卓球のスウェーデン・オープン、ドイツ・オープンの女子シングルスで2大会連続で準優勝した伊藤美誠(18)=スターツ=が15日、羽田空港に帰国。東京五輪選考レースで大きく前進したこの2週を「充実した大会で、一気に成長できた」と実感を込めた=写真。
9月のアジア選手権などを回避し、1カ月間集中して準備に費やしてきた。大会中は発熱やのどの痛みが出るなど、体調を崩しながらも決勝戦まで駒を進めた。「前よりもできることが増えたし、プレーの質も向上した。メンタルでも収穫がありました」と振り返った。現在、石川佳純(全農)、平野美宇(日本生命)と僅差で2枠の五輪個人戦代表を争っている状況だが「プレッシャーは全くなくて、勝ちを積み重ねていけたらいい」と話した。 (平野梓)