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【ドラニュース】

実に5度目「慣れました」中日の“頭部死球王”石垣雅海が一度は交代も…代打再登場で不屈ヒット

2019年10月15日 21時44分

2回表2死、頭部死球を受け途中退場する石垣

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◇15日 フェニックス・リーグ 中日4―2楽天(ひむか)

 野球は怖がってちゃやれねえ! 中日の石垣雅海内野手(21)が15日、「みやざきフェニックス・リーグ」の楽天戦(ひむか)の2回の第1打席で頭部に死球を受け、代走を出されながら特別ルールで7回に代打で再出場。打席で怖がる仕草すら見せず遊撃内野安打を放ち、7試合連続安打となった。試合は4―2で快勝した。

 頭部死球でもビビることはない。2回2死走者なし。楽天・西口の147キロの直球が石垣の左耳の上、側頭部のヘルメットを直撃。もんどり打って倒れると、トレーナーらが慌てて駆け寄る。やっとのことで立ち上がりベンチに戻ると、代走・三ツ俣に交代した。

 「大丈夫です。(球筋の)残像が残ったぐらい。慣れましたから」

 実は、石垣は頭に死球を受けるのは5度目。脳振とうになり病院に直行したこともあるが、恐怖感を拭い去る気迫がある。すぐベンチに戻って声を出し始めると、フェニックス・リーグ特別ルールで、7回1死から代打で再出場。3番手右腕小野から遊撃内野安打を放ち、一塁へ全速力で駆け抜けた。

 

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