暴行容疑で電通局長逮捕 地検が釈放、W杯観戦後

社会・くらし
2019/10/15 13:31 (2019/10/15 19:58更新)

横浜国際総合競技場(横浜市)で13日にラグビー・ワールドカップの日本―スコットランド戦を観戦後、会場近くで警備員の顔を殴ったとして、神奈川県警港北署は15日までに、電通新聞局長吉野純容疑者(51)=東京都港区三田2=を暴行容疑で現行犯逮捕した。横浜地検は15日、吉野容疑者を釈放した。勾留請求しなかった。今後、任意で調べる。

県警港北署によると、吉野局長は当時酒に酔っており、スタジアムの外に設置された誘導用の柵に体当たりをしていて、注意した警備員を殴ったという。逮捕時に「たたいていません」と容疑を否認していた。

逮捕容疑は、13日午後10時15分ごろ、日産スタジアム周辺で、警備員の大学生(21)の顔を平手打ちした疑い。

電通広報部は「事実確認の上で適切に対応する」とコメントした。〔共同〕

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