仮想デスクトップをサービスとして提供するDaaS(Desktop as a Service)と、ノート型デバイス「Chromebook」や「MacBook」、さらにはタブレット「iPad」は、ぴったりの組み合わせだ。これらのデバイスはいずれも、それ自体の成熟度が高いだけでなく、アプリケーション仮想化やデスクトップの仮想化と組み合わせることが可能だ。この組み合わせを生かせば、企業はエンドユーザーに対して多様なデバイスの選択肢を提供しやすくなる。
「リモートのWindowsデバイスで稼働するアプリケーションやデスクトップを、Windows以外のOSを搭載したデバイスで利用できるようにする」という考え方は、新しくはない。この考え方は常に、リモートコンピューティング(遠隔のデバイスからコンピューターを利用する仕組み)の“中心原理”となってきた。特にオンプレミスのVDI(仮想デスクトップインフラ)またはDaaSと、Chromebookを組み合わせるという考え方に基づいて、これまでにベンダーが他社との提携などの取り組みを進めてきた。
現在、幾つかの動きがこの考え方に新風を吹き込んでいる。主要なトレンドを紹介しよう。
近年のハイパーバイザー市場において、「Nutanix AHV」が着実に利用シェアを伸ばしている。その「3つの理由」を明らかにするとともに、Nutanix AHVの導入を検討する際に押さえておきたい機能の数々を紹介する。
仮想化環境では、共有ストレージ構成に端を発するノイジーネイバー問題が無視できない。さらに物理環境の複雑化も重なれば、その運用負担は計り知れない。これらの課題に悩まされてきたJR西日本の事例からIT基盤更改の秘訣を探る。
ソフトウェア定義データセンター(SDDC)のデータ管理アプローチでは、「物理」「仮想化」「管理」の3つの論理層に分けてプロセスを考える。それぞれの層でできることは何か、基礎知識を整理する。
働き方改革の進展とともに社外でのPC利用の機会が増加し、持ち出し端末からの情報漏えいリスクが高まっている。その対策として、ローカルにデータを置かない「データレスPC」を導入した3社の事例から、その効果と運用のコツを探る。
多くの企業の基幹システムを支える「IBM i(AS/400)」だが、「AIを使ったデータの活用は、技術的ハードルやコスト面で難しい」と諦めてはいないだろうか。日本情報通信が“IBM iで攻めのデータ活用” を可能にする。
これで“高価な設備投資”は不要となるか 持ち出しPCを安価で守る方法 (2019/10/8)
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クラウド版Windows「Windows Virtual Desktop」の衝撃(無料eBook)
Microsoftの「Windows Virtual Desktop」は、仮想デスクトップをクラウドサービスとして提供するDaaS(Desktop as a Service)だ。DaaS市場に一石を投じる同社の製品戦略や、他社サービスとの違いを紹介する。
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タピオカドリンクを購入する理由などを、20~34歳女性1764人にリサーチしています。
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ラグビーに関心を持つ人が急増――マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングが調査
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