歌手の水前寺清子(74)が14日、埼玉県・越谷レイクタウンでデビュー55周年記念のフリーライブツアーをスタートさせた。
55周年にちなみ、全国のイオンモール55カ所を1年かけて回っていこう、というユニークなライブ企画。初日の越谷レイクタウンでは、デビュー曲「涙を抱いた渡り鳥」や代表曲の「三百六十五歩のマーチ」「ありがとうの歌」などを感謝の思いを込めて熱唱した。
2回のステージには合わせて3000人のファンが集まり、水前寺の愛称の「チータ!」の大声援が飛んだ。水前寺は「デビューしたのが東京五輪の年(1964年)、また来年東京五輪が見られるなんてこんな幸せはないです。55年歌ってこられたのも皆さんの支えがあってこそ。60周年を目指し恩返しできる歌を届けていきます」と話していた。