トランプ氏、トルコに「強がるな」と書簡…「小3並み」と批判

読売新聞 / 2019年10月17日 21時26分

 【ワシントン=横堀裕也】米メディアは16日、トルコ軍によるシリア北部での軍事作戦を巡り、トランプ米大統領がトルコのエルドアン大統領に「強がるな。バカなまねはよせ」などとする書簡を送り、攻撃に踏み切らないよう警告していたと報じた。

 書簡は9日付。トランプ氏がエルドアン氏と6日に電話会談し、トルコの攻撃計画を黙認する姿勢を示してから3日後だ。トランプ氏は「あなたは数千人を虐殺したとの責任を負いたくないだろう。私もトルコ経済を破壊したとの責任を負いたくない」とも記し、経済制裁も辞さない構えでエルドアン氏をけん制した。

 トルコ軍は結局、9日に軍事作戦を決行した。トランプ氏は16日の記者会見で「エルドアン氏にとても強い内容の書簡を出した。作戦にゴーサインは出していない」と弁明したが、書簡の内容が明らかになる中で、米メディアは「小学3年生並みの文章力だ」などと批判している。

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