ワークフロービルダーが新登場 : Slack で簡単にタスクを合理化
フォームやメッセージなどの自動化で面倒な雑務にさよなら
Slack の調べでは、オフィスワーカーの 70% が業務の遂行に他のチームや同僚の助けを必要としていることが分かっています。協力してプロジェクトを進めるには、リアルタイムで適切な担当者に適切な情報を届けることが欠かせません。にもかかわらず、申請を行ったり、進捗状況を尋ねたり、チームメンバーに関連情報を伝えたりといった手続きは手間のかかるものばかり。これがプロセス全体のボトルネックとなることもままあります。
Slack が今日リリースする新しいツール、ワークフロービルダーは、生産性向上の妨げとなるこうした障壁を取り除き、Slack でのプロジェクト進行をさらにスムーズにするソリューションです。
ワークフロービルダーは、Slack ユーザーがカスタムのワークフローを作成して日常的な業務の自動化を実現するまったく新しいビジュアルツールです。わずか数分で、以下のようなタスクがシームレスに実行できるようになります。
- チームからのリクエスト収集方法を標準化
- システム障害をリアルタイムで報告
- 歓迎メッセージで新メンバーが素早く業務に馴染めるようサポート
… 他にも、さまざまな用途があります。ワークフロービルダーの活用方法をチェックしてみましょう。
今すぐ作成して使えるワークフロー
チームのワークフローをゼロから作り始める代わりに、ツールに装備されたワークフローテンプレートをダウンロードしてインポートすれば手軽に始められます。そのまま使っても、チームのニーズに合わせてカスタマイズしても OK。いくつか実際の例で見てみましょう。
自動の社員研修メッセージで新しいチームメンバーをチャンネルへ歓迎
プロジェクトメンバーの入れ替わりや、チームの変更、新入社員の採用などで、チームの顔触れが変わるのも珍しくありません。そんな中、新しいメンバーにプロジェクトの現状と最新情報を伝えるのは、なかなか難しいものです。
これまでは、特定のドキュメントを探し当てて、決まった質問をしてプロジェクトリーダーを特定し、プロジェクトの現況を確認する必要がありました。これに対して、ワークフロービルダーを使えば、チャンネルに新しいメンバーが参加するたびに確認すべきリソースを自動送信することが可能に。わざわざ他のメンバーに質問する必要はなくなります。
さらに、それぞれの略歴など、新メンバーにフォームへ追加情報を入力してもらい、入力済みのフォームを #welcome
チャンネルに投稿すれば、他のメンバー全員に新メンバーを紹介することができます。
このワークフローは、チャンネルや対象者を選ばず使えます。例えば、職場のチャンネルに初めて参加したメンバーに対しては、オフィスについて知っておくべき情報、不明点や詳細を問い合わせられる窓口を記載したメッセージを送信することもできます。
今すぐトライ : 導入メッセージワークフローをダウンロード
カスタムフォームで情報をリクエスト
日々の業務の中で、リクエストをしたり反対にメンバーからリクエストを集めたりする場面は多々あります。在庫が少なくなったオフィス用品を発注する時や、ロンドンオフィスへ出張する予定で、フロントデスクとセキュリティチームに前もって知らせておく必要のある時など、その内容はさまざまです。
ワークフロービルダーを使えば、Slack 内から直接こうしたリクエストの作成方法を自動化し適切な担当者に確実に届くようにすることができます。
例えば、出張関連の申請を行う #travel-requests
チャンネル。チャンネルを開き、上部のアクションメニュー () を起動して日程、都市、利用したい航空会社などの基本情報をいくつか入力すれば、その入力内容を通常のチャンネル、ダイレクトメッセージや旅行代理店との共有チャンネルなどに送信できます。