テレビ西日本 ９月下旬、福岡空港で覚醒剤を体内や下着の中に隠し密輸した疑いでタイ人の女７人が逮捕されました。
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、２０代から５０代のタイ人の女７人です。
警察などによりますと７人は９月２８日、福岡空港で入国する際、小袋に分けた覚醒剤を体内や下着の中に隠して密輸した疑いが持たれています。
７人は観光目的のツアー客を装っていましたが、空港での税関検査の際に密輸が発覚しました。
調べに対し、７人は「外国人に受け渡して報酬を受け取る予定だった」などと容疑を認めているということです。
小分けにした覚醒剤を複数人で運ぶ手口は「ショットガン方式」と呼ばれていて、密輸量はおよそ１．２キロ、末端価格は７３００万円あまりだということです。
【記者】
「押収されたこちらの金塊なんですが手荷物カートの隙間に隠せるように加工されています」
一方、９月１日に福岡空港で金塊およそ９．５キロ５４００万円相当を手荷物カートの中に隠して密輸しようとした疑いで、韓国人のキム・ジソプ容疑者が逮捕されました。
調べに対しキム容疑者は「報酬がもらえると言われ金欲しさのために密輸した」などと容疑を認めているということです。
金塊は日本で消費税を含んだ金額で売却できることから、消費税が１０％に引き上げられたあと金塊の密輸が増えるのではないかと税関が警戒にあたっていて、増税後の摘発は全国で初めてだということです。
