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文鳥巡るハイキング来てね! ぶんちゃん一日弥富“駅鳥”に

一日駅鳥に就任する「ぶんちゃん」=弥富市歴史民俗資料館で

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ハイキングのポスターや顔出しパネルを紹介する谷崎さん(左)と助役の浅井祐二さん=弥富市の近鉄弥富駅で

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 白文鳥の発祥地として知られる弥富市を訪ね、文鳥にまつわる名所を巡るハイキングイベント(中日新聞社後援)が、「文鳥の日」の二十四日に、同市の近鉄弥富駅をスタート地点に市内一帯で行われる。この日は、市歴史民俗資料館の文鳥職員「ぶんちゃん」が一日“駅鳥(えきちょう)”を務め、文鳥に関わる品々もお目見え。主催者の近鉄が参加を呼びかけている。

 近鉄が、沿線各地で開くハイキングイベントの一環として企画した。近鉄弥富駅を出発し、ぶんちゃんが勤務する資料館や文鳥のオブジェが載った電話ボックス、「白文鳥発祥地」の碑などを巡って近鉄佐古木駅に到着する全長約七キロのコース。道沿いには文鳥をモチーフにしたパンや甘味を販売する店があるほか、文鳥が描かれた看板やマンホール、時計台なども所々で見られるよう設定した。

 近鉄ではハイキングに合わせ、文鳥のイラストが描かれた顔出しパネルやポスター、タペストリーを弥富駅に準備。この日限定の記念入場券など各種グッズも用意した。同駅を管理する近鉄蟹江駅駅長の谷崎隆二さん(55)は「弥富を文鳥で盛り上げたい。遠方からのお越しもお待ちしています」と呼び掛けている。

 一般社団法人「日本記念日協会」のホームページによると、文鳥の日は女性ライターが制定。語呂合わせで「手(10=英語ではテン)に(2)幸せ(4)」や、この時期にひなが出回ることなどが理由で、江戸時代から愛されてきた文鳥について考えてもらう狙いという。

ハイキングコースにある文鳥オブジェが載った電話ボックス=弥富市鯏浦町で

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 ハイキングは参加無料、予約不要で、午前十時から十一時までの間に近鉄弥富駅に集合することが条件。ぶんちゃんの一日駅鳥就任式は同資料館で午前十一時から開かれる。(問)近鉄名古屋イベント係=059(354)7007

 (大野雄一郎)

 

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