TBS系日曜劇場「グランメゾン東京」(20日スタート、日曜午後9時)の第1話試写イベントが16日、東京都内で開かれ、主演俳優の木村拓哉(46)をはじめ、鈴木京香(51)、Kis―My―Ft2の玉森裕太(29)、及川光博(49)、沢村一樹(52)が出席した。 木村が演じる型破りなフレンチシェフ・尾花夏樹はかつてパリに二つ星の店を構えていたが、己の慢心が招いた事件をきっかけに全てを失う。どん底の中、女性シェフ・早見倫子(鈴木)との出会いをきっかけに、最高の三つ星レストランをつくりあげようと奮闘する姿を描く。
パリでクランクイン。30年以上三つ星を獲得し続ける名門「ランブロワジー」での撮影も実現した。特別に料理もいただいたそうで、木村は「ものすごく充実した説得力のある時間を過ごさせていただきました。撮影以外の学ぶ時間、人、味…すべてが身になりました」と満足げに振り返った。パリでは、テナガエビのエチュベを作るシーンも撮影。「1シーンでの撮影で16人前作りました。あとでスタッフでおいしくいただきました」と腕をアピールした。
玉森は一流ホテルの最年少料理長役。「普段そんなに料理をしないので、やっぱり手慣れている感やしぐさはごまかせないと思って、どれだけ料理と向き合ってフライパンや包丁を触って実感できるかを課題にしていました」と役作りの苦労話を披露したが、沢村から「すごいオムレツ良かったじゃん!」とほめられて素直に喜んでいた。
所属事務所の先輩・木村からは「裕太」と呼ばれているそうで、及川から「キュンキュンしてるんだよね?玉ちゃん」と水を向けられると「呼ばれるたびに心拍数が上がっています」と照れながら明かした。