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332徳野英治、ついに韓氏オモニ無原罪誕生を語る

■「世界家庭」2019年10月号に、徳野会長が8月27日に成約ビルで語ったメッセージが掲載されています。その中で徳野会長は「はっきりと知らなければなりません。独り娘には原罪がないのです」と述べています。

家庭連合が正式に韓氏オモニが生まれながらの無原罪であるということを主張したのは、太田朝久「神の摂理と独り娘」(2016.6.7UP)、阿部美樹「真のお母様の無原罪性と重生」(2016.6.7UP)、赤石僚「『独生女』誕生と血統的過程」(2016.12.29UP)の3つの動画でのことでした。

次に周藤健著「成約摂理解説」(2019.3.16発行)の中にそのことを記述し、また小山田秀生ゾンビが「韓鶴子総裁御言選集」の内容を紹介する動画「文鮮明先生が見た韓鶴子総裁」の第1回(2019.7.5配信)の中で、その趣旨を本の要約として読んでいます。

そのような積み重ねの上で、いよいよ徳野会長も語らざるを得ない状況に追い込まれた結果として、この韓氏オモニ無原罪誕生発言となり、それをそのまま「世界家庭」に掲載したのです。徳野会長は上記の言葉に続けて、以下のように語っています。

□徳野英治:今まで、真のお父様によって堕落した女性の中から贖われて、真のお母様の原罪が清算されたと多くの人は理解していたようですが、そうではないのです。これが正に、お母様が吐露された"歴史の真実"です。


■「多くの人は理解していたようですが」とは、よく言えたものです。自分も原理講師としてそのことを講義し、教育もして来たはずなのに、人ごとのように語っています。まして「多くの人は理解していたようですが」とは、そうでない人が一部いることを前提とした言い方ですが、そんなことがあり得るはずがありません。

韓氏オモニが堕落した女性の中から贖われたということを聞いて理解して信じた人が食口になるのであって、それを聞きもせず理解もせず信じもしない人は初めから食口にはなりません。

また「これが正に、お母様が吐露された"歴史の真実"です」ということであれば、お父様ご存命中の常識であった韓氏オモニ有原罪誕生の理解は真実でなかった、間違いであったということになります。ではなぜお父様ご存命中においては間違った理解をしたのかと問えば、それはお父様の韓氏オモニに対する理解が間違っていたからだという理屈になります。徳野会長は以下のように語っています。

□徳野英治:私も三年前、最初に独り娘という話を真のお母様から伺ったとき、率直に言って戸惑いました。

■ここで言う「独り娘という話」とは、韓氏オモニ無原罪誕生の話ということです。それを聞いて戸惑ったというのですから、徳野会長も韓氏オモニは有原罪誕生であると理解し、そのように信じていたということです。それはお父様の教えの通りに理解していたということです。しかしそれが間違いであるということになれば、お父様の教えが間違っていたということになります。すなわち、徳野会長はお父様を否定しているのです。

■そして以下のように、韓氏オモニが無原罪誕生であるということに対して疑念を持ったとしても、徳野会長は寛容に受けとめるような言い方をしています。

□徳野英治:もし、皆さんの中に、この点に関して葛藤している方がいるとしたら、その葛藤を無理に捨てろとは言いません。戸惑うこと自体が信仰生活において悪いこととは言い切れません。

■しかし、続く言葉「今後、真のお母様についていくことはできません」で、韓氏オモニ無原罪誕生に対する葛藤も戸惑いも許されないことだとしているのです。

□徳野英治:この問題を真剣に考え、本当の意昧でみ言に即して理解していかないと、今後、真のお母様についていくことはできません。

■もはや家庭連合には信仰の自由も、思想信条の自由も、言論の自由もなく、完全な独裁体制ができあがっているのです。

徳野講話

■そして徳野会長は、江利川会長脱会の報告に韓氏オモニがどのように反応したのかを語りました。

□徳野英治:過去、会長まで経験した江利川安榮さんの脱会を真のお母様にご報告したときのことは、今でも忘れることができません。そのときお母様は、「真の父母と直接の因縁がなかった一般の食口ならまだ理解はできる。でも、江利川ともあろう者がなぜ…」と、はっきりとおっしゃいました。

つまり、真の父母様から直接愛され、十分なまでの個人的な心情因縁があった江利川さんが、なぜ、何が正しいのかを判断できないのか、といういことです。真のお母様は、真の父母としての悲しい思いを私にぶつけられました。そのいたたまれないほどの悔しさと歯がゆさに満ちあふれたお母様の視線を今なお、永遠に忘れることができません。(2019.8.27「世界家庭」2019.10)

■「悔しさと歯がゆさに満ちあふれたお母様の視線」という表現は「悔しさと歯がゆさに満ちあふれたお母様の表情」とした方が分かりやすいと思います。これは端的に言えば、韓氏オモニはヒステリックにわめき散らしたんだろうと思います。「悔しさと歯がゆさに満ちあふれた表情」など、韓氏オモニがまともな真の母であるならあり得ないことです。

そして「真の父母と直接の因縁がなかった一般の食口ならまだ理解はできる。でも、江利川ともあろう者がなぜ…」というのですが、本当のところは「私が指輪をあげ、宝石もあげ、お金もあげたというのに、江利川はなぜ…」ということではないかと思います。江利川会長は自分の手にはめている指輪を見せて、韓氏オモニから頂いた指輪だと語っておられましたし、オモニからお金をもらったけど献金したと語っておられました。また、体型が韓氏オモニと似ており、服もよく頂いたそうです。

韓氏オモニは指輪宝石など、気前よく人にあげるということはお父様も語っておられましたが、そのようなことを通して人心掌握できることを学んでいたことでしょう。組織の要にいる主要幹部はひとり残らずお金で籠絡されていたはずです。江利川会長に対してもそのようにして手を打っていたと思いきや、その効き目がなかったことから「悔しさと歯がゆさに満ちあふれた表情」でヒステリックにわめき散らしたのだと思います。

一般平食口なら韓氏オモニから金目のものやお金そのものを頂けるなんてことはありませんから、そのような事情が「真の父母と直接の因縁がなかった一般の食口ならまだ理解はできる」という表現に隠されていると見ることができます。徳野会長が「永遠に忘れることができません」と語っているほどですから、韓氏オモニのヒステリックぶりは、きっと私達の想像以上のものなのでしょう。

世界家庭201910徳野講話02

***

【資料】
□徳野英治:なぜ、この書信が重要かというと、私たちは正しい真の父母観、独り娘(独生女)観についてはっきりと理解しなければならないからです。私も三年前、最初に独り娘という話を真のお母様から伺ったとき、率直に言って戸惑いました。しかし何度も直接お話を聞くうちに、知的にも心情的にもよく理解できるようになりました。

UCIに行ってしまった郭錠煥氏は「自分は50年間、真のお父様に侍ってきたが、『独り娘』というみ言は聞いたことがないと言ったそうです。しかし、お父様は地上におられる期間の中で独り娘という話をみ言選集に記録されているだけでも180回もされています。郭氏は真のお母様の価値を否定したいがゆえに、平気で聞いたことがないとうそを言っていることになります。これが分派の恐ろしさです。

はっきりと知らなければなりません。独り娘には原罪がないのです。今まで、真のお父様によって堕落した女性の中から贖われて、真のお母様の原罪が清算されたと多くの人は理解していたようですが、そうではないのです。これが正に、お母様が吐露された"歴史の真実"です。

もし、皆さんの中に、この点に関して葛藤している方がいるとしたら、その葛藤を無理に捨てろとは言いません。戸惑うこと自体が信仰生活において悪いこととは言い切れません。しかし、この問題を真剣に考え、本当の意昧でみ言に即して理解していかないと、今後、真のお母様についていくことはできません。自分自身の心の中で、あいまいなままに放っておくと、分派に引っかからないという保証はないのです。

過去、会長まで経験した江利川安榮さんの脱会を真のお母様にご報告したときのことは、今でも忘れることができません。そのときお母様は、「真の父母と直接の因縁がなかった一般の食口ならまだ理解はできる。でも、江利川ともあろう者がなぜ…」と、はっきりとおっしゃいました。

つまり、真の父母様から直接愛され、十分なまでの個人的な心情因縁があった江利川さんが、なぜ、何が正しいのかを判断できないのか、といういことです。真のお母様は、真の父母としての悲しい思いを私にぶつけられました。そのいたたまれないほどの悔しさと歯がゆさに満ちあふれたお母様の視線を今なお、永遠に忘れることができません。(2019.8.27「世界家庭」2019.10/P.23〜24)

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■ プロフィール

澤田地平

Author:澤田地平
1953年長崎県生まれ
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携帯:080-3272-0026
e-mail:swdsw5@yahoo.co.jp
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