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2019年10月14日 18時49分
中日のダヤン・ビシエド内野手(30)が、本紙インタビューに応じ、名古屋へのあふれる思いを明かした。今年のシーズンオフは12月下旬まで名古屋に滞在。シーズンが終了して母国に帰国する外国人助っ人がほとんどの中、今年は異例となる球団納会、ファンフェスタへも参加する予定だ。
-来日して4年目。9月末でシーズンが終わった今年は12月下旬まで日本で過ごす。外国人としては異例の滞在
「そうなんだ。子どもたちが日本のインターナショナルスクールに通っているからね。家族が一緒にいることが大事だし、日本の学校に通いながら、米国の学校にも通うより日本だったら日本で通す方が子どもの教育にも大切なこと。子どもたちは日本の学校に慣れて友達もいるからね」
ー日本で過ごす初めての長いオフ。その予定は
「寒くなる前には東京ディズニーランドに連れて行ってあげたいね。あとは沖縄。いつも仕事でしか行ったことがないから、プライベートで楽しみたいよ。もちろん、日本にいる間も来季に向けてトレーニングを積んでいくよ」
-息子のビシエド・ジュニア君は少年野球チーム「大須パンサーズ」でプレーしているとか
「試合を見に行く機会はまだないけど、彼の友達が送ってくれる映像は見ているんだ。まだ9歳だけど少しずつうまくなっているよ。日本の野球の練習方法は素晴らしい。守備がうまくて、ショートやピッチャーをやったり、今年はキャッチャーも経験したんだよ」
ー名古屋に住み始めて丸4年。心も名古屋人に染まりつつある
「名古屋での生活には慣れたね。とっても落ち着いた町でいい街だよ。僕の故郷はキューバのビジャ・クララという街だけど、首都のハバナほど都会でもなく田舎でもない。日本の名古屋とは似ているところもある。日本のように素晴らしい建物ばかりではないけどさ」
-故郷キューバを離れ、米国、日本と渡り歩いてきたビシエドにとって家族とは
「家族がすべてだよね。いいときも悪いときも一緒にいてくれる。スポーツ選手にとって家族と一緒にいられるというのが大事なんだ。家族といれば落ち着いて仕事ができるし、野球にも集中できるからね」
ー今季はリーグ2位の打率3割1分5厘、93打点とチームトップ。18本塁打も福田と並びチームトップタイだった
「ホームラン20本には到達できなかったけど、3割以上打てたし、90打点以上挙げた。4番打者としてやらしてもらって、ホームランも大事だけど走者をかえすのが大事。波がないように成績を残すのが大事なのでそういう意味では満足してるね」
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