Visual Studio CodeがPython対応強化。Jupyter Notebooksネイティブ編集、Pythonファイルの直接実行など
オープンソースのコードエディタ「Visual Studio Code」が10月のアップデートでPython関連機能の強化などを行いました。機能強化はおもにPython拡張機能を通じて提供されます。
Python周りの機能強化の1つ目は、Visual Studio CodeのエディタがJupyter Notebooksのネイティブ編集機能を備えた点です。
Jupyter notebooksは、Pythonのコードを打ち込んですぐに実行できるインタラクティブなコード実行環境です。実行結果も表やチャートの形式で表示されます。
Visual Studio Code上でもVariable Explorerによってリアルタイムに表やチャートが表示されます。
Visual Studio CodeからJupyter Notebooksのファイルを開いて編集でき、その際には自動的にJupyter Serverに接続。外部のJupyter Serverへの接続も可能です。
AI支援によるコーディングを提供するIntelliCode機能の拡張機能なども合わせて利用できるため、効率的なコーディングも可能です。
2つ目の機能は、Pythonコードのファイルを実行し、ターミナル部分に経過と結果を表示する「Run Python File in Terminal」ボタンです。アドホックなPythonコードの編集が容易になります。
そのほか、Viusal Studio Codeの2019年10月版アップデートは下記のような多くの新機能などが行われています。
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