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【プロ野球】

楽天・平石前監督が苦渋の退団「球団愛なら誰にも負けない、そんな私が決断を…それがすべて」

2019年10月15日 19時15分

楽天の平石洋介前監督

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 楽天の平石洋介前監督(39)が15日、仙台市内の球団事務所を訪れ、安部井本部長と立花社長に退団の意向を伝えた。

 10日に球団から退任が発表され、新設の2軍統括のポストが提示されていたが「お話はありがたいが」と固辞。退団を決断した理由を問われると「楽天に来て15年。選手やスタッフ、ファンへの思い入れは誰にも負けない。そんな私でも退団する決断をした。それがすべて」。察してくださいと言わんばかりに、言葉にできない苦しい胸の内を、こう表現した。

 今後については「何も決まっていない」と繰り返し、「ずっと野球をやってきたので、携わりたい気持ちはある。当然それが一番。今までユニホームを着させてもらって、これが嫌になったわけではないので」と、希望を口にした。

 球団創設最初のドラフト7巡目で入団し、選手、コーチと一度もユニホームを脱がず15年間過ごしてきた球団初の生え抜き監督。選手たちに「現役でやれることがどれだけ幸せか。今を大事に、自分の考えを貫いて野球を全うしてほしい」と思いを託した。

 

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