「大阪都構想」の住民投票は大阪市で暮らす外国人にも投票権を
来年行われる見通しの、いわゆる「大阪都構想」の住民投票に向けて、外国籍の市民も投票に参加できるよう呼びかける集会が開かれました。
大阪市を廃止して特別区に再編する「大阪都構想」の是非を問う住民投票は来年秋ごろにも実施される見通しですが、今の法律では、市内におよそ13万7千人いる外国人は投票できません。
市民グループは、永住者など一定の条件を満たす外国籍の住民も投票できるよう、法律の改正を求めて署名活動を行っています。
【「みんなで住民投票」呼びかけ人郭辰雄(カクチヌン)さん】「大阪のことを決めるときに外国人の声にも耳を傾けてほしい。
人口の5%は外国籍の人なので、そういう人も一緒に入って決めていきましょう」
市民グループはことし中にも、請願書を大阪市と国会に提出したいとしています。