昨年のピンクリボン月間には
を書きました。
の記事でも書きましたが乳癌検診が普及してくると、
早期でない乳癌患者に対して
あるいは
乳癌でお亡くなりになった方に対してまで、
検診を受けなかったからだ、
とか、
検診を受けなかったのだから
自己責任である
という意味にもとれる発言を
なさる方々が
少なからずいらっしゃり、
当事者は、
進行した乳癌であるという
受け止め難い現実に加えて
さらに傷つけられます…。
乳がんは
毎年検診を受けていても、
見つからないものもあるし、
介護、育児など
様々な事情があって、
検診へ行くタイミングを
逃す人々だっています。
今年の5月に、広大病院乳腺外科ブログの
記事をリブログ紹介させていただき
ましたが、
再度、引用させていただきます。
「
アメリカでは「母の日＝乳がん撲滅」
みたいになっていますが、
日本と違うところは
アメリカは乳がん検診率が高いので、
「乳がん検診に
行きましょう！」
というのが
スローガンではなく、
乳がん患者さんへのサポート
の意味合いが強いです
(中略)
乳がん患者さんを・・・
みんなでサポートする
それは球場の外へ、
社会へ拡がっていく
」(引用させていただきました)
勝俣先生も以前
twitterで呟いていらっしゃいました。
私は過去記事にも書きましたように
乳がん検診も受けず、
諸事情で
(結局、叩かれ続けていますので
諸事情も書きました)
しこりに気付きながら放置、
さらに、
外来に行くレベルで初検診に行った
黒歴史があり、
さらにさらに、進行の速い厳しいタイプの
乳癌でもあったので、
その反省を踏まえて、
乳癌検診に行きましょう！
早期発見・早期治療(手術)をしましょう！
ということも、
知人、友人にお勧めし、
このブログでも呼び掛けてはいます。
乳癌検診に行きましょう！
のピンクリボン運動は、
だいぶ認知されてきていると感じますので、
日本でも、そろそろ次の段階、
乳癌、癌や治療について、
患者以外にも知識が広まり、
乳癌患者が
生きやすくなる社会、
癌を抱えていても、
自分らしく生きていける社会
になっていく、
していくための活動
が広まっていけばいいなぁ、
と思います。
「サポート」より先に、まずは、
癌と無関係に生きている人々や
マスコミなどに、
癌の多様性について
「正しい理解」をして欲しい、
癌=死？ 悪い？ 語っちゃいけないことの
ように、バッシングしないで欲しい、
叩いたり、蔑視するようなことを
言ったり、書いたり、発信したりする人々が
いなくなりますように
祈ります。
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