三遊亭とむ独演会 演出は滝沢歌舞伎・ジャニーズ作品の「リスペクトとオマージュ」

　落語家の三遊亭とむ（35）が16日、東京・丸の内の東京国際フォーラムCで「スーパー落語 ラブファントム 2019」と題した独演会を開催した。

　「ラブファントム」は「ラブ、ファン、とむ」（とむはファンを愛している）と掛けたタイトルで、自身の独演会としては過去最多の1500人が来場した。最大の見せ場はオープニングの宙乗り（フライング）。“元ネタ”のB'zの楽曲に乗せ、座布団ごとワイヤにつるされたとむがステージ上10メートルの高さから「ありがとう～！！」と叫びながら登場すると、会場は拍手喝采に包まれた。

　とむは「『滝沢歌舞伎』とかジャニーズさんの作品をいっぱい見ました。太鼓とか（演出も）盗ませていただき…リスペクトとオマージュです」と明かした上で「これが成功したら『スーパー落語家』として1年に1回は独演会をやりたい。次は（日本）武道館で！」とぶち上げた。