伝統のある首都大学リーグを含めて、明治神宮大会に出場できる1枚の切符を巡って関東地区選手権を戦う関東5連盟はレベルが高くなった。今年のプロ志望届提出者の中にも、外れを含めたドラフト1位候補が顔をそろえた。大学ジャパンの正捕手だった即戦力の海野(東海大)、元中日の辻コーチの指導を受けた150キロ超右腕の吉田(日体大)は上位指名が濃厚だ。
東京新大学の創価大右腕トリオも評価が高い。1年秋から負け知らずの杉山、大器晩成の186センチ右腕の望月、石川・遊学館でも活躍した小孫は指名されるのは確実。東海大菅生高でU-18代表に選ばれた国際武道大の勝俣はそこでの4年間が問われる。高校時代に順位にこだわらなければ指名確実だった打撃は今も大学トップレベルだ。
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