【ロンドン原田公樹】昨季末で現役引退したサッカーの元チェコ代表、GKペトル・チェフ(37)が13日、アイスホッケーに転身し、デビュー戦でペナルティーショットを2本止めるなどの活躍でマンオブザマッチに選出された。
イングランド・アイスホッケー南部2部リーグのギルフォード・フェニックスに加入したチェフは同日、スウィンドン・ワイルドキャッツ2とのリーグ戦でGKにあたるゴールテンダーとしてプレー。チームの勝利に貢献し、「子供のころからの夢がかなった。サッカーでもそうだったが、夢を追い続ければかなうことを子供たちに伝えたい」と英国メディアの取材に答えた。
チェフは2015年まで11季にわたってチェルシーの守護神として4度のリーグ優勝などに貢献した。その後アーセナルで4季プレーし、昨季限りで引退してチェルシーのテクニカルアドバイザーに就任。空き時間にアイスホッケー選手としてプレーすることを発表していた。