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神戸新聞広告賞の受賞者ら=神戸市中央区波止場町
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神戸新聞広告賞の受賞者ら=神戸市中央区波止場町

 2018年に本紙に掲載された優れた広告に贈られる「神戸新聞広告賞」の表彰式が5日、神戸市中央区内のホテルで開かれた。26作品が受賞し、神戸新聞社の高士薫社長らが表彰状を手渡した。

 計73点の応募作品の中から、最優秀賞は昨年2月11日付朝刊の別刷りに掲載された電通の「SINCE 1995」が選ばれた。阪神・淡路大震災から23年をテーマに「あの時から、私たちが手にしたものに思いを馳(は)せてみたい」というコピーとともに、震災後に生み出されたものを取材。耐震化された阪神高速の橋脚や学校、トリアージのタグやレスキューロボ、被災者生活再建支援法などをモチーフにした写真を紙面の上半分に配し、下半分を黒く塗りつぶす表現で強調した。

 審査員を務めた神戸デザイン協会理事長の網本雅生さんは「震災後に築かれたものをブラックと対比した表現にびっくりしたし、見た人を感動させた」と講評。電通新聞局長の吉野純さんは、被災者の悲しみに触れる点に悩んだとし「克服し、乗り越え、神戸が積み重ねたことをポジティブに表現したことを評価してもらえた」と話した。(鈴木雅之)

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