ドライブインの製作⑪広告塔その2
広告塔の製作、前回の続きです。
【中山平貨物側線野積み上屋】・・・KATO給炭台上屋流用
5-3.部品組立(cont.)
広告塔製作の難所を越え、点灯試験OKまでが前回でした。
看板本体に上側枠を接着固定し、左右枠を取り付ければ出来上がりと思ったら寸法が足りません、看板本体12.8㎜に枠各1mm、看板表面挟み込んで15㎜の設計が破綻してます。
看板上下枠外寸計測は15.9㎜で0.9㎜長くなってました。 特に下枠、理論的には本体と密着できますが、配線引き回しで隙間ができた様です。
左右看板枠を16㎜長で作り直しました。 後で削ると漏光原因になるので、現物合わせで斜め削り量を調整し、ピタリ合う様にしました。
作り直し左右枠に遮光塗装黒色サフをを吹き、その上にオーシャングレーを吹きました、塗料のほとんどが無駄になる非効率な作業です。
看板本体に接着固定し、広告塔完成です。 しかしカメラの目は非情、定位置に左右枠を接着したつもりだったのに写真左側0.3㎜ほど上へズレてます(涙)
遮光性確認を兼ねて点灯試験しました。 看板枠からの漏光はありませんが看板本体周囲が漏光がらしておりNGです、看板本体と枠を先に一体化し、最後に看板表面を貼る工程にすべきでした(遅!) さて作り直さずにどうリカバーするか?です。
リスクの少ない隙間埋めでなく看板表面貼り直しを選択、両面テープ糊を含めできる限り剥がしました、輝度スポット対策黒色ウェザリングマスターも落としました。
最悪断線・電極剥離でやり直しリスクがありましたが無事点灯でホッとしました。 この写真で見るとLED電極付近の輝度スポットが良く解ります。
この方法を選択すると、両面テープシールを位置正確に貼るのはまず無理です。 フォトマット紙写真印刷に替えてコントラストの甘い普通紙印刷看板文字への不満解消を一挙に解決する目論見です、LED輝度を上げれば十分いけると判断しました。
フォトマット祖看板表面を切り出し乗せてみました、普通紙で0.5mA で得られた明るさにするには3mA 必要ですが、クッキリした文字は断然良くなりました。 LED電極付近の輝度スポットが看板表面にもハッキリ表れます。
今度は看板表面を最後に貼るので鉛筆と消しゴムで輝度スポット対策をカット安堵トライできます、LEDのわずかな傾きにより両面補正量は違う結果になりました。
看板枠より縦横0.5㎜ほど大き目の看板表面裏に木工用ボンドを塗り看板表面に貼りました、四辺をピンセットで押さえ、枠に微量乗り上げる形で漏光防止しました。 紆余曲折工作でアクリル板表面汚れの影響が残りましたが、まずまずの出来栄えです。
思わぬ回り道(いつもの事か?)で今回はここまでにします。
ではまた。