーとして派遣されていた光森健二医師、仲里泰太郎薬剤師、仁田涼子主事、黒田美紀主事の4名が、3月22日に無事帰国しました。河合謙佑係長はそのまま第6班のリーダー管理要員として4月末まで現地に残ります。
診察中の光森医師 | テントで事務管理をする黒田主事 |
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仮設診療所で物品をチェックする仁田主事 | 現地の人たちとテントを立てる河合係長 |
バングラデシュ南部避難民救援事業第4班の当院職員3名が2月22日に帰国しました
日本赤十字社の医療チーム第3班として派遣されていた山田圭吾医師、仲里泰太郎薬剤師に続いて、第4班の伊藤万祐子看護師、山地優依子薬剤師、李壽陽主事が、2月22日に無事帰国しました。
日赤の立てた仮設診療所で調剤する仲里薬剤 | 薬剤の確認をおこなう仲里薬剤師(左)と山地薬剤師(中央右) |
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予防接種をおこなう伊藤看護師 | 労務管理をおこなう李主事 |
赤十字国際委員会(ICRC)南スーダン紛争犠牲者救援事業
スーダンからの独立後も国内の混乱が続く南スーダンでは、赤十字国際委員会(ICRC)が、首都ジュバやマウイットの病院支援のため医師、看護師等を送り、紛争犠牲者の治療にあたっています。ICRCの要請を受け、2017年3月から現地病院のヘッドナース(看護師長)として活動していた池田載子大阪赤十字看護専門学校専任教師兼国際救援課長が、2018年3月14日に、1年間の活動を終えて無事帰国しました。
病棟の外で日光浴を兼ねた防虫駆除 | 銃創で入院中の子供たちと池田看護師 |
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