記録的な大雨を降らせ各地に甚大な水害をもたらした台風19号の次の
台風20号ノグリーの、たまごとなる熱帯低気圧は発生しているのか?
【 本稿の記事ページの目次 】
米軍JTWC台風20号たまごの発生位置は
ABPW10 PGTW 140600MSGID/GENADMIN/ジョイントタイフーンWRNCENパールハーバーHI//
SUBJ/重要な熱帯気候の天気予報/南太平洋/140600Z-150600ZOCT2019//RMKS/
1.西部北太平洋地域( 180からマレーシア半島 ):
A.熱帯サイクロンの概要:なし。B.熱帯外乱の概要:なし。
上の衛星画像は米軍JTWC合同台風警報センターのコンテンツだが次の台風20号ノグリー[ neoguri ]の、
たまごとなる熱帯低気圧の発生を伝える熱帯警告の予報は発行されていない。
ただし、あくまでも2019年10月14日時点の米軍JTWCの報告なので今後は変わる可能性もある。
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ヨーロッパ予報の10日先の気圧配置図
次に、10日先までの気圧配置図を発行しているECMWFヨーロッパ中期予報センターの最新情報から。
あくまでも10月14日時点の最新情報なので、今後は変わる可能性は0%ではないが
少なくとも次の台風20号のタマゴらしき熱帯低気圧は発生していない。
つまり現時点では、2019年10月24日までは台風20号の、たまごは発生していない。
昨年の2018年の台風20号シマロンは、8月に発生して日本列島を縦断している。↓
気象庁の48時間後の気圧配置図で卵は
気象庁公式ホームページ「 天気図( 実況・予想 )10/16/9時 」[ https://www.jma.go.jp/jp/g3/ ]を、
瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成。
次に日本の気象庁が公開している2日先の天気の気圧配置図だ。
気象庁の台風情報は、基本的に熱帯低気圧となる通称タマゴが発生してから発表される。
なので少なくとも現時点では次の台風20号の卵は発生していない。
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気流アニメーションWindyで台風20号
次に台風の進路予想図を、アニメーション画像で見れるWindyの映像を以下に貼る。↓
10月15日の時点では、23日の水曜日までの気圧配置がアニメーション画像で確認できる。
23日までに目立った台風20号の、たまごとなる熱帯低気圧の発生は確認できない。
ちなみにベースとなる気象データはヨーロッパ中期予報センターの、
ECMWFモードで埋め込んでいるが、ヨーロッパ予報と全く同じではない。
台風19号が上陸したのは令和元年10月12日の午後6時57分頃だが、
もう季節柄、台風シーズンは過ぎているので今後も卵の発生確率は低い。
現在の気流で次の台風20号のタマゴは
次に今現在の気流などの気象情報を3時間おきにリアルタイムで視認できる「 EARTH 」の画像データから。
上の画像は、14日時点のコンテンツだが15日の午前0時時点も
次の台風20号の卵となる熱帯低気圧は発生していない。
まとめると、2019年の10月15日の時点では次の台風20号ノグリー
[ neoguri ]の、たまごとなる熱帯低気圧は発生していない。
10月は台風の発生確率は低いが、昨年2018年には下旬の21日に台風26号イートゥー( うさぎ )が発生しているので油断はできない。
ちなみに、2018年の10月に発生した台風26号は日本列島には来ず
フィリピンルソン島を横断して南シナ海の香港の南の海上で消滅した。
2019年の台風20号の、たまごとなる熱帯低気圧がいつ発生するかは
10月15日の時点では不明だが今後も新たな最新情報が入り次第、随時更新する。
ちなみに次の台風20号の名前の「 ノグリー 」[ neoguri ]は、国際機関である
台風委員会に53番目に登録されている名前で意味は「 たぬき 」、命名国は韓国である。
通過した台風19号ハギビスが、未曾有の甚大な水害による深い爪痕を残して
全角各地で復旧作業に追われている最中なので、次の台風20号は発生して貰いたくないのだが。