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 台風19号の影響で氾濫した、東京・世田谷などを流れる多摩川。その水位は、台風の接近・通過とともにどのように変化したのか。高層ビルの上から撮影した二子玉川駅周辺の多摩川の写真を基に見てみよう。

 写真は二子玉川駅周辺の様子を、南東に位置する高層ビルから日経 xTECHの読者が撮影したものだ。写真奥が上流側、左手前が下流側に当たる。2019年10月12日午前10時過ぎから撮影を始めた。

2019年10月12日午前10時22分に撮影した多摩川の様子。国土交通省の水位観測所(二子橋下流約100m)で観測した同日午前11時時点の水位は5.2mだった。台風19号は午前10時時点で、八丈島の西南西約230kmの位置を進んでいた。写真手前は二子玉川駅と二子橋。写真中央に見えるのが玉川通りの新二子橋(写真:読者提供)
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2019年10月12日午後0時34分に撮影した多摩川の様子。国土交通省の水位観測所(二子橋下流約100m)で観測した同日午後1時時点の水位は5.76mだった。午前10時22分に撮影した写真と比べると、二子玉川駅の上流側の河川敷で、水没した範囲が広がっていることが分かる(写真:読者提供)
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2019年10月12日午後2時54分に撮影した多摩川の様子。国土交通省の水位観測所(二子橋下流約100m)で観測した同日午後3時時点の水位は6.77mだった(写真:読者提供)
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2019年10月12日午後5時2分に撮影した多摩川の様子。国土交通省の水位観測所(二子橋下流約100m)で観測した同日午後5時時点の水位は7.62mだ。午後4時の時点で、下流にある田園調布の観測所(調布取水堰上流約150m)では水位が8.46mに達し、「氾濫危険水位」を上回っていた。気象庁は午後3時30分、7都県に大雨特別警報を発表した(写真:読者提供)
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