誤ってmacOS 10.15 Catalinaアップグレードしないようにシステム環境設定に表示されている「macOS Catalina」のアップデート通知を非表示にする方法です。詳細は以下から。
Appleが現地時間2019年10月07日に正式リリースした「macOS 10.15 Catalina」ではApple Arcadeや新しい探すアプリ、Sidecarなどが利用できますが、macOS Catalinaでは32-bitアプリやQuickTime 7がサポートしていたレガシーメディアが利用できなくなるため、macOS Mojave以下のmacOS環境を維持したいユーザーも多いと思います。
ただ、macOS MojaveのmacOSにはシステム環境設定に移動したソフトウェア・アップデートパネルにmacOS 10.15 Catalinaのアップデートが強制的に通知されるので、これを誤って実行しmacOS Catalinaへアップグレードしないように非表示にしておく方法があります。
softwareupdate
macOS 10.15 Catalinaへのアップデート(アップグレード)表示を非表示にする方法はmacOS Mojaveと同じ様に「softwareupdate」コマンドを利用して”macOS Catalina”をignoreしてやるだけで、アップデート表示を元に戻したい場合はreset-ignoredで再度表示できるので、システム環境設定に表示されるアップデートが気になる方は試してみてください。
- システム環境設定に表示されている”macOS Catalina”のアップデートを非表示にする。
softwareupdate --ignore "macOS Catalina" softwareupdate --reset-ignored "macOS Catalina"
コメント
おしゃる通り、どうしてもCatalinaに移行できないアプリを抱えており、このトピックは貴重です。
ユーテリティーの一つであるターミナルアプリをキックし、提示されているコマンド内容(softwareupdate –ignore “macOS Catalina”)で、無事 「未適用アップデートが1件あり」を示す 赤丸(1)の通知は以下の付加的な操作で消せました。
不慣れな初心者へのメモ:
付加的な操作とは、「上記コマンドを入力し、Ignore updates:云々が表示された後に、
”ソフトウェア アップデート”のアイコンをワン クリックさせて、最新状態を認識させる」ことです。
この操作を行わないと、そのまま再起動させても ”ソフトウェア アップデート”に表示されている 赤丸(1)の通知は消えません。