10月12日 17時59分

台風１９号　１２日夜のはじめから遅くに最接近

大型で非常に強い台風１９号は１２日夜のはじめから遅くにかけて県内に最も接近する見込みです。金沢地方気象台では、暴風や高波、土砂災害、河川の氾濫などに警戒を呼び掛けています。県内で観測された最大瞬間風速は、１２日午後５時までに輪島市で２８・５メートル、珠洲市で２５・１メートルなどとなっています。珠洲市は午後１時ごろ、市内全域、１万４０００人あまりを対象に、大雨警戒レベル３に相当する、避難準備・高齢者等避難開始情報を発令しました。県内では一部の地域を除いて、自主避難所が開設され、早めに避難する人たちの姿がみられました。１２日夜のはじめ頃にかけて雷をともなって１時間に５０ミリ以上の激しい雨が降るところがある予想で、１３日夕方までの２４時間雨量は、加賀で１４０ミリ、能登で８０ミリの予想です。１３日も交通が乱れ、北陸新幹線、特急サンダーバード、しらさぎは、始発から昼ごろまで運転を取りやめることが決まっています。金沢地方気象台は暴風や高波、土砂災害、河川の氾濫などに警戒を呼び掛けています。