覚せい剤1キロを“体内に”ツアー客装う タイ人7人逮捕「外国人に渡すため」福岡空港 密輸組織が関係か
9月下旬、福岡空港で密輸目的で覚醒剤を体内に隠していた疑いでタイ人の女7人が逮捕されていたことが捜査関係者への取材でわかりました。
覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのはタイ人の女7人です。
捜査関係者によりますと7人は9月下旬、福岡空港で入国する際、密輸目的で小袋に分けた覚醒剤を体内に隠していた疑いが持たれています。
7人は観光目的のツアー客を装っていましたが、空港での税関検査の際に覚醒剤の所持が発覚しました。
調べに対し、7人は「外国人に渡すために持ち込んだ」などと容疑を認めているということです。
小分けにした覚醒剤を複数人で運ぶ手口は「ショットガン方式」と呼ばれていて、密輸量も1キロ以上だったことから警察などは密輸組織が関係しているとみて調べています。