ナショナルズは15日、地元ワシントンのリーグ優勝決定シリーズ第4戦でカージナルスを7―4で下し、4連勝スイープで球団史上初のナ・リーグ優勝とワールドシリーズ進出を果たした。
これで、前身のエクスポズも含めて「(1969年)球団創設から初のワールドシリーズ進出」は、史上最長の51年目でストップした。これに続くのは61年に前身の2代目セネターズが創設されたレンジャーズで、2010年の初進出は50年目だった。
また、いまだWS進出がない球団は、77年創設で今季が43年目だったマリナーズのみとなった。
首都ワシントンにWSがやってくるのは、33年以来86年ぶり。当時は初代セネターズがニューヨークに本拠を置いたジャイアンツに1勝4敗で敗退。ワシントン球団のWS優勝は、24年のセネターズ(ジャイアンツに4勝3敗)までさかのぼるため、ナショナルズは95年ぶりで首都へ栄冠をもたらすべく、頂点の舞台に臨む。