---:ホテルベルジュ、最上階スイートルームに泊まることになってしまったみなさん!
  ---:あとはご飯を食べたりお風呂に入ったりして、寝るだけですね。 
  
  ---:何かしたいことはありますか? 
  
  フゥキト(星草):寝る前に自分のヴァイオリンの手入れしてます
  イアロス(餅之屋):じゃあ騎士についての質問してみようかなあ
  ゴーさん(ちろりあん):ギターの修復具合を確認して寝ます 
ミロ・テンシス(役者):アクアをど正面で見てる。
フゥキト(星草):「手入れ道具がぱぬになってたときはどないしよかと思ったけど普段使ってるのよりも上等なもの借りさせてもろてしもた…」ひとりごと
  
  フゥキト(星草):借りれるのかな(?)
  黒髪のバトラー:もちろんでございます
  フゥキト(星草):しゅごい 
  イアロス(餅之屋):「そういえば…少し気になったのだけれど、この辺って騎士のオブジェが多いよね。」
  イアロス(餅之屋):「あれって何かのシンボル的なのかな?」イーフェラさんに 
イーフェラ(GB):「騎士? うーんと…」 ちょっと考え込むそぶり
イーフェラ(GB):「もしかして『蒼い鎧の勇者』のおとぎ話のものかしら」
イアロス(餅之屋):「蒼い鎧の勇者?」(何故か布団から変わってたぱぬを撫でつつ)
イーフェラ(GB):「そうだよね。イアロスさんは初めてブレイブランドに来たんだものね」
  
  フゥキト(星草):フキノトウのかたわらにもぱぬ 
フゥキト(星草):手を動かしながらみんなの話を聞く体勢にはいる
ゴーさん(ちろりあん):「ぱぬはどこにでもいるなあ」
ミロ・テンシス(役者):「あー!それだ!」 言われて思い出し>蒼い鎧の勇者
  
  イーフェラ(GB):「うん、ミロ君も知ってるでしょ。あのおとぎ話」 
  ミロ・テンシス(役者):「あ、ごめん急に大きな声出して…」
  ミロ・テンシス(役者):「うん、題名聞いて思い出した。」
  イアロス(餅之屋):「気になるね。良かったら聞かせてほしいな、そのお伽噺」
  イーフェラ(GB):「そうね。お祭りに関係するお話だし、行くつもりなら知ってたほうが楽しいわ!教えてあげる」 
  アクア:「……」
  アクア:ずーーーーっと椅子に座ったまま 
ミロ・テンシス(役者):いつ動き出すんだって見てたけど、まだ椅子から動かない…
  
 
  イアロス(餅之屋):ぱぬ乗せようぜ!
  フゥキト(星草):ここにもいるぜ!
  イアロス(餅之屋):流れるようにアクアさんの膝にぱぬ乗せとこ
  フゥキト(星草):フキノトウのかたわらからアクアさんの膝の上のぱぬの上に移動するぱぬ
  ゴーさん(ちろりあん):ぱぬタワーバトル
  ミロ・テンシス(役者):どこまでも積み上がる 
  
  イーフェラ(GB):「むかしむかーしあるところに、とある平和な国には人を守る、強くて優しい『蒼い鎧の勇者』がいたの」
  イーフェラ(GB):「ときには凶暴な獣から民を守り、またあるときには田や畑を耕して民の助けとなり、ときには弱きに寄り添いその手を取ったんだって」
  イーフェラ(GB):「色んな人たちの助けになったのね」 
  
  イーフェラ(GB):「そうしたある日、大空の向こう側から、大きな黒き竜が現れたの」
  イーフェラ(GB):「夜空より暗く、果てなき闇を孕んだような…とても恐ろしい竜」
  イーフェラ(GB):「黒い竜はその大きな牙と翼で、平和だった国を、そしてそこに住む人々を襲った」
  イーフェラ(GB):「優しくて強い勇者は人々を守ろうと、立ち上がって、盾になるの、でも竜の牙は勇者の鎧をやすやすと貫いて…」 
  
  イーフェラ(GB):「砕けた鎧を纏いながら、勇者はこう言ったらしいわ」 
  
  イーフェラ(GB):「「千星の闇から出でし竜よ、なぜそのように苦しまれるのですか」」
  イーフェラ(GB):「「潮騒の調べに、耳を傾けては下さいませんか」」
  イーフェラ(GB):「「その苦しみ、癒して差し上げましょう」」
  イーフェラ(GB):「「あるべきところへ、還りましょう」」 
  
  イーフェラ(GB):「そして、勇者は手に持っていた盾と剣を置いて、そのかわりに穏やかで優しい歌を奏でた」
  イーフェラ(GB):「その優しい調べを聴いた竜は、涙を流しながら、首を垂れ…」
  イーフェラ(GB):「朝日が昇る前の、いちばん暗い空の向こうへ、飛び去って行きました…」 
  
  イーフェラ(GB):「めでたしめでたし」 
  
  イーフェラ(GB):「それが千星祭のおとぎばなし、そして国を、民を、竜を救った勇者は今でもみんなに愛されて街のシンボルになっているの」
  フゥキト(星草):「ええ話やあ…」 
  イーフェラ(GB):「いいお話でしょ。わたしこのお話が大好きなの」
  イアロス(餅之屋):「……とても優しい勇者様のお話だね。成程、この国の英雄となる存在というわけか。」
  ゴーさん(ちろりあん):「それであの騎士のオブジェかあ」
  ミロ・テンシス(役者):「そういうこと」
  ミロ・テンシス(役者):「オレもこの話好きだな、久しぶりに聞いたけどやっぱりいいね」 
  
  イーフェラ(GB):「歌を歌えば言葉や人種は違っても気持ちをわかち合えるのってとっても素敵! …まるでさっきのゴーさんみたいじゃない?」
  イアロス(餅之屋):「確かに、今日のゴーさんの演奏で周りの人らもひとつになって盛り上がっていたしね」
  ゴーさん(ちろりあん):「そうだとも!音楽は世界を救える!」
  フゥキト(星草):「(あれもひとつの音楽や思えば…な、治るみたいやし…)(いいきかせ)(インパクトが強すぎた)」
  フゥキト(星草):「せやなあ」
  イーフェラ(GB):「ね! 竜を退治するお話はよく聞くけれどもね」
  イアロス(餅之屋):「そうだね」 
イーフェラ(GB):「わたしの生まれた国ではヒトのご先祖様は竜だっていわれてるの。だから余計にこのお話が好きなのかも」
  ミロ・テンシス(役者):「音楽で気持ちを伝えられるってすごいよなぁ」
  フゥキト(星草):「ほんまやで~」
  ミロ・テンシス(役者):「オレもこの勇者に憧れて、いきものに楽器を聞かせたりしたんだよなあ…」 
  イーフェラ(GB):「へぇ…ミロ君ってそういうことしてたんだ。ちょっと意外かも…」
  ミロ・テンシス(役者):「!」
  ミロ・テンシス(役者):「いや、別に、すっごい小さい頃の話だから!」
  イーフェラ(GB):「あっそうだ! 音楽に詳しいフゥキトさんやゴ−さんもいるし、もう一度楽器やってみたらどうかしら?」 
ミロ・テンシス(役者):「お、いい考え!セッションとかやってみたいよな」
  
  イアロス(餅之屋):にこにこしながら会話聞いてるね 
  
  フゥキト(星草):「僕演奏のほうはからきしやけど手入れとか調整なら……えっ」
  ゴーさん(ちろりあん):「私の弦さばきについてこれるかな!?」
  フゥキト(星草):「ちょっと難しいなあ…」
  フゥキト(星草):「いや、だいぶ…(どんどん声が小さくなっていく)」 
  
  イーフェラ(GB):「わたしもやるなら打楽器かしら」
  イアロス(餅之屋):「皆楽器を扱えるの凄いなぁ」
  ミロ・テンシス(役者):「上手い下手あるだろうけど、そういうのも合わせてセッションだろ〜!」
  ゴーさん(ちろりあん):「そうだぜ!楽しむことが一番大事なんだからな!」
  フゥキト(星草):「せ、せやねんなあ…わかってるんやけどなあ~」
  イーフェラ(GB):「イアロスさんも!挑戦してみましょ!」
  イアロス(餅之屋):「え?」 
イーフェラ(GB):「イアロスさんはどんな楽器が似合うかしら?」
  
  アクア:「排熱のためスリープモードに移行します」
  アクア:「再起動は5時間後を予定」
  
  ---:アクアは椅子に座ったままうなだれ、動かなくなった。 
  
  イーフェラ(GB):「…あ、アクア寝ちゃった? お話退屈だったのかな…」
  ミロ・テンシス(役者):「いや、排熱のためって言ってたから…」 
イーフェラ(GB):「汗もかけないものね、機械って大変ね…」
  
  
  ---:ミロくん閃きどうぞ。 
ミロ・テンシス(役者):1d100<=80 【閃き】→ 59 → 成功
  
  ---:アクアについてだが、これは博物館から出た粗大ゴミだとイーフェラさんから聞いたことを思い出す。
  ---:博物館に行けば、何かわかるかもしれないな。
  
  ミロ・テンシス(役者):「あ、そうだ。イーフェラがいってたけど、アクアって博物館から運ばれてきたんだよな?」
  イーフェラ(GB):「あっ、うん。そうよ」
  イーフェラ(GB):「博物館から出たって、どんな用途でのものだったかまでは知らないけど」
  ミロ・テンシス(役者):「オレ、明日博物館に行ってみようかな」
  ミロ・テンシス(役者):「行けば…こいつのことが少しはわかるかもしれない。」
  イアロス(餅之屋):「元々は展示物だったりしたのかな。何かわかるなら行ってみるのもありかもね。」 
  
  ミロ・テンシス(役者):「まぁ、祭りは一週間続くし、みんなは明日どうする予定?」
  ゴーさん(ちろりあん):「そうだな…私は本番に備えておきたいからここでゆっくりするつもりだけど」
  イーフェラ(GB):「わたしは仕事が終わったらすぐに家に帰るつもりだったけど…折角だし、みんなに付いていってみようかしら」
  フゥキト(星草):「せ、せっかく来たんやし僕もいろんなとこ色々見て回りたい思ってん」
  イアロス(餅之屋):「ふむ、じゃあ私も博物館に行ってみようかな」 
  
  イーフェラ(GB):「…ああ、でも痛めた腰が心配だから、明日もトニーさんに甘えて部屋で待たせてもらおうかな…」
  ミロ・テンシス(役者):「お、じゃあフゥキトとイアロス、よろしくな!」
  イアロス(餅之屋):「うん、よろしく。」
  フゥキト(星草):「よろしゅう…!」 
  
  ---:明日の予定も決めたところで、みなさんは就寝することになります。
  ---:大きくていい匂いのふかふかなベッドで、すぐに寝付くことができるだろう。
  
  ミロ・テンシス(役者):( ˘ω˘ )
  フゥキト(星草):( ˘ω˘ )
  イアロス(餅之屋):( ˘ω˘ ) 
  
  
  ---:ほあようごぁいまーしゅ! 
  
  イーフェラ(GB):ほおおおおお
  イアロス(餅之屋):ほおおおおお
  フゥキト(星草):ほおおおおお
  ゴーさん(ちろりあん):ほおおおおお
  ミロ・テンシス(役者):ほおおおおお 
  
  ---:寝室の向こうのリビングからいい匂いがします。 
  
  イーフェラ(GB):「うーん、よく寝た~」 
  イーフェラ(GB):「おはようございます、いい朝ですね」
  フゥキト(星草):「ふぁあ……」目元ごしごし 
フゥキト(星草):「言い表せないくらいふっかふかやった……」
イアロス(餅之屋):「おはよう皆」
ゴーさん(ちろりあん):「おはよう諸君!」
  
  アクア:ミロ君のベッドのそばに突っ立っている
  フゥキト(星草):>>>直立不動<<<
  イアロス(餅之屋):ヌン… 
  
  ミロ・テンシス(役者):「おはよ… うわぁあっ?!」 ひとつのベットの方から叫び声が 
  アクア:「………」 
  
  イーフェラ(GB):「わっ」 叫び声に驚く
  イアロス(餅之屋):「おや」
  フゥキト(星草):「ひゃあ」 
  
  ミロ・テンシス(役者):「アクア!びっくりさせるなよもー…!」 
  アクア:「受諾、『びっくりさせる』行動を禁止事項に登録します」
  ミロ・テンシス(役者):「……おはよ」
  アクア:「……」
  アクア:「……おはよう」
  ミロ・テンシス(役者):「おう」 
イーフェラ(GB):「朝から元気いっぱいねぇ、二人とも」
  イアロス(餅之屋):「元気なのは良い事だよ。あ、おはよう。」
  ミロ・テンシス(役者):「あ、イーフェラ、みんな」
  アクア:「……」
  ミロ・テンシス(役者):「おはよう、ねぇ聞いてくれよ起きたらアクアがさ…」 みたいな感じで合流するよ 
イーフェラ(GB):「…昨日はじめて会ったのよね?」 >アクアさんとミロ君のほうを見ながら
ミロ・テンシス(役者):「………昨日はじめて、だね」
アクア:「……」
  
  フゥキト(星草):「…ところでこのぱぬこのままついてくるんやろか…」後頭部にひっつかれている
  イアロス(餅之屋):「ついて…くるのかな…」両手で一匹抱え 
  
  ---:リビングに出ると、テーブルに朝食が用意されていますね。
  ---:スクランブルエッグにソーセージ、バターが溶けたこんがりトースト、サラダにフルーツ…。
  ---:その他もろもろ、豪勢な朝食です。 
  
  
  黒髪のバトラー:「おはようございます、朝食の準備ができております」
  フゥキト(星草):「はわあ……」あさから圧倒される庶民
  イーフェラ(GB):「はわわ…」 同じく圧倒される庶民
  ゴーさん(ちろりあん):「おー、豪勢だなあ」
  イーフェラ(GB):「朝からお夕飯を食べるみたい…」
  フゥキト(星草):「ほんまそれ…」 
  
  イアロス(餅之屋):「わぁ、豪華な朝食だね。準備してくれたのかい?ありがとう。」
  黒髪のバトラー:「はい、他に必要なものがあれば何なりと」
  
  ---:ボリューミーな朝食をかっこんだら、それぞれ行動をしよう! 
  
  イーフェラ(GB):「い、いただきまーす」 両てのひらを上に向けて五秒くらい目を閉じる
  イーフェラ(GB):アホほど食います 
フゥキト(星草):もひもひたべます
フゥキト(星草):ちょくちょくぱぬが横から盗み食いしてそう
イアロス(餅之屋):「いただきます」丁寧に食べるね
ゴーさん(ちろりあん):「ゆっくり食べなね」
  
  黒髪のバトラー:使い終わったお皿を流れるように回収してゆく
  
  ミロ・テンシス(役者):「そういや、アクア、お前は食べなくて良いのか?」 いただきますしてから食べる
  アクア:「……」
  アクア:「たべる、とは?」 
アクア:「熱した有機物を体内に取り入れる行為のことでしょうか」
  フゥキト(星草):「ふぇ?」口にものが入っている
  ミロ・テンシス(役者):「………」
  ミロ・テンシス(役者):「食べるとは…」
  ミロ・テンシス(役者):「何ていったらいいんだろ…」 
  
  イアロス(餅之屋):「…その日に必要なエネルギーを得る為に体内に摂取する、とか?」
  ミロ・テンシス(役者):「お腹空いたら、それを満たすとか…」 イーフェラさんの食いっぷりを二度見
  イーフェラ(GB):「ん?」 もぐもぐ 
イーフェラ(GB):「食べること…」
ミロ・テンシス(役者):「すごい、あそこだけ回転率がはやい…!」
  イアロス(餅之屋):「あっスクランブルエッグがもう無くなってる…」
  イーフェラ(GB):「? ???」 もぐもぐもぐ 
  
  アクア:「現在のエネルギーは80%、約70時間稼働可能」 
  
  フゥキト(星草):「燃費ええんやなあ…」
  ミロ・テンシス(役者):「じゃあ、まだお腹は空いてないってことだな。ならいいんだ」
  アクア:「……」
  ミロ・テンシス(役者):「お前だけ食べないのもなんか寂しいだろ」 
  ミロ・テンシス(役者):「…まぁ、わからないかもしれないけどさ」
  アクア:「……?」 
イーフェラ(GB):「寂しいもか、わからないことがいっぱいあるのね」
イーフェラ(GB):「寂しいっていうのは、ひとりぼっちはイヤだな~って気分のことよ」
  イアロス(餅之屋):「誰にも構ってもらえないとか、そういう時も寂しいと感じる時あるよね」
  アクア:「…ひとりぼっち」
  アクア:「…………」
  アクア:「…ならば、アクアは『寂しかった』」
  ミロ・テンシス(役者):「…」
  アクア:「………」 
  イーフェラ(GB):「…そうだったのね」 アクアさんなでなで
  イーフェラ(GB):「でもこれからはきっと大丈夫よ。ミロ君がいるもの」
  アクア:「………」無抵抗
  イアロス(餅之屋):「そうだね、もうひとりぼっちじゃないからね今は。マスターである彼がいるなら寂しくないさ。」
  ミロ・テンシス(役者):「………」 頭かいてる 
  
  黒髪のバトラー:「みなさま、本日外出の予定はありますか?」イーフェラさんの皿回収しながら
  
  フゥキト(星草):「えっと…僕とミロくんとイーさんで博物館…やったけ」
  イアロス(餅之屋):「ん、そうだね。私と、フゥキトさんとミロさんは今日は博物館に行こうかと。」
  フゥキト(星草):「あとアクアも」
  黒髪のバトラー:「カイズ博物館ですか、距離がありますので馬車を手配致しましょう」 
ミロ・テンシス(役者):「じゃあ、せっかくだし頼もうかな」>馬車
  
  フゥキト(星草):「……」ここでぱぬを見
  ---:ぱぬはスゥー…と消えた。
  
  フゥキト(星草):「 」
  イアロス(餅之屋):はっ…
  フゥキト(星草):「はわ……」
  ゴーさん(ちろりあん):散ッ
  フゥキト(星草):ぱぬ「じゃあの」
  
  黒髪のバトラー:「では、ご準備ができましたら地上階へお越しください」 
  
  ---:使用人は朝食のお片づけをすると、一礼をして部屋を出て行きます。 
  
  ---:じゃけん博物館組から描写しましょうね〜
  ---:フゥキトさん、イアロスさん、ミロさんはアクアを連れて馬車で博物館へ向かいます。
  ---:カイズ博物館!
  ---:カイズにまつわる歴史などを展示している大きな博物館です。
  ---:祭りの期間はあまりお客は入っていないようですね、みんな外で遊んでいるようだ。 
  
  イアロス(餅之屋):「大きな博物館だね。まるでお城みたいだ。」
  フゥキト(星草):「で、でっかいなあ……」見上げ
  ミロ・テンシス(役者):「やっぱり最初見た時はそう思うよな」
  ミロ・テンシス(役者):「まぁオレも入るのは初めてなんだけどな」 
  
  ---:入場料はタダのようです。
  ---:カイズ博物館へ入ると……。
  ---:「杖を携えた老齢のゴブルト族の女性」が、博物館のスタッフらしき数名と何やら口論になっている様子が見れる。 
  老齢のゴブルト族:「あの倉庫のものを勝手にいじらないでと言っていたでしょうに…」
  老齢のゴブルト族:「確認もせず捨ててしまうなんて、もう……」
  老齢のゴブルト族:「いいわ、やってしまったことは仕方がないものね、気にしないで」
  老齢のゴブルト族:「で、『あの子』を持って行った業者はどこなの?」
  老齢のゴブルト族:「私が引き取りに行…」 
---:その老年の女性は「はっ」と何かに気付いたようで、こちらに近づいてくる。
  
  イアロス(餅之屋):「館内も凄いね。………?」
  ミロ・テンシス(役者):「なにかあったのか… んっ?」 
  
  老齢のゴブルト族:「あなた!なぜ動いているの?」
  アクア:「……?」
  アクア:ミロ君の真後ろに隠れた 
  
  イアロス(餅之屋):「失礼、彼について何か?」
  フゥキト(星草):「はわ…」
  ミロ・テンシス(役者):「アクアのこと知ってるのか?」 
  
  老齢のゴブルト族:「彼……、ああ、ごめんなさい」
  老齢のゴブルト族:「ここで預かっていた機械人形なのよ、間違って廃棄させられたと聞いたばかりで…」
  老齢のゴブルト族:「……ああ!」
  老齢のゴブルト族:「もしかして、ミロ君?」 
  
  イアロス(餅之屋):「?」
  ミロ・テンシス(役者):「なんでオレの名前を?」 
  
  老齢のゴブルト族:「ええと……、そうね、もう10年になるものね」
  老齢のゴブルト族:「覚えていないのも無理はないでしょう、貴方はまだこんなに小さかったから…」 
  
  ---:彼女は自分の腰くらいの位置に手のひらを添える。 
  ヨハンナ:「私はヨハンナ・エルスター、この博物館の館長を任されているおばさんよ」
  ヨハンナ:「君のお祖母さん、『ハルシャ』の友人なの、幼馴染でね……」 
  ミロ・テンシス(役者):「おばあちゃんの?!」
  ヨハンナ:「ええ、そうよ」
  ヨハンナ:「その子は、ハルシャが作った機械人形なの」 
ミロ・テンシス(役者):「……えっ」
  
  ヨハンナ:「自宅にあったら家族にバレてしまうから、ってね、博物館の空き倉庫を貸していたの」
  ヨハンナ:「まあ、彼女がいなくなってからは、埃を被せてしまっていたのだけれど……」
  ヨハンナ:「ハルシャが亡くなってからテンシス家の皆さんとはなかなか会えなかったから…」 
  
  イアロス(餅之屋):「アクアはミロさんの御祖母様が御作りになったのか…」はぁ~って感じでアクアくんとミロくん見てる
  アクア:「……」
  フゥキト(星草):「えらい縁やあ…」
  ミロ・テンシス(役者):「………もしかして、内緒で作ってたって」 
  
  ヨハンナ:「ハルシャは、ミロと仲良くなってくれるかしら、と言っていたわ」
  ヨハンナ:「ハルシャはきっと、ミロ君とこの子を会わせたかったと思うの」
  ヨハンナ:「この子は声紋で起動するのよ、この子の前で喋ったのでしょう?」
  ヨハンナ:「小さかった頃の君の声、いつの間にか登録されてたみたいね」 
  
  ミロ・テンシス(役者):「うん…そしたら、オレのことマスターって呼んだんだ」 
  
  ヨハンナ:「マスターね、ふふ、大層な呼び名だわ」
  ヨハンナ:「この子はミロ君の声で『起きた』のよ」
  ヨハンナ:「よければ、面倒をみてあげてね」
  ヨハンナ:「あなたのおばあさんの形見であり、家族よ」 
  
  ミロ・テンシス(役者):「……」 アクアを見る
  アクア:「?」
  ミロ・テンシス(役者):「アクア」
  アクア:「はい、マスター」
  ミロ・テンシス(役者):「それ!」 言うなりアクアを指差す
  アクア:「…?」
  ミロ・テンシス(役者):「…マスターっていうのなしな」
  アクア:「………」
  アクア:「データの更新を求めます」
  ミロ・テンシス(役者):「オレは、ミロ。だから、アクアもそう呼んでくれよ。」 
  ミロ・テンシス(役者):「じゃないとおかしいだろ」
  アクア:「……」
  アクア:「…」
  アクア:「…………ミロ」
  ミロ・テンシス(役者):「おう」
  ミロ・テンシス(役者):「なんかずっと違和感あったんだ」
  アクア:「……」
  ミロ・テンシス(役者):「お前のこと知らないし、でもお前はマスターって呼ぶし、オレの言うこと以外聞かないし」
  ミロ・テンシス(役者):「でもなんか、これでひとつ解決した。何だお前がそうだったんだな!アクア!」
  アクア:「……」 
  
  ヨハンナ:「みなさん、博物館に来たのは初めてかしら?」
  ヨハンナ:「よければ博物館のガイドを任せてほしいわ」
  フゥキト(星草):「え、ええんですか?」
  ヨハンナ:「もちろんよ、たまには体を動かさなきゃね」
  ミロ・テンシス(役者):「せっかくだし、お願いしたいな」
  イアロス(餅之屋):「ガイドをしていただけるのは有り難いです。よければ是非。」
  フゥキト(星草):「おーきに…!」 
  
  ---:というわけで、みなさんはヨハンナのガイドを受けることになります。 
  
  ---:一方その頃〜! 
---:ホテルに残っているゴーさんとイーフェラさん!今何してる?
  
  ゴーさん(ちろりあん):チューニング
  イーフェラ(GB):うーん…寝てるかなぁ… 
  
  ---:スー
  ---:おふたりが寛いでいると、部屋のドアがノックされます。 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「?」
  イーフェラ(GB):「…ん?はーい」 
  
  ---:ドアを開けると…。 
トゥリア:「おはようございます、よく眠れましたか?」
  イーフェラ(GB):「トゥリアさん! はい、お陰様でとてもよく眠れました」
  トゥリア:「それは何よりです」
  ゴーさん(ちろりあん):「おはよう~」
  トゥリア:「おはようございます、ゴー様」
  イーフェラ(GB):「トゥリアさんは…あれから体調に変わりはありませんか?」 溺れた後だし
  トゥリア:「はい、みなさんのお陰で私は大丈夫です」 
イーフェラ(GB):「それなら良かった!」
  
  トゥリア:「……」周囲をきょろきょろ見渡す
  トゥリア:「……お部屋にお邪魔してもよろしいでしょうか?」
  イーフェラ(GB):「? ええ、どうぞ」 
  ゴーさん(ちろりあん):「構わないよ、どうぞ」
  トゥリア:「ありがとうございます」
  
  トゥリア:そそくさとドアを閉める 
  
  トゥリア:「………」
  トゥリア:「…あの……」
  トゥリア:「おふたりは、旅をしていらっしゃるとか…?」
  ゴーさん(ちろりあん):「まあね、ツアーを組んでいろいろと周って歩いてるんだ」
  イーフェラ(GB):「わたしは…一応かな? 今はブレイブランド国内が主ですけど、旅はしています」
  トゥリア:「ということは…!」
  トゥリア:「人生経験も、多い…、ですよね?」
  ゴーさん(ちろりあん):「人生経験か~、まあそれなりにかな」
  イーフェラ(GB):「うーん…?」 
イーフェラ(GB):「まあ…簡単に体験できないことは体験してきた…かな?」
  
  トゥリア:「あの…!ご相談が…!」
  イーフェラ(GB):「は、はい!」 かしこまる 
  ゴーさん(ちろりあん):「なんだい?」
  トゥリア:「ちょっと話しにくい相談で…」
  トゥリア:「でもあなた達なら聞いてくれるかもしれないとおもって…!」 
  
  トゥリア:「……こ、」
  トゥリア:「恋のご相談なんです!!」 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「なるほどね」 
  イーフェラ(GB):「こ、恋…!」
  イーフェラ(GB):「そ、それは、トゥリアさんがどなたかに恋をしていると…!?」
  ゴーさん(ちろりあん):「バトラーの彼が気になってるんだろ?」 
イーフェラ(GB):「!?」
  
  トゥリア:「え!?なぜそれを…!」
  トゥリア:「そうなんです!」 
  
  トゥリア:「彼の恋を応援したいんです!!」 
  
  イーフェラ(GB):「ゴーさん!どこでそれ…… を…?」 
  イーフェラ(GB):「……えっ? えーと、恋の、応援?」
  ゴーさん(ちろりあん):「???」
  ゴーさん(ちろりあん):「流れ変わったな」 
  
  トゥリア:「はい!」
  トゥリア:「このお部屋のバトラー、『アシャル』というのですが…」
  トゥリア:「いつもハッキリしないで、自分の気持ちを隠していて、も〜…」
  トゥリア:「すっごいじれったいんです!」 
  
  イーフェラ(GB):「アシャルさんって名前なんだ…そういえば緊張しきりで聞けてなかったわ。」
  トゥリア:「ていうか無愛想ですよね?仕事はできるし顔もいいのに笑顔がな〜」 
  トゥリア:「もっと可愛げがあれば振り向いてもらえるかもしれないのに〜」
  イーフェラ(GB):「う、そ、それは確かに…」 
イーフェラ(GB):「お仕事柄そうなのかなとは思っていたけれど…」
  
  ゴーさん(ちろりあん):「で、アシャルは誰を…?」 
  
  トゥリア:「あ、私の兄ですね!」
  
  イーフェラ(GB):「………」
  トゥリア:「……」
  ゴーさん(ちろりあん):「あー、お兄さん」 
  
  イーフェラ(GB):「えっ、えええええーーー!!!!トニーさんんんんんん!!」 
  
  トゥリア:「はい!」
  ゴーさん(ちろりあん):「そうなの…」
  イーフェラ(GB):「ぜ…全ッ然わからなかった……」 
  トゥリア:「無愛想クール系がおっちょこちょいでドジな高身長の男に恋しているんですよ?」
  トゥリア:「かわいい……かわいいんですよ…」
  イーフェラ(GB):「不愛想クール系、おっちょこちょいドジ…」 ぽかーん
  トゥリア:「私!!このカップリンg恋を実らせたいんです!!」 
イーフェラ(GB):「カップリ…何?」
  イーフェラ(GB):「ゴーさんご存じです?」
  ゴーさん(ちろりあん):「わかんない」 
イーフェラ(GB):「わかんないんですか…でも凄く余裕ですね、ゴーさん…」
イーフェラ(GB):「これが世界のぱもです…」 わかってない
  
  ゴーさん(ちろりあん):「お兄さんの方はどう思ってるんだい?」
  トゥリア:「兄は…そうですねぇ…」
  トゥリア:「頼れる良き部下だとは思っているみたいです」
  トゥリア:「でも、詳しくはきいたことなくて…」
  トゥリア:「仕事に関することは、あまり教えてくれないんです」
  トゥリア:「身内には話しにくいんでしょうね…」
  ゴーさん(ちろりあん):「そっか~」 
イーフェラ(GB):「うーん…でも、妹のトゥリアさんから見て印象が悪くないなら、恋に発展する可能性も…?」
  
  トゥリア:「それとなくこの恋を手伝いをしたいんですけれど、ご協力してもらえないでしょうか…?」
  ゴーさん(ちろりあん):「いいだろう、任せてくれ!」
  トゥリア:「ありがとうございます、ゴー様!」
  イーフェラ(GB):「ゴーさん即答ですか!?」
  ゴーさん(ちろりあん):「為せば成るさ」 
  
  イーフェラ(GB):「……(と言っても、昨日レオトドンと一緒にお仕事してたし、動物に好かれる人に悪い人はいないよね)」
  イーフェラ(GB):「(それに、ああいう冷静な人と、あわてんぼうなトニーさんが一緒になるのは良いことかも…?)」
  イーフェラ(GB):「(家族であるトゥリアさんも応援してるみたいだし)」
  イーフェラ(GB):「わかりました!私もお二人の恋を応援します!」 
  
  ---:この間2秒 
イーフェラ(GB):脳みそフル回転
  
  トゥリア:「ありがとうございます、イーフェラ様!」
  トゥリア:「まず、なにから始めたらよいでしょうか…?」 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「しかし、ただ愛想を良くすればいいってもんじゃないだろうな」
  イーフェラ(GB):「始めは肝心ですよね…」 
  イーフェラ(GB):「作ってアプローチしても、のちのちに響くかもしれませんしね…」
  トゥリア:「なるほど…!?」
  ゴーさん(ちろりあん):「そこが彼のいいところかもしれない」
  トゥリア:「無愛想なところが、ですか…?」
  トゥリア:「確かに萌…かわいい部分だとは思いますけど」 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「もしかしたら仕事外でお兄さんと二人になればもっと違う面を出してくれるかもしれないよ」
  イーフェラ(GB):「それはつまり、デートですか!」
  トゥリア:「デート…!」
  イーフェラ(GB):「もしくは密室に閉じ込めるとか…」 
ゴーさん(ちろりあん):「なるほど!その方が早いかな!」
トゥリア:「え?えぇ〜、それはちょっと…うふ、ふふ…」
イーフェラ(GB):「いや、デートなら仕事してる時に二人きりなどで既にありそうだし…なので普段にはないドキドキ感を演出!みたく……トゥリアさんお顔が!」
  トゥリア:「え?顔?」
  イーフェラ(GB):「蕩けるような顔が…い、一瞬…?」 
  
  トゥリア:「あ、そうだ…、兄はアシャルの気持ちを一ミリも知りません」
  トゥリア:「こちらから恋のお手伝いのコンタクトを取るなら、アシャルがいいと思います」
  イーフェラ(GB):「1ミリもですか」
  ゴーさん(ちろりあん):「ふむ、呼べばすぐ来てくれそうだし直接話を聞いてみようか」
  トゥリア:「そうですね、本人の気持ちを聞いてみましょう!」
  イーフェラ(GB):「一緒にお仕事しているトニーさんでも気づかないところを、トゥリアさんよく気づかれましたね……ってえっ」
  イーフェラ(GB):「急展開~~~!!!!!」 
  
  トゥリア:「いやぁあれはわかるっしょ…」
  トゥリア:「うふ……」 
---:再び、カイズ博物館。
  
  ---:ヨハンナに連れられ、あなた達は大きなガラスケースの前へ案内されます。
  ---:他の展示物と比べ物にならないほど大きなガラスの向こうに、
  ---:「竜の化石」と「抱えられる程度の大きさの黒銀の石」が展示されている。
  ---:竜の化石は全長20mほどもありそうな大きさだ。
  ---:<ガラクシアの化石>と記載されている…。 
  
  ミロ・テンシス(役者):「うわああ…!大きい!」 首をおもいっきり上にあげてる
  イアロス(餅之屋):「立派な化石ですね。迫力が凄い」
  フゥキト(星草):「わあ~~~~~……」見上げ
  ヨハンナ:「これが御伽噺で有名な『竜』の化石よ、まずは看板の解説を読んでみるといいわ」 
  
  ---:<解説の看板>
  ---:この化石と石は、御伽噺で有名な千星の闇から出でし竜、もとい「ガラクシア」です。
  ---:ギルド「螺旋」の協力により発掘・調査され、この名が付けられました。
  ---:ガラクシアは実在の竜であったと研究結果が出ています。
  ---:宇宙から落ちてきた石、通称「隕石」のエネルギーが、
  ---:竜と融合することによって誕生した新種の竜だと考えられています。
  ---:御伽噺ではガラクシアは空へ還ったとされていますが、
  ---:実際は「遺骸のヴィータ」と「隕石のエネルギー」の融合を剥離させ、沈静化させたと考えられています。
  ---:融合や剥離のメカニズムは解明されていないものが多く、未だ研究が続けられています。 
  
  ---:閃き-20or地質学が振れるぞ! 
  
  イアロス(餅之屋):ひらめく
  フゥキト(星草):がんばってひらめきます 
イアロス(餅之屋):1d100<=65 【閃き-20】→ 74 → 失敗
  イアロス(餅之屋):1d100<=1 【地質学】→ 58 → 失敗
  フゥキト(星草):1d100<=60 【閃き-20】→ 87 → 失敗 
フゥキト(星草):1d100<=1 【地質学】→ 81 → 失敗
  ミロ・テンシス(役者):1d100<=60 【閃き-20】→ 89 → 失敗
  ミロ・テンシス(役者):1d100<=1 【地質学】→ 24 → 失敗 
---:わかんね。
  
  ヨハンナ:「隕石と混ざった竜なんて驚きよね、私もびっくりしたわ」
  ミロ・テンシス(役者):「隕石と竜の融合…」
  イアロス(餅之屋):「実在している竜なのか…」
  フゥキト(星草):「竜だけでもえらいこっちゃやのになあ」
  ミロ・テンシス(役者):「だよな…」 
  
  ヨハンナ:「螺旋メンバーの一説によれば、ヴィータではないエネルギーを有していたと考えられているそうよ」 
  ヨハンナ:「だから勇者は力で太刀打ちできなかったって、ね」
  イアロス(餅之屋):「ヴィータではないエネルギー」
  フゥキト(星草):「ヴィータではないエネルギー」
  ミロ・テンシス(役者):「そんなものほんとにあるの?」
  ヨハンナ:「さあ、どうかしらね…、仮説にすぎないわ」
  ヨハンナ:「竜の次は、勇者について見てみましょうか」
  フゥキト(星草):「はいな!」 
  
  アクア:「……」
  ミロ・テンシス(役者):竜を見て、アクアの方を見る。
  アクア:「…?」 
  
  ---:さらにヨハンナに同行するあなた達。
  ---:広く薄暗い空間の一箇所がライトアップされており、そこには一枚の絵画が飾られている。
  ---:町に飾られていた騎士のオブジェと同じモチーフが描かれた美しい絵画だ。
  ---:一面に広がる青い花畑のなかで、青い空を見上げる「蒼い鎧の騎士」が佇んでいる。
  ---:絵画の下には、小さなガラスケースがあり、中には「深い海のような色の金属片」が展示されている。
  ---:説明書きの看板がある…。 
  
  ミロ・テンシス(役者):見るぞい
  フゥキト(星草):見る見る見
  イアロス(餅之屋):見 
  
  ---:<シオサイ鋼>
  ---:『勇者の鎧』は特殊な魔法合金『シオサイ鋼』で製作されていたとされます。
  ---:この魔法合金を叩いたり、内部で音波を反響させることにより、
  ---:興奮状態の生物の精神を落ち着かせるヒーリング効果のある音波を発生させることができます。
  ---:シオサイ鋼の精製方法は解明されていない部分が多く、再現の研究が行われています。 
  
  ヨハンナ:「我々ブレイブランドの民はもとより、争いを好まないから…」
  ヨハンナ:「生物に対しては戦闘面よりも、こういった平和的な対処法で解決したのでしょうね」
  ヨハンナ:「この魔法合金の精製法は失われてしまった技術だけれど、」
  ヨハンナ:「再現できれば、この町のさらなる発展に繋がることでしょう」
  ヨハンナ:「そのためにも、我々のような研究員は調査を続けているの」
  イアロス(餅之屋):「へぇ…」まじまじ見てる 
  フゥキト(星草):「はえ~~~…」見てる
  ヨハンナ:「それにしても、太古の人々の知恵や技術には驚かされるわね」
  ミロ・テンシス(役者):「魔法ってことは1000年以上前の技術ってことになるのかな」
  ヨハンナ:「そういうことになるわね」 
  
  ヨハンナ:「……そうそう、『シオサイの塔』には行ったかしら?」
  イアロス(餅之屋):「シオサイの塔?」
  ヨハンナ:「あの塔は長い歴史を持っていて、頂上階の講堂部分がシオサイ鋼で建築されているの」
  ヨハンナ:「シオサイ鋼で反響した音色は、穏やかで優しい気持ちにさせてくれるのよ」
  ヨハンナ:「祭りの期間、あそこは演劇をやっていたと思うわ」
  ヨハンナ:「一度行ってみてはどうかしら?」
  フゥキト(星草):「へえ~~~!」興味ありまくりの調律師
  イアロス(餅之屋):「演劇ですか、興味ありますね」
  ミロ・テンシス(役者):「じゃあ、ゴーとイーフェラも誘って行こうよ」
  フゥキト(星草):「ええなあ!」 
イアロス(餅之屋):「私達だけで楽しむのはもったいないだろうしね」
ミロ・テンシス(役者):「癒しの音っていうのもきになるし…」
  
  ---:会話をしつつ、ヨハンナに連れられて博物館内を歩いていると…。
  ---:『関係者以外立ち入り禁止』と札がかけられた地下への階段を見つける。
  ---:ふと覗いてみれば、ちょうど階段下の扉から職員数名が出てくるところだった。 
  
  ミロ・テンシス(役者):「?」
  イアロス(餅之屋):「どんな音なのかなぁ…、?」 
フゥキト(星草):「気になるなあ~~ …?」
  
  博物館職員たち:「代用品をいくら用意しても、毎日のように保管ケースにヒビが入るんじゃあな…」
  博物館職員たち:「ここ最近になって異質な反応をみせるようになったな」
  博物館職員たち:「やっぱりダルダロア製品を使うべきよ!」
  博物館職員たち:「うーん、良いものは高くて手が届かないよ」 
  
  ---:会話の途中で、職員のひとりが階段でよろめき、壁に手をついた。 
  
  博物館職員たち:「おい、大丈夫か?」
  博物館職員たち:「ごめんごめん、頭痛がひどくて……それのせいか、最近イライラしやすいし…」
  博物館職員たち:「あー、俺も俺も。偏頭痛再発したかな」
  博物館職員たち:「お祭りの期間なのに、私たち働きすぎじゃない?」
  博物館職員たち:「たまには休暇をとるかぁ…」 
  
  ---:そんな会話が聞こえてきました。 
  
  フゥキト(星草):「職員さんらも大変やんなあ…」
  ヨハンナ:「いくら好きだからってねぇ、休んでもらわなくちゃ」
  イアロス(餅之屋):「働きすぎて身体を壊したらもともこもないですしね」
  ヨハンナ:「そうねぇ、あなたもちゃんと休まなきゃダメよ?」
  ヨハンナ:「目のクマがすごいもの、ちゃんと寝なきゃ」
  イアロス(餅之屋):「あはは、そんなにですかね…」 
  ヨハンナ:「疲労は気付かないものよ、適度に息抜きしなさい」
  イアロス(餅之屋):「………そう、ですね。お気遣いありがとうございます。」 
  
  ミロ・テンシス(役者):「あんなに根詰めるなんて、よほど難しいもの扱ってるのかな…」
  ヨハンナ:「大抵あそこでは剥製や骨格標本作りをしているのだけれど…」 
  フゥキト(星草):1d100<=60 【閃き-20】→ 72 → 失敗
  ミロ・テンシス(役者):1d100<=80 【閃け!-20】→ 57 → 成功
  イアロス(餅之屋):1d100<=65 【閃き-20】→ 4 → 決定的成功/スペシャル 
  イアロス(餅之屋):?
  フゥキト(星草):888888888888888888888888888
  ミロ・テンシス(役者):8888888888888 
  
  ---:成功したお二方!
  ---:ガラクシアの化石の隣に展示されている、隕石と記載されているこの黒銀の石……。
  ---:なんとなく質感が安っぽく、オモチャっぽい。
  ---:もしかしてレプリカなのではないだろうか? 
  
  ---:そしてイアロスさん。
  イアロス(餅之屋):あい
  ---:さきほど博物館職員が出てくるときに…。
  ---:ベリーやラム酒のような、『甘い匂い』を一瞬感じ取りました。
  イアロス(餅之屋):はわ…
  ---:以上! 
  
  イアロス(餅之屋):「……?」甘い香りに少しん?と首を傾げる
  ミロ・テンシス(役者):「イアロス、どうかした?」
  フゥキト(星草):「?」
  イアロス(餅之屋):「いや…今なんだか甘い匂いがした気がして…」
  ミロ・テンシス(役者):「甘い匂い?」 くんくん
  フゥキト(星草):「ん~~僕は感じひんけどなあ…」
  イアロス(餅之屋):「そっか。……もしかしたら誰かの香水の香りとかだったのかもしれないね。」
  ミロ・テンシス(役者):「そっか」
 
  
  ---:一方その頃、ホテル・ベルジュ!
  ---:さて何をしようか!?アシャル呼ぶか!? 
  
  イーフェラ(GB):どうする?尋問する?
  ゴーさん(ちろりあん):呼ぼう
  イーフェラ(GB):OK! 
イーフェラ(GB):アシャル一丁!
  
  ---:ではリビングに設置してあるベルを鳴らします。
  ---:1分としないうちに、部屋のドアがノックされます。 
アシャル:「失礼します」
  
  ゴーさん(ちろりあん):「来た来た」 
イーフェラ(GB):「お、おはようございます」
  アシャル:「おはようございます」
  アシャル:「…? トゥリア様?なぜここに?」
  トゥリア:静かに微笑んでいる… 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「ちょっと話を聞かせてもらいたくてね」
  アシャル:「話…?」
  イーフェラ(GB):「はい…(ゴーさん…聞くんですね…!)」 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「恋を…しているんだってね…」
 
  
  アシャル:「………」
  アシャル:「 は? 」 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「何、ここだけの話だし遠慮することはないよ」
  アシャル:「仰っている意味がよくわからないのですが」 
ゴーさん(ちろりあん):「好きなんだろ…トニーのこと…」
アシャル:「 」
  
  アシャル:「えっ、は、はぁ!?」
  アシャル:「いやっ、え、ええ!?」 
アシャル:「なっ、なぜそれを…!?」
  
 
  イーフェラ(GB):「初めて見る顔だわ…!」
  ゴーさん(ちろりあん):「トゥリアもそのことを気にかけてくれてるんだぜ」
  イーフェラ(GB):「お、落ち着いて、落ち着いて下さい! わたし達以外に知っているひとはいないから!」
  イーフェラ(GB):「…多分?」
  アシャル:「はぁ…!?」
  
  トゥリア:「長年勤めているメイドたちの間ではバレバレよ…アシャル…」
  トゥリア:「兄さんがとびきり鈍感なだけなんだから…」 
イーフェラ(GB):「すみません周知されてました!」
  
  アシャル:「はあああああ!?!?!?」
  アシャル:両手で顔を覆って崩れる 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「まあまあ、いいことじゃないか」
  アシャル:「よくない…!よくないです…!!」 
  
  イーフェラ(GB):「そうです!タラッタじゃ種族の違いも何も些細なことですよ!」
  アシャル:「ここはタラッタじゃない…ッ!!」 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「どこでだって一緒さ」
  イーフェラ(GB):「で、でも、ほら!皆気づいてて見守っていたということはそういうことですよ!」 
イーフェラ(GB):「トゥリアさんのこの歓迎姿勢を見てくださいな!ホラ!」
  トゥリア:ウェルカムトゥ…
  イーフェラ(GB):ようこそ
  イーフェラ(GB):本当の愛はここにあるんだよ!(迫真) 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「もっと積極的にアプローチしてみたらどうだい?」
  アシャル:「無理……、無理です…!!」
  アシャル:「仕事関連のことを話しかけるだけで精一杯なんです…!!」 
アシャル:「アプローチして嫌われたら生きていけません…!」
  イーフェラ(GB):「なんていじらしいひと…」
  ゴーさん(ちろりあん):「向こうだって悪くは思わないはずさ」 
  
  アシャル:「か、かくなる上は辞表を…」
  イーフェラ(GB):「え、ええ!?ストップ!アシャルさん早まりすぎ!!」
  ゴーさん(ちろりあん):「もっと自信を持ちなって」
  アシャル:「そう言われてすぐに持てるものなら苦労はしません…!」 
  
  トゥリア:「自己肯定力が低いのよね、アシャルは…」
  トゥリア:「兄さんもだけど、うふふ」 
  
  イーフェラ(GB):「昨日の出来事のうちでトニーさんとお話ししたけれど…そんなことで誰かを嫌うようなひとでは無いと思います!」
  アシャル:「…! そう、トニー様は素晴らしい人です!」
  アシャル:「それゆえに!アプローチしたら困ってしまうでしょう!」
  アシャル:「断ったら私を傷つける、でもなあなあで受けても……と!」
  アシャル:「彼を困らせるくらいならば、このままの関係を維持したいんです…!」 
ゴーさん(ちろりあん):「でもこのままじゃずっと伝わらないぞ」
  
  アシャル:「ウッ」 
  
  ゴーさん(ちろりあん):「ほかのやつに取られてもいいのか!」 
イーフェラ(GB):「そうですよ!縁談を持ち込まれたらどうするんです!?」
  
  アシャル:「!?」  
  
  ゴーさん(ちろりあん):「行け!アシャル!祭りに誘うんだ!」 
  
  アシャル:「…!!」  
  
  イーフェラ(GB):「今のうちですよ!今のうち!こういうのは行動の早いもの勝ちですよ!」 
イーフェラ(GB):「アシャルさんほど、トニーさんのことを考えられるひとはいません!」
  イーフェラ(GB):「トニーさんの迷惑になると気を割いて、恋心を隠して仕事に尽くすくらいなんですから!」
  ゴーさん(ちろりあん):「そうだそうだ!」 
  
  アシャル:「!!!!」 
  
  アシャル:「み、みなさま…!」
  アシャル:「わ、わた、私は……」 
  
  トゥリア:「構わん、行け」 
  
  アシャル:「はっ……」 
ゴーさん(ちろりあん):「この部屋のことはいい!」
  ゴーさん(ちろりあん):「私たちに任せて行けー!!!」
  イーフェラ(GB):「行けーーーー!!!!」 
  
  アシャル:「あ、ありがとうございます!!」  
  
  ---:アシャルは部屋を飛び出していった…。 
  
  イーフェラ(GB):「この部屋のことはわたしに任せてください!自炊は得意ですから−−−−!!!」 
  
  イーフェラ(GB):らーーーー 
  
  イーフェラ(GB):らーーー…… 
  イーフェラ(GB):「……」
  ゴーさん(ちろりあん):「これで良し」
  イーフェラ(GB):「はい…」 
  
  トゥリア:「ありがとうございます!ゴー様、イーフェラ様!」
  トゥリア:「彼に足りないのは勢いと応援だったんですね…!」
  トゥリア:「いつでも足踏みしては何も変わらない、突き落とす手が必要なのだと…!」 
イーフェラ(GB):「雛が飛び方を覚えるには、親鳥が見せるだけではどうにもならないですからね…」
トゥリア:「その通りですね…やはりあなた達にご相談して正解でした」
イーフェラ(GB):「ゴーさんのおかげですよ。わたし、事前に話を聞いていたはずなのに「本当に恋してるのかな」って迷っちゃいましたから」
イーフェラ(GB):「アシャルさんの行く先に、メガリ・ミティーラの加護があらんことを…」
  
  ---:フゥキトさん、イアロスさん、ミロ君は全力疾走するアシャルとすれ違うでしょうね。
  
  イアロス(餅之屋):「あれ、今の…」すれ違うアシャルさんを見送り
  フゥキト(星草):「あ、b…      ?」全力疾走を見送る
 
  
  トゥリア:「あら、みなさまお帰りなさい」
  
  ゴーさん(ちろりあん):「おかえり~」
  ミロ・テンシス(役者):「ただいま」 
  ミロ・テンシス(役者):「あ、相談事??邪魔しちゃったかな」
  フゥキト(星草):「あっトゥリアさんも   ……??」
  イアロス(餅之屋):「今戻りました」
  イアロス(餅之屋):「…???」
 
  ミロ・テンシス(役者):「ねぇ、バトラーがすごい顔して走って行ったけど…なにか急用だったの?」
  ゴーさん(ちろりあん):「後でわかるさ」 
  イーフェラ(GB):「そうですね…」
  トゥリア:「そうですね、後で…」
  トゥリア:「……あとで…、うふ…」 
  
  フゥキト(星草):「そ、そうか…?」なにもしらないまん
  ミロ・テンシス(役者):「???」 
イアロス(餅之屋):「(何だろうこの空気…)」
  
  イーフェラ(GB):共有しないでいい?
  ミロ・テンシス(役者):いいよwww
  フゥキト(星草):いいよ
  イアロス(餅之屋):いいよ…wwww 
  
  ---:博物館でガラクシアと勇者のことを聞いた一行。
  ---:そして、淡い恋路の行方は一体!? 
  
  『ガラクシアと蒼空の勇者』
  2日目終了