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【プロ野球】

過去1勝8敗"クジ運の悪い男"巨人 原監督が打開策「水風呂に入るか、水に打たれるか…」ドラフト1位は奥川有力

2019年10月16日 20時4分

クジ運の悪い巨人・原監督

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 巨人は16日、東京都内の球団事務所でスカウト会議を開き、ドラフト会議のシミュレーションを行った。注目のドラフト1位指名は星稜高の奥川恭伸投手(18)が有力。約2時間の会議を終えた原辰徳監督(61)は「ピッチャーです」と明言したものの、公表は避けた。

 ファンサービスを重視する指揮官らしい判断だ。「決まった。しかし名前は伏せる。やっぱりドラフトはファンにとっても、選手にとっても、われわれにとっても夢の部分がある。その部分を抱いてもらいながら時を待つ」。事前の公表を選手への“誠意”とする昨今の風潮には目もくれず、ファンに最大限の楽しみを提供する。

 意中の選手は「私の独断では9月くらいには決まっていた」と早くから狙いを定め、「将来性か即戦力か? 両方でしょうね。スター性も加味した中で」とだけ明かした。会議では話し合わなかったが、くじ引き役も務めることが濃厚。過去1勝8敗と苦戦しているだけに「水風呂に入るか、水に打たれるか、身を清めて」と、日本シリーズ直前の大勝負に挑む。

 

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