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【政治】

桜を見る会「検証必要」 国民・玉木氏、政府は「意義ある」

 国民民主党の玉木雄一郎代表は十六日の記者会見で、首相が各界の著名人らを招いて例年四月に開く「桜を見る会」の予算が膨らんでいることについて「選挙目的で使われることがあってはならない。規模や内容は検証しなければならない」と語った。

 一方、政府は十五日、桜を見る会に関し「意義あるもの」とする答弁書を閣議決定した。

 二〇二〇年度の概算要求が本年度予算の三倍超の五千七百万円余になったことについては「テロ対策の強化や混雑緩和のための措置などの近年に講じた改善点を反映させるなど、実態に合わせた経費を計上した」と説明した。

 立憲民主党の初鹿明博氏が質問主意書で「取りやめも含めて検討すべきだ」と政府をただした。これに対し、答弁書は「各界で功績、功労のあった方々を招き、日頃の御苦労を慰労するとともに、親しく懇談する内閣の公的行事として開催している」と強調した。 (北條香子)

 

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