2020年欧州選手権予選は14日、7試合を行い、A組のイングランドは敵地でブルガリアに6ー0で大勝し、勝ち点15で首位になった。H組はフランスがホームでトルコと1―1で引き分け、ともに勝ち点19。
イングランドがブルガリアから2点リードして迎えた前半28分だった。地元ブルガリアの一部のファンがイングランドの黒人選手に対し「モンキー」と叫ぶなど、人種差別行為が確認されため、ベベック主審(クロアチア)は試合を中断。差別的行為を止めるよう、場内アナウンスがされた。
試合は再開されたが、同43分にも同様の人種差別行為が確認されたため、ベベック主審は再び試合は中断。イングランドのサウスゲート監督と主将のケーンと協議を行った。ブルガリアの主将ポポフは、場内のファンに向かって、人種差別行為を止めるよう説得。多くのブルガリア人ファンが退場させられ、試合は再開された。
サウスゲート監督は「受け入れがたい。私が経験した、もっとも恐ろしいサッカーの試合だ。選手たちがこのような経験をすることは、本当に悲しい」と人種差別行為に屈しない強い姿勢を見せた。