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富山新聞

あぶりもちを買い求める参拝客=15日午前9時半、金沢市野町2丁目

厄よけ願うあぶりもち

2019/10/15 16:10

 藩政期から300年以上続く「あぶりもち神事」が15日、金沢市野町2丁目の神明宮で始まり、参拝客が列をなして餅を買い求め、無病息災や厄よけを祈願した。

 

 餅は、おはらいに使う御幣(ごへい)に見立てたひし形で、みそだれで味付けした食用と、玄関などに飾り災難よけとする「家守(いえまもり)」の二つがある。境内では、餅を味わう家族連れらの姿も見られた。神事は17日まで。

 

 15日の石川県内は気圧の谷や寒気の影響を受けて曇り空が広がり、正午までの最高気温は金沢18・5度、輪島17・5度と、肌寒い日になった。

 

 金沢地方気象台によると16日の県内は高気圧に覆われて晴れ、昼前まで時々曇りの見込み。最高気温は金沢20度、輪島18度を予想している。