女優の宮本信子(74)、宮崎あおい(33)らが14日、東京都内で映画「真実」(是枝裕和監督)公開記念舞台あいさつに出席した。
是枝監督にとって初の国際共同製作映画。日本語吹き替え版で宮本は仏女優カトリーヌ・ドヌーヴ(75)、宮崎はジュリエット・ビノシュ(55)の役をそれぞれ演じた。
ステージでは映画のタイトルにちなみ、登壇者たちが最近知って驚いた“真実”をめぐるトークを展開。宮本は13日に史上初のW杯決勝トーナメント進出を決めたラグビー日本代表を挙げ「日本がものすごく強いんだという真実を知った。手のひらを真っ赤にしながら応援した」と興奮気味にコメント。宮崎も「私も昨日拍手をしていた。ヤッターって」と振り返っていた。
宮本も宮崎も洋画の吹き替えは初挑戦だったが、2人は吹き替え専門の監督が是枝監督とは別にいたことを知らないまま現場に行ったエピソードも暴露。是枝監督は「ちゃんと伝わっていなかった」と何度も謝罪していた。