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おかしな転生 作者:古流 望

25章 Pie in the sky

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242話 あんこフェスティバル

 真新しい建物の中、物珍しそうにきょろきょろと辺りに視線を飛ばす中年男と若者。ホーウッドとデジデリオの二人だ。

 今日から自分たちが好きにしていい場所ともなると、色々と高揚する気持ちを抑えきれない。文字通りの自分たちの城を持つ。研究員としてキャリアを積んできた人間としても、一つの夢であったのは事実だ。人目が無ければ、スキップの一つもして踊りだしていたかもしれない。実際、今現在の足取りも若干怪しい。


 「早速、研究を始めてもらうとして、まず急ぎでやってもらいたいことがあります」

 「急ぎでやること?」

 「はい」


 わくわくと子供のように燥ぐ二人を生暖かい目で見つつ、ペイスが最初の仕事をしようと言い出した。

 これからお抱え研究員として、モルテールン家に尽くしていく二人だ。大抵の新入社員がそうであるように、この二人もバッチコイと張り切っている。


 「何でも言って下さい。バリバリやりますから」


 ホーウッドの言葉は、やる気に満ちている。今なら、どんな難問だろうと解いて見せるし、如何なる課題であっても解決して見せると鼻息も荒い。


 「では、当領内の鉱物資源探索をお願いしたい」


 そんな暴走一歩手前の新所長に対し、ペイスの依頼したのは奇妙な内容だった。

 思わず面食らってしまうホーウッド。


 「は? 鉱物資源探索ですか?」


 どうにも、変な内容だ。もしも本当に鉱物資源の探索をやらされるなら、王立研究所に残っていた時と何ら変わらない。訝しむホーウッドに、ペイスは笑顔を崩さない。


 「ええ。うちの領内は手つかずの土地が文字通り山ほどあります。鉱物資源が眠っている可能性は高いのですが……今までは手を付けられずに居ました」

 「はあ」


 モルテールン領に山があるというより、山を基準にしてモルテールン領を定めたというべきだ。公称の領土は山のふもとまでであるが、麓がどこまで伸びているかというのは議論の余地があるため、実質的には山頂より他領側には手を付けない。特にお隣の国と接しているところは、どこまでがお互いの土地かについても折り合いがついていないので、下手に手を出せば戦争勃発である。名目上はモルテールン領ながら、境界のあいまいな土地が多い係争地だらけ。

 何にせよ、モルテールン領は四千メートル級の山々に囲まれた土地であり、それこそ山というならどこを見ても山がある。その何処かに鉱物資源があったとしても、驚くには値しないだろう。


 しかし、今までは手を付けてこなかった。

 山までの道路を通すのも相当な手間暇と金がかかるし、有るかどうかもわからない資源に投資することも出来なかった。そんなものに投資するぐらいなら、平地の農地化に投資する方が確実なリターンを見込める。それがここ二十年以上、一貫した政策として続いてきた。


 「この鉱物資源探索の狙いは二つあります」


 ペイスは、どこからか椅子を持ってきた。ちゃんと人数分ある。

 少年は木造の安普請に率先して腰かけると、話の説明を続ける。


 「二つ?」

 「一つは、貴方方の行動に隠蔽情報(カバーストーリー)を用意すること」


 ペイスは、ぴっと指を一本立てる。


 「何ですか、それは」

 「当家は、何かと敵も多く、また発展の秘密を探ろうとスパイが横行しているのが現状です。ここにきて、明らかに特別な人材がやって来たならば、まず間違いなく探りを入れられます」

 「ほほう」


 今現在、モルテールン家は人の出入りに関して強い規制はしていない。来るもの拒まずの精神だ。過去、盗賊に襲われた村の生き残りといった、命からがら逃げてきた亡命者などを受け入れたこともあり、基本的にモルテールン領に来た人間は、まともな人間である限りは受け入れることになっている。受け入れられないのは、政治的亡命と犯罪者だ。仕事が欲しくてやって来る人間や、食い詰めてやって来る人間など、普通の土地ならば追い払われる人間でも温かく受け入れる。

 だが一方、モルテールン領に対して、或いはモルテールン家に対して邪な考えを持つ人間であっても、受け入れてしまうという欠点がある。モルテールン家は世界史上でも稀にみる大発展を遂げている現状、その秘密を知りたいと思って探りに来る人間は多い。それこそ、大抵の貴族家であれば人を送り込んできていると思われる。あからさまに分かりやすいスパイなら対処も監視も楽だが、中には尻尾を隠すのが上手い輩もいる。彼ら彼女らは、何とかしてモルテールン領の躍進の秘密をつかみ、或いはモルテールン家の隠したい秘密を暴き、自分たちの利益にしようとしているのだ。

 そんな人間がゴロゴロいるスパイ天国で、これ見よがしに重要人物がいるとなればどうなるか。あの手この手で探りを入れてくること疑いようもない。


 「汎用研を辞めるところまでは、普通の人間ならば違和感は覚えないでしょう。左遷部署で長らくくすぶっていた人間が、いよいよもって辞める、というのは極々自然な行動です」

 「でしょうね」


 研究予算の配分も最低限であり、成果が構造的に出づらい研究室。客観的にみても、左遷部署だろう。事実、汎用研出身者で出世した人間は稀有な例を除いていない。研究成果が出せないのだから、お金も集まらないし、人も集まらない。そんな場所に縛り付けられてしまった人間が、辞めたいと思うのは当たり前のことだろう。ましてや、明らかに優秀といえる成果を出しながら、その成果を奪われた上で左遷された人間であれば尚更だ。

 研究所内でも蔑みの目や憐みの目で見られることもあった。ついに我慢できずに辞表を叩きつける。心情的に理解できないという人間は居ないだろう。誰もが納得する。


 「しかし、その後、当家に雇われるという点で、不自然さがある。雇っておいて、何をしてるのかを隠そうとすれば、それこそ逆に目立ってしまう」

 「なるほど」


 左遷部署で燻っている優秀な研究員を引き抜く。この行為自体は珍しい話ではない。しかし、それをやっているのがモルテールン家というのが拙い。

 汎用魔法研究室に出入りしだしたモルテールン家。時を置かずして、左遷部署から辞めると言い出した主任研究員と後輩研究員。辞めた先の就職先が、モルテールン家が急遽立ち上げた研究室でのトップという。

 こんなもの、誰がどう見ても辞める時に繋がっていたと考える。王立研究所で研究していた時からある程度成果が出ていて、その成果をもってモルテールンに移籍したのではないか。そう疑うことは容易な状況である。

 汎用研にいたときに出た成果ならば、勿論それは王立研究所に属する知識となるべき。こっそり成果を隠匿しておいて、他所への手土産にするなど、王立研究所の人間からすれば気分のいいものではない。過激な人間ならば、背任だと騒ぎだすだろう。


 「そこで、表向きの“雇用した理由”を用意します」

 「それが、資源探索だと」

 「はい。汎用研は、これまでずっと“魔力を蓄える物質”として、鉱物資源の特性を研究していました。だからこそ“鉱物資源に詳しい研究者”を雇ったという宣伝をします。これなら僕が直々に動いてスカウトしたのも納得出来るでしょうし、実際そちらで成果を出せるならそれこそ御の字。大歓迎な話です」


 汎用研で研究していた成果を土産にすると問題がある。しかし、成果ではなく個人の能力を評価したのだとすれば、角は立たない。

 鉱物資源に、嫌でも詳しくなったという経歴を買い、その知識を生かし新天地で活躍してほしい。こんな勧誘だったとしたら、他の誰にも憚ることのない、素晴らしい転職となる。

 その建前を用意しておいて、表向き鉱物資源の探査をする。探す場所は山に囲まれたモルテールン領であり、どこを向いても可能性だ。資金的に余裕の出てきた領地経営で、今までずっと棚上げにしていた部分に投資するのだ、という理論武装には、かなり強力な説得力がある。実際、真剣に検討されたこともある案件だ。


 「……我々は採掘した後の鉱物には多少詳しいですが、それ以外のことは素人ですよ?」

 「勿論、他にも人手は用意します。鉱山技師を雇ってくるのは容易い。差し当たって、現役を引退した技師を探して声を掛けようと思っています」

 「ははあ」


 神王国では、鉱山技師が余っている。より正確に言えば、開発可能な目ぼしいところは既に終えてしまい、鉱山技師の需要はピークを過ぎている。

 領土拡張を盛んに行い、イケイケでやっていた時は鉱山技師の需要も高かった。新たに得た領土などで一斉に調査し、採算が取れそうな鉱山に投資し、国力を高めていく。領地貴族同士が先を争って人材を確保し、競争するようにして鉱山開発に勤しんだ。そんな時代があったのだ。

 時が流れ、領土は拡大から維持の時代に移行し、より有望な場所からこぞって資源探索が行われた。そして、残ったのはあまり有望でないものばかり。投資は先細る一方だ。

 結果として、今は往時に比べると鉱山開発に関する技師の需要は少なくなっている。

 つまり、モルテールン家に来てもらえる条件は整っているということだ。

 他所の貴族に遅れることン十年。今余裕が出てきたから、ようやく鉱物資源探索に手を付け、その為の人材を集めているといえば、どこにも不自然さはない。腕と目利きに自信のある人間こそこぞって、我こそはと集まってくる。


 「もう一つは、実験場所の確保です」


 ペイスがピッと二本目の指を立てる。


 「実験場所の確保?」

 「はい。例の発明、一応の成功を見たとはいえ、まだまだ実験を重ねて、安定性と実用性を高めていかねばならない。でしょ?」

 「ええ」


 例の発明とは、【瞬間移動】の魔法を誰でも発動できるようにする飴のことだ。砂糖結晶が、軽金ほどでないにしても魔力を蓄え、そのまま形を加工することで魔法の発動が出来るようになるという発明。世紀の大発明だ。

 しかし、当然実用化には一山もふた山も越えなければならない技術的課題がある。魔力の蓄積が、ペイス以外にも出来るのか。出来たとして、他人の魔力を魔法使いが使えるのか。魔力は定着した魔法で利用できるのか。魔法の効果を発動させるための形成には、どの程度の精度が求められるのか。確実に加工する技術はどうするか。

 調べたいことは多々あり、どれにしたところで検証の為には実験と試行錯誤を要する。


 「そうなると、何処で実験をするかという話になります。他所からやって来たばかりの人間が、何処か特定の場所に頻繁に行き来する。時には、瞬間移動したとしか思えない状況に遭遇する。怪しまれるでしょうね」

 「確かに」


 幾ら隠そうとしても、モノが魔法だけに完全に隠せると考えるのは甘いだろう。失敗を考慮しておかねばならないし、その対策もいる。例えば【瞬間移動】の場合、情報漏洩対策がしっかりしている場所で実験したところで、ちょっと場所がずれてしまえばバレバレになる。これでは拙い。

 ならば、多少は失敗しても大丈夫なほど広く、人里から離れ、人目につかないところで実験するのがいい。

 しかし、そんな人気ひとけのない場所にしょっちゅう出向く研究者がいたら。これはもう、怪しいことこの上ない。


 「資源採掘の名目が有れば、人里離れた山奥に行くことも、極自然な行動になります。むしろ必然でしょう。また、当家の仕事でそんな場所に行くのですから、父様や僕が魔法で送り迎えするのも当たり前でしょうね。少なくとも、例の飴の秘密を知らない領民はそう思ってくれます。瞬間移動としか思えない行動をしていたとしても、ああ、魔法で迎えがあったんだな、とね」

 「なるほど」


 資源調査、或いは採掘という事情があれば、山の中に頻繁に出向いていても、何の不思議もない。実験だってし放題だ。万が一【瞬間移動】で変なところに飛んでも、資源調査のためにペイスかカセロールに送ってもらったのだといえば、何とかなるだろう。そうするだけの名目があるのだから。


 「当家で厚遇する表向きの理由であり、僻地と町を頻繁に往復していても怪しまれない建前。それが“資源探査”です」


 なかなかいい建前を見つけたと胸を張るペイス。

 確かに、色々な問題が一挙に解決しそうな妙案ではある。

 しかし、問題が一つ。


 「本当に資源を見つけちゃったらどうします?」


 資源調査を建前にし、実際に鉱山技師を雇うというのだ。

 鉱山技師には事情を知らせないだろうから、彼らがうっかり本当に鉱物資源を見つけてしまうかもしれない。そうなれば、実験場所には山師や、にわか鉱夫が集まって、ゴールドラッシュとなる。とても実験継続は出来なくなるだろう。

 そうなったらどうするのか。ホーウッドはペイスに問う。


 「それなら嬉しいだけじゃないですか。棚から牡丹餅ですね」

 「牡丹餅?」


 聞きなれない言葉に、男は思わず聞き返した。


 「餡子という豆のペーストで、餅という食材を包んだ、遠い国の伝統的なスイーツです」

 「へえ」


 ペイスは、お菓子について語りだす。中年男はまだペイスがどれほどの情熱をもってお菓子作りをするか知らないので、地雷を思いっきり踏み抜いた形になる。

 ぺらぺらぺらぺら、ぺらぺらぺらぺらと、よく回る舌でもって和菓子の蘊蓄や良さをこんこんと語りだす。ようやく終わったかと思えば、更にうんだらふんだらなんだらかんだらと、お菓子について会話が続く。

 オタクに語らせると、ドツボにハマるのだ。


 「わかった、わかりました。美味しいお菓子だというのは分かりましたから」

 「そうですか? まだ語り足りないのですが」

 「いずれ、機会があったらご馳走してください。それで結構ですから」

 「なるほど……ふむ、偶には和菓子を作るのも一興でしょうか? 豆も色々と種類を集めて、餡子フェスティバルを……」

 「勘弁してください!!」


 ペイスは、何処までいってもペイスだった。


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