皆さんは、作業に集中して取り組むことができていますか?今日は作業に集中して取り組むための7つの戦略を紹介します。
これを読んで実践すれば、30分から1時間は集中して作業に取り掛かることができます。作業の効率や集中力を上げたい方には必見の内容です。ぜひ最後までご覧ください。
切迫感
「すぐにやらなきゃ」という切迫感は集中力を上げるためには有効です。みなさんも来週テストがある場合と明日テストがある場合で勉強の集中度合いが変わる経験をしたことがありませんか?「いつでもできる」と思っていたらいつまでたってもしません。
そのため作業をする場合は適度な制限時間を設定し、自分に緊迫感を与えましょう。ちなみに僕も原稿を書き上げるときには1時間半の制限時間を設けています。タイマーをかけるだけでも集中力が上がるのでぜひ皆さんも試してみてください。
撮影
自分が作業している状況をスマホで撮影するだけで作業効率が上がります。客観的に自分が見られるようになり、自制心が働くのです。
また、それをYoutubeで公開することでさらに集中力を上げられます。誰かに監視されている認識をもつことで、さらに集中力が加速されるのです。Youtubeをやっている方は作業配信をすると効率が上がるかもしれません。
環境作り
散らかっている環境で作業をすると、全然集中できません。人間は基本的に誘惑に弱いので、スマホが周辺にあると作業中でもすぐに触ってしまいます。
そのため、やるべきことしかできないような環境づくりが大切です。僕はブログを書くときにはPCしかない環境で行います。また、その時にはネットにもつなげないようにしています。このように集中して作業を取り組む際には環境づくりがとても大切なのです。
小刻みな休憩
人間の集中力はもって60分~90分です。そのため、30分ごとに短い休憩をはさむことで集中力を長く維持することができます。皆さんはポモドーロ・テクニックというものをご存知でしょうか?これは25分勉強→5分休憩を繰り返しながら作業する方法です。
これをすることで、切れそうな集中力を長く維持できます。また、休憩中にはスマホをするのでなく、ぼーっとリラックスすることが重要です。みなさんも30分作業をしたら10分散歩に出かけるなど、こまめな休憩をとってください。
タスクシフト
1つの作業をずっとしていると飽きてしまい、パフォーマンスも低下します。それを防ぐために、タスクの切り替えを定期的に行いましょう。
トロント大学が学生に行った実験では記憶力を使うタスクを長時間してもらいました。すると、ほとんどの参加者は30分経つと能力の低下が始まり、50分でセルコントロール能力がグダグダになったのです。
1時間ずっと同じ作業をするとパフォーマンスが低下する恐れがあります。ずっと同じ作業をするのは苦痛なので、30分毎くらいにタスクは切り換えましょう。
良い姿勢
作業にどのような姿勢で取り組んでいるかによって集中力やとやる気が変わってきます。背筋を伸ばしながらパズルを解いたグループは前かがみの姿勢で解いたグループよりも問題解決に粘る時間が2倍になったのです。
つまり、背筋を伸ばしながら作業をすることでやる気が高まります。一番良いのが立ちながら作業をすることです。立ちながら作業をすることで効率が1.46倍になるという研究もあります。
僕も家でブログを書いたり、本を読んだりするのは立ちながら行っています。それが難しい場合はなるべく机の高さを上げましょう。そうすることで背筋を伸ばしながら作業ができるので、やる気が高まります。
十分な睡眠
できる人は睡眠時間を削って作業に取り組んでいると考えている方がいるかもしれません。しかし、それは間違っています。人間は寝ている時に膨大な情報の整理と再構築を行っているため、睡眠が十分だと脳の機能が高まり、問題解決能力が向上するのです。
リューベック大学の実験では被験者を8時間しっかり睡眠をとったグループと何度も睡眠を邪魔されたグループに分け、その後数字クイズを解かせました。すると、前者グループの正答率が後者グループの2倍になったのです。
睡眠時間を削って作業すると長期的に大きな損害になります。作業に集中し、大きな成果を上げるためにはたくさん寝ましょう。
オススメ本
DaiGoが書いた本の中で一番売れた本です。集中力を上げる方法が様々な視点から具体的に書かれています。今日紹介した内容以上に有益な情報が載っています。集中力を上げ、効率よく成果を残したい方にはぴったりの一冊です。興味のある方は是非読んでみてください。
まとめ
作業に集中するための7つの戦略
・切迫感
・撮影
・環境作り
・小刻みな休憩
・タスクシフト
・良い姿勢
・十分な睡眠
今日は作業に集中するための7つの戦略をご紹介しました。僕はこの戦略を試したおかげで大きく作業効率が上がりました。どれもすぐに実践できるテクニックなので、みなさんもぜひ試してください。
参考文献
Mentalist DaiGo Official Blog
Riskind, John H. “They stoop to conquer: guiding and self-regulatory functions of physical posture after success and failure.” Journal of Personality and Social Psychology 47.3 (1984): 479.
Wagner, Ullrich, et al. “Sleep inspires insight.” Nature 427.6972 (2004): 352.
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