和の住まいを建築すると値段が高くつくと言われるのは何故か?
日本で西洋風の建物が建てられて、輸入住宅も建てられるのにも関わらず、日本で日本的デザインの住宅を建てるのが高いと言われるのが不思議です。検索したら大工の技術料が高くなってしまうとかそんな意見がありましたが。和の住まいだけなのですか?
そもそも昔の人は問題なく和風建築を建てることが出来たのではないですか?
(資料)
http://hannokinoie.seesaa.net
https://ayabekoumuten.jp/wp/wp-content/uploads/2 …
和の住まいは高いという声があった事が紹介されていますが、木の家は高いは思い込みだそうです。
木の家 = 和風建築ではないですよね。木造が多くても。
木の家は高く無くても和風にすると高くなるのか、鉄筋コンクリートであってもいぶし銀の瓦屋根や襖や畳を付けると高くなるのか?それとも和風建築自体安くする方法はあるのか?疑問に思いました。
このまま高い高いと言われる状況だと、地方にも魅力的な観光地を作って海外からの旅行客をさらに増やしましょうとか、日本国の魅力を世界に発信しましょうとか、地域の自然、歴史、文化等特性に配慮(住生活基本法)しましょうなんて出来ないのではないでしょうか。
- 画像を添付する (ファイルサイズ:10MB以内、ファイル形式:JPG/GIF/PNG)
- 今の自分の気分スタンプを選ぼう!
A 回答 (13件中1~10件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.13
- 回答日時:
そもそも和と和風の違いもわからず書き始め、政府の話を書いたあげくに皆さんの指摘にお礼で住宅基本法なりを持ち出す。
高いのはなぜですか?の後に高くては普及しないし政府は推してると書いては、質問の意図は含みを持つことになります。
高い理由を知りたいだけなら最後の文は書かなければよかったでしょう。
回答者さんの指摘に対して「和の住まいと和風住まいを混在(混同では?)」と書いていて、それが理解されているなら質問自体が解決しているはずです。
建物ごとのおおよその坪単価も把握されていないようですが。
和風なら安く作れて和では安く作れない。
和風は庶民で和は公共施設か金持ちか好みで。
政府が掲げる和の面は和風でも採用可能。結果安く建てられる。
No.12
- 回答日時:
補助金やら政府の何チャラを
引っ張り出すからこんがらかる。
なぜ高いかって言われるけど
低価格の日本家屋は出来ないことないけど
材料も仕上げも偽物だらけになります。
化粧集成材使って左官の代わりに和風クロス使って
そんな張りぼて仕上げなら安いよ。
それが嫌できちんとしたもの作ろうとすれば
大工さんは昔ながらの納まりや加工できる人は
極端に少ないし頼めば日当が高く且つ工期も長い。
左官屋さんも腕のいい人少ないし日当工期は大工さんに同じ。
材料もきちんとしたもの使えば高くなるのは当然。
これじゃ回答にならない?
No.11
- 回答日時:
サンプルに引っ張り出してる「和」のものに、安く作れるとも安く作れとも書いていないのに、政府が推進してるなら高くてはダメなのではってのはおかしい。
採用するかしないかはあくまで個人の決めることであって、国民皆がやれってことではない。
推進しているのは「風土に合った」部分がメインであって、それには和の家が向いていると書いてるだけ。
高窓・天窓、引戸、欄間、続き間、吹抜けは和でなくても取り入れられる。
大黒柱は現代の建築基準法において、一点負荷を認めずNGで、使用すれば見た目で他より太いだけの置物。
床の間は元々殿様が寝る場所であって、奥行き80cmの段差のある掛け軸掛けて華を飾る場所ではない。
囲炉裏は火があって調理ができる作りとした時点で厳密には厨房同様に天井は難燃材の使用義務付け。イコール天井の無垢板使用に制限が出る。
土壁は軸組工法の筋交い強度方式でなければ採用はほぼ不可能で、採用に際して壁に厚さが必要になり、一般的な12cmの柱では細く、柱を太くする必要があり、本物の土壁用の土は発酵に3年を要する上に、漆喰で表面仕上げをすれば、液体が飛んで染み込めば拭き取ることもままならず、染みは白い漆喰に残ったまま。補修は仕切られた一面を左官でやり直す必要がある。
そこにさらに、卓袱台、七輪、蚊帳、着物なんて時代錯誤な事書いて何をもって推進なのやら。
100年(高耐久)住宅やら何やら色々補助金出して煽っても、結局は現実の高断熱やらを推進している。
その頓珍漢な発表を真に受けてこの質問を?
しかも同じ紙面のそれ以外の記事を一切無視してピンポイント攻撃。
推進するなら安く買えるように補助金出せ?
和の建物を買いたいから職人は内職の袋詰め位安く働け?
何を質問しているのか、何を言いたいのか全くわからない。
ありがとうございます。
何か誤解があって済みませんが。
安く働けなんて一言も言っていません。失礼ですがどこを読んでそのように思われたのでしょうか?
補助金に関しても、「国土交通省あたり変えてくれないかなと思いました。」と言っただけのつもりでしたが、補助金が出てきたのは回答No9で出て来たからでしょうか。
>推進しているのは「風土に合った」部分がメインであって、それには和の家が向いていると書いてるだけ。
あとここなのですが、あくまでも和の住まい推進リレーシンポジウムの一環ですよ。記事にも同じような事が書かれています。
安く作れるとも安く作れとも書いていないのに、政府が推進してるなら高くてもよいのなら本当に、税金で補助金を出すことになってしまうのではないでしょうか?私は補助金まで言ったつもりはありませんでしたが、補助金を出すべきだというならそれで良いと思います。私は税金を出しますよ。
それで、あくまでも質問のメインはタイトルに書いた通り「和の住まいは何故、値段が高いと言われるのか?」です。
No.10
- 回答日時:
>1,500万となるとやはりそれだけの値段ですから、
>現在どこのハウスメーカーでも扱っているような
>箱のような住宅が売れてしまうのは
>
ハウスメーカーで平屋で35坪だったら1,500万では無理ですよ?
坪42万円の平屋は基本的にハウスメーカーでは無理です。
ローコスト住宅を展開している会社だけです。
ちょっとあなたの知識と認識が不透明すぎて、皆さんの回答を理解してもらうのは無理なようですね。
自分はここで失礼します。
No.9
- 回答日時:
う~ん…
お答えしようか迷いましたがそもそも質問の主旨がわからない…
まず、先行の回答でのやりとりから。
No.2さんへの
>もう、伝統的な素材は諦めて別のものを模索するしかないのでしょうか。
和風(和)、伝統的な材料って具体的に何を言います?
漠然と質問するより例を挙げて頂いたほうがわかりやすいかと。
「住宅」に限らず他のものは?
例えば衣食住のうちの「食」。
伝統的な食材、いつも食べてます?
ここで言う伝統的とは縄文時代?安土桃山時代?江戸時代?
江戸時代はほぼ肉食禁止ですから穀物と魚くらいですよね。
ならば「伝統食」で牛肉や豚肉を排除します?
昔はフレンチやイタリアン、中華などありませんから一汁一菜でしょ。
仮に牛肉を食べるにしても飼育の方法が違うでしょ。
日本のようにブランド牛を小規模畜産家が生産するのとアメリカやオーストラリアが広大な地の利を生かして大量かつ安価に供給するのと。
でもさ、肉は肉ですよ。
霜降りが無くてもウシには変わりない。
で、和牛A4を100グラム当たり100円以下で食わせろ!と?
これ、育成するのにどんだけ手間と費用がかかっているか理解できます?
衣食住の衣は省略、自動車は?
戦後、庶民の足として軽自動車が誕生し、優遇税制を与えられた。
だが今の軽自動車は最上級で車両本体のみで200万超え。
小型車よりも高い。
質感だけでなく安全基準が昔と違うので仕方ないところもある。
みんな買い手の選択では?
供給側がラインナップを増やして選択肢を広げているんです。
それとも軽自動車は「伝統的な」安物だけにしろ!と?
『諦める』の意味は???
総予算50万で中古車を買おうとする人間は、乗り出し4000万のフェラーリを買わないことを「諦める」とは言わない。
No.6さんへの
>下記の2ページ目の問題でしょうか。
>今年の6月からは、建築物全体の性能を総合的に評価することにより、耐火構造以外を可能にしたという部分。
リンク先は昨年の建築基準法改正の概要ですよね。
2ページ目の「木材利用の促進」のこと?
①は「中層の建物(非住宅含む)で、それまで一律だった規制を、総合評価することで耐火構造以外でもいいよ、とした。
木は燃えます。
だから低層かつ小規模で一定の用途の建物にしか使えなかった。
だけど火災や延焼の試験を繰り返し、表面の「燃えしろ」が焼けただけで内部は大丈夫なことがわかってきた。
表面が燃えて炭化したことで内部まで燃える時間が稼げることがわかったんです。
建物に要求される火災性能とは、
「倒壊するまでに全員が外へ避難できる」
です。
法律は焼けた建物の再使用なんか考えていない。
延焼を抑止、倒壊までの時間を稼ぐこと。
これを建物全体で評価、「火災時も燃え残り部分で(全体の)構造耐力を維持できる厚さを確保」することで木材の使用を緩和したわけ。
普通の2階建ての専用住宅には全く関係の無い話。
「和風の住宅」で高さ20m超えとか10階建てでエレベータ付きなんて無いでしょ。
No.7さんへのお礼中は、どのような意図で引用されました?
これは
『住生活基本法』
ですよ。
法律を読む場合は必ず第1条に目を通すこと。
↓
第一条(目的)
この法律は、住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策について、基本理念を定め、並びに国及び地方公共団体並びに住宅関連事業者の責務を明らかにするとともに、基本理念の実現を図るための基本的施策、住生活基本計画その他の基本となる事項を定めることにより、住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策を総合的かつ計画的に推進し、もって国民生活の安定向上と社会福祉の増進を図るとともに、国民経済の健全な発展に寄与することを目的とする。
生活基本法とは、国や自治体が国民や住民に住宅を供給する場合の責務などを決めたものです。
よってこの法律の対象は公営住宅などが基本。
国がすべての国民の住まいを供給するなら社会主義国家です。
>好きな家を建ててくださいとは言っていないのではないですか?現に和の住まいを増やそうとしているのは政府ですし。
もちろん個人融資の件もあるので個人も努力義務の対象だけど、貸付資金の原資の一部は税金なので、血税を使って好き勝手に粗悪な建物を作られないよう、融資の対象には最低基準を設けてもいます。
和風(?)でもいいんです。
普通の木造軸組みで。
だけど自治体などが低廉かつ良質な住宅を一定量で供給するためそうそう高い金はかけられない。
家賃3万円/月の市営住宅で、総ヒノキ、数寄屋造、枯山水の庭園付き戸建て住宅を、経験年数50年のベテラン棟梁を指名して量産するわけにはいかないんです。
公営や公団はほとんどが共同住宅(集合住宅)でしょ。
土地が狭いから3層4層で、それでは今までは木材を使えなかったし、法改正があってもよほど政策的な意図が無ければやはり使わないと思う。
木造戸建ては地元の活性化で地場産の杉を使いたい、など以外ではほとんど見当たらない。
仮に林業を持たない自治体が積極的に木材を使うなら、国が国策で補助金を出す必要がある。
補助金=税金=国民の財布です。
あなたは自分の地元の整備を後回しにして、無関係な地域で木造の建物が建つことに金を出します?
言い換えたら自己資金や、市中銀行など普通に融資を受けるものなら関係の無い法律。
何をどう建てようと国(法律)は関与しない。
もちろん和の立派な家を建てたくても国も自治体も金はくれませんよ。
和・・・何をもって和ですかね?
歴史?
昔昔…横穴式住居から竪穴式住居へ進化した。
だが竪穴式住居を「和」とは言わない。
日本の建築材料では木材や竹などがふんだんにあった。
木材は素晴らしい材料だし地震の多い我が国では柔構造ゆえなじんでもいた。
和≠(現在の)高級材料
先の「食」に戻り、あなたは味噌汁作るのに毎回出汁を自分で取ります?
「ほんだし」など使いません?
じゃ、「ほんだし」を使ったものは味噌汁と言えませんか?
「ほんだし」を使う主婦は手抜きで使えない役立たず、でいいのかな?
時代が違うんですよ。
竪穴式や横穴式住居を和風住宅を言わないのと同じ。
結局はどこまで金を出せるか、でしょ。
金さえ出せばあなたがイメージする和風住宅なんて今でも普通に建てられる。
無頓着で資金難の顧客に坪単価200万とか(笑)、棟梁や屋根屋、庭師などに定期のメンテを義務付けたら買うわきゃないし。
で、結論。
>和の住まいを建築すると値段が高くつくと言われるのは何故か?
『言われるのは』←他人の噂?
どこで誰が何をどのように言ってるんです?
質問本文中の2つのリンク、要は埼玉県飯能市で顧客を取りたい業者のセールストークでしょ。
飯能は背に森林を抱えていますから地場産業を発展させたい思惑があって当たり前です。
>昭和や平成に入った当たりに新築(や賃貸?)にあったような、和風建築(例えば、瓦屋根で、和室が3室くらいで、洋室が1室くらいで、障子、襖、畳あり。どの部屋も別に広くはない。床の間は1部屋にはあり。書院窓や違い棚まではさすがに無かったのかもしれませんが。)のような住宅とか、襖や畳ありのアパートはどの程度のランクだったのでしょうか。
ランク、は無いのでは?
やはり時代ですよ。
>前述のような住宅は私が生まれ育った家でして、建てるのにどれだけ大変なのか気になりました。
和室が好まれなくなったのも時代では?
畳に着座する生活が減った。
昔は子供部屋であっても畳敷きが多かったと思う。
畳、手入れが大変では?
フローリングなら掃除も簡単だし。
だが昔の主婦は文句を言えなかった。
「掃除が大変だから板張りにリフォームして欲しい」
なんて舅や姑に言ったら叩き出されます。
嫁いできた嫁の立場が奴隷並みに低いのも時代。
>適用される時点の建築基準によって変わってくるのかもしれませんが、かなりローンが高くなるのでしょうか。
専用住宅(普通でイメージする戸建て住宅)であればあなたがイメージする和の住宅、そのまま建てられますよ。
だが屋根と外壁(区域のよっては建具も)には規制がかかる。
富山の散居村のように隣の家まで数百メートル離れているならいざ知らず、今の町中では建物が密集しているのが普通。
○防火性能→外部から来る火の粉を防ぐ(火を防ぐ)
建築基準法第22条でほとんどの市街地は「燃えない屋根」にしなければならない。
だから昔の農家のような茅葺屋根は使えない。
屋根にガスバーナーの火を噴いて着火しないイメージ。
壁も第23条で同様の規制、隣の建物と一定の距離を置かないと「燃えない壁」にしなければならない。
○耐火性能→火災が発生したときに建物が持ちこたえられる性能(火に耐える)
都市計画で防火・準防火の指定が無い区域ならば、専用住宅では無視。
建物を使用するのは家族だけです。
脱出する経路も熟知しているはず。
地震では倒壊するまでの時間を稼ぐ耐力を法で義務付けているが、火災なら足元が揺れることもなく避難ルートが転倒した家具で遮られることもなく、火災報知器が発砲した時点で身体ひとつで逃げればいい。
無人島や北海道の原野ど真ん中で一軒家を建てるなら都市計画区域外、建築確認申請は不要ですので、オウンリスクで何をどう建てても誰も文句言わない。
ローンの金利は木造だろうが何だろうが同じ。
資金不足でどうしたいんです?
一皿100円の回転寿司と比べて、すきやばし次郎本店で大将が握る寿司が高くなる理由、わかりません?
その差額を国土交通省が出せ!と?
ありがとうございます。
分かりにくくて済みません。
贅沢品を普及させるべきだとは言っていなくて、景観とか文化振興など色々意味もあって和風の住まいに推進できないかと思いました。
実際に国が始めていますね。実際に質の良いものが求められるかは地域の特性によると思います。京都の町屋とかそうだと思うのですが。
例えるならば、日本政府が食育として和食推進をしています。
学校給食ではパンが減り和食だらけになりました。でも懐石料理は出てこないでしょう。
これの住宅版です。
寿司でいうならば回転寿司食べようが自宅でおにぎり食べようが高級寿司食べようが多くの地域ではあまり関係ない気がします。
それで、調べたらネットでは和の住まいは高いとあちこちで書かれていて、正しいか間違っているかはともかくそういうイメージがあるのは何故かなと思いました。
住生活基本法なんですが、1条でいう住宅関連事業者はハウスメーカーの事は指さないのでしょうか。そうなると住宅関連事業者とは誰の事でしょうか?それと国が国民の住宅を供給すべきと言っていません。
法律では国民の責務のようなものが定められているものは少なくありませんが、このようなものは、強制力がない事はおいといても、条文として全て無効なのでしょうか?
何をもって和なのかは、政府の資料にあります。
地域差もありますしいくつ満たせば和とは言えないでしょうが、目安にはなる気がします。
https://www.mlit.go.jp/common/001261170.pdf
建築基準法の件、もう一度見てみたら、現行基準で、2階建は耐火構造は不要と書かれていますね。
すみません。
つまり民家には実効性が無い?残念です。
既存建築ストックの活用イメージの写真は2階建てなので関係が無いのでしょうか。
No.8
- 回答日時:
文章が拙く全く伝えたいことを伝えることが出来ずにすいません。
「和」の住まいを増やせとは微塵も感じられない、安全なものを作りなさいとしているだけです。
外見に対してなんの縛りも書かれてはいませんし、和である必要は全く無い。
それが決められているならそれ以外の建物が建っていることは大犯罪がまかり通ってる国ということですよ?
そもそも「和の」といっても、「古式日本建築」なのか「和風」なのか。
>せめて和を感じられるもの
>
であれば「和風」で充分です。ハリボテで充分です。それで充分感じさせられます。
故に本床も使われていない畳表だけのフリスビーのような畳をお土産に買っていく外国人がいるのです。
ソレで満足なんです。
補足に書かれた建物は単に「普及住宅」です。平民ランクです。
ただ、ソレは単に概要で話しただけに他なりません。
3DKあたりであっても、どういう仕様で建てたかが「和」のランクに大きく差をつけます。
あなたの「和」が不明なので解釈にズレがあれば無意味な説明になりますが
どこの国においても形式美、機能美、素材美、贅による美のバランスが有ります。
廊下と洋間の床は「複合フローリング(合板)なのか、無垢板なのか」
で言えば無垢にするなら贅による美。
そこに使う素材を活かすのには素材美と贅による美とがある。
すべての和室には長押(ナゲシ)が施されて形式美。そこに長押蓋まで付くと贅による美。
共に「部屋としては必要ない」もの。
天井は目透かしか、棹縁か、凝って船底か。目透かしもソレ風のクロス張るだけにするのか。
手を入れた(凝った)時点で形式美を作るための贅による美は避けられない。
屋根は和瓦。降り棟に風切丸まで並べるのかは贅による美。
大棟の熨斗瓦を5段にするのか7段にするのか。段が無駄に多いのは贅による美。
(各名称の解説まで書くととんでもない文章量になるので気になれば検索を)
と、こういう部分でも3DKでも大きく金額が変わる。
平屋で4DKのざっと35坪程度の家は、1,500万でもソレっぽく建てられるし、作り込んでもらえば3,000万。材料を贅に振れば5,000万でも足りなくなります。
なので、あなたの基準次第であなたの言ってることの「的(まと)」が全く違うものになります。
ちなみに
普及木造在来工法での柱は現在12cm角が主流ですが、1階層分(管柱)の3mのもので、安ければ1,500円ですが、高ければ3万円です。20倍の差があるのものどれを使うかで全く値段の違う家になります。
そして特定の材料を使うと決まった時点で、付帯材料のレベルもソレに併せる事が決まります。
しかし上品を使ったところで、興味・知識の無い人には全く伝わることはありません。
むしろきれいな木目柄クロスを張ったと思われるくらいです。
そこに興味のある人間が、それを使ってソレに見合った加工法で収めて建てれば良いだけで、興味ない人はそこを省いて壁紙と合板で建てれば良いんです。
悪いことでも無いですし、安く和を再現できれば多分あなたの言ってることは解決しますし、解決しています。
現在の住宅単価は概ね坪60万ですから。
ありがとうございます。
ということは歴史、文化その他の特性とか、調和の文言は意味が無いという事でしょうか。法律に国民や事業者の努力義務が書かれていることは珍しくありませんが、罰則(強制力)がない以上は書かれていないのと同じ事だという事でしょうか。
普及住宅の件分かりました。どこまでこだわるかによるが、本格で贅沢な建物で無い和風ならば建てようと思えば建てられるあたりでしょうか。
それでも1,500万となるとやはりそれだけの値段ですから、現在どこのハウスメーカーでも扱っているような箱のような住宅が売れてしまうのは仕方ないのでしょうね。
国土交通省あたり変えてくれないかなと思いました。
No.7
- 回答日時:
ん?安ければいいなら日本建築をやらなければいいだけですよ。
あなたの書いている「和」が日本建築を指しているかもしれませんが、「和風」であれば安くできます。
そういう建物よりも日本建築が必要という人がいるから残っているだけです。
つまり
>住生活基本法
>
とは関係ありませんし、好きな家を建ててください。
建築基準法的の基準を満たせば建つことができるのですから。
普及住宅と観光資源級建造物を同じ扱いで見てはいけません。
>このまま高い高いと言われる状況だと、地方にも魅力的な観光地を作って
>海外からの旅行客をさらに増やしましょう
>
客を呼べる建築となると安くは作れません。テーマパークのような造りで良ければ簡易的に「それ風」で造れます。
でもそれを海外の建築やってる人に見られてはまったく無価値な観光資源になります。
それどころは「ハリボテだった」と広められてしまいます。
さてどっちが良いですかね?きっと観光資源的には大ダメージです。
完成が楽しみな「サグラダ・ファミリア」をハリウッドよろしく骨組みを鉄骨にして発泡樹脂で作った「大理石風柱(カバー)」や「レンガ積み風壁」でハリボテで作ればかなり完成を早められます。
また、自宅を観光資源級で仕立てることは施主の自由です。
>地域の自然、歴史、文化等特性に配慮
>
こういうものに調和させるのは日本建築でなくても構いませんし、鉄骨でも鉄筋コンクリートでも可能です。外見を最終的に調和に持っていければ良いだけです。
ちなみに和でなくても海外の建築でも本物であればいくらでも時間の掛かる建築はあります。
でもそれが普及住宅で行われているかといえば、日本と変わりはありません。
それが必要な人はそういう建物を建て、安く建てたい人はそれをやらないというだけです。
ありがとうございます。
法律関係が良く分からないのですが。
(良好な居住環境の形成)
第四条 住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策の推進は、地域の自然、歴史、文化その他の特性に応じて、環境との調和に配慮しつつ、住民が誇りと愛着をもつことのできる良好な居住環境の形成が図られることを旨として、行われなければならない。
(住宅関連事業者の責務)
第八条 住宅の供給等を業として行う者(以下「住宅関連事業者」という。)は、基本理念にのっとり、その事業活動を行うに当たって、自らが住宅の安全性その他の品質又は性能の確保について最も重要な責任を有していることを自覚し、住宅の設計、建設、販売及び管理の各段階において住宅の安全性その他の品質又は性能を確保するために必要な措置を適切に講ずる責務を有する。
2 前項に定めるもののほか、住宅関連事業者は、基本理念にのっとり、その事業活動を行うに当たっては、その事業活動に係る住宅に関する正確かつ適切な情報の提供に努めなければならない。
好きな家を建ててくださいとは言っていないのではないですか?現に和の住まいを増やそうとしているのは政府ですし。
>>地域の自然、歴史、文化等特性に配慮
>こういうものに調和させるのは日本建築でなくても構いませんし、鉄骨でも鉄筋コンクリートでも可能です。外見を最終的に調和に持っていければ良いだけです。
すいません、歴史や文化に配慮せよだったら、せめて和を感じられるものじゃないといけない気がします。
統一はしたけどイギリスのハリボテを作りましたでは意味が無いですし。
重要文化物であれば安く済ませるべきではないでしょうし、量産品の住宅で良いような地域ならば和を感じさせるレベルの住宅で良いのかなと思って質問しました。
どの地域であっても、一切妥協してはいけないというのであればすみません。
No.6
- 回答日時:
いまどきは、消防法により可燃性のものを露出させることは禁じられています。
柱も木材で可燃性なので、露出してはいけないものに含まれています。
そうすると、和室のような柱が見える部屋にしたい場合、まず不燃性のもので壁を作り、その上に柱を重ねる、という手順を踏むことになります。
柱のない洋室に比べると手間と材料が増えるわけであり、そのぶんコストも高くなるのです。
構造材としては和でも洋でも木の柱が使われており、あとは内装などの問題になります。
ありがとうございます。
下記の2ページ目の問題でしょうか。今年の5月あたりまでは、すべての壁・柱等が耐火構造でなければいけなく、
今年の6月からは、建築物全体の性能を総合的に評価することにより、耐火構造以外を可能にしたという部分。
https://www.mlit.go.jp/common/001263369.pdf
No.5
- 回答日時:
景観論 様 (長文ですみません)
例えば、時代劇に出てくるような、本格的な和室を思い浮かべてみて下さい。
武家屋敷の茶室などは、わびさびの風情を重んじながら、各所に、伝統的な
工夫を凝らして創作しています。
優れた職人技をちりばめた、芸術品のような造作や建具は一個一個全て
手作業で創られています。
現代の設計・建設・建築業者では、再現が難しい技術も多く存在します。
現代の建築設計技術では、西洋式の工法(2×4工法等)を取り入れる事に
より、コストダウンを図り、大量生産できる事を重視する傾向に変わって来た
のです。 結果、似たような作りの住宅がスタンダードとなりました。
早く・安く・簡単に作れる住宅が良しとされ、和風本格住宅は、一部の
趣味人以外では、徐々にすたれて来ているのが現実です。
ちなみに私の実家は、母の「和室・愛」の願いを実現させてあげる
ために最大限の設計・建築の工夫を凝らして、創りました。
☆ 凝った創りの一例ですが…
・書院造りの和室、書院窓、違い棚のある床の間、掛け軸、香炉。
・和室外側に白木の広縁廊下を配置。和室の障子戸は雪見障子。
・全ての障子戸の上に、天窓(障子付き)を付保。
・和室八畳間は、二間続きで、仕切りのふすまは引き違い戸。
・二間続きの和室の天井仕切り部分には、 近江八景の欄間を配置。
・家具は、紫檀の茶だんすと、香蘭社の茶器・茶盆で統一。
・襖(ふすま)絵は、絵師の手描き。畳のヘリ部は金糸の刺繍創り。
…など、凝りだしたら、際限はありません。全てが手作りですから
当然高価でした。「和の住まい」が高くなるのは、それだけの価値が
ある物だからなのです。
母子家庭で、女手一つで子供達を育ててくれた、母の長年の夢を
叶えてあげたい、という私達の思いも叶った訳で、嬉しかったです!
No.4
- 回答日時:
和風建築が割高になるのにはいくつか理由があります。
和風建築と言いましても、昨今ではプレハブをはじめ純然たる洋風の工法を取りながら、内装デザインの上で和風を装うという方法も多く見られます。ですが、本来の軸組み工法による伝統的な和風建築は、工法のうえからも材料のうえからも、しつらえの面からも、どうしても割高になることは避けられません。
本来の和風建築はその構造の上でほとんど全部が木質の軸組み構造です。そして、軸組構造では柱材や梁材、長押材、天井材、床材、床の間や玄関回り、そのほかの構造部材の多くを露出させた施工であること。そのためには、平らなものは平らに、真っ直ぐなものはあくまでも真っ直ぐにと加工された端正な仕上がりの部材が必要になります。ここが洋風建築との大きな違いです。
そのためには、さすがに安手な貧相な材料で済ませてしまうわけにもいきません。ある程度見栄えの良い木材を丁寧に加工することが避けられず、これが現代ではことにコストの割高感の最たる理由になります。
そのほか、和風建築では、壁も簡易なクロス貼りというわけにもいきません。やはり京壁など鏝(コテ)を使った塗り壁が本筋となりますから、近年腕の良い左官職人が少なくなっていることもあって、この部分のコストもそれなりに大変割高になることが避けられません。
あとは、洋風建築であれば、玄関はアルミドア、窓や掃き出し口にはアルミサッシにカーテンといった開口部になるでしょうが、和風建築では、アルミサッシを使うにしても、やはり内障子は欠かせないものでしょうし、縁側が欲しくなったり、建具が多くなったりとその質の面でもコストにかなり響きます。
そのほか、インテリアデザインの面からも、良質の畳は最低限必要ですし、多少は立派な床の間も欲しいし、それらの材料そのものがとかく高価であること。押し入れや天袋など細かな造作、長押の取り回し、そのほか、手間のかかる施工部分が多いこと。そして、こうして積算してみますと驚くほどコストが高くなることがほとんどです。
なお、昔の人たちも、家作を持つ…というのは富裕な者か、事業に成功した者たちに限られていたのです。ただ、当時は、良質の木材が豊富に得られていましたし、腕の良い職人衆もたくさん居たのです。ですから、比較的工費に余裕もあったことでしょう。ですが、やはり、家を一軒持つということは大変なことだった、それは今と変わることはなかったと思います。
長くなりましたので、ほかのことをお答えできなくなりました。これだけご回答いたします。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
関連するQ&A
関連するカテゴリからQ&Aを探す
あなたにオススメの記事
衝撃の大どんでん返し! おすすめのミステリー映画4選
教えて!gooウォッチ
1ヶ月で辞める「いまどき新入社員」にありがちな3つの特徴
fuelle(外部リンク)
忙しく働く人を襲うおしりのトラブル!痔になりやすい生活習慣とは【PR】
教えて!gooウォッチ
メインにもサブバッグにも使える!今季デザインのトートバッグをご紹介。
ONWARD CROSSET(外部リンク)
犬や猫にマイクロチップを装着する際のメリット、デメリットを獣医師に聞いた
教えて!gooウォッチ
住民税が一番高い自治体はどこ?都道府県別・市町村別ランキング
fuelle(外部リンク)
夜の営み、介護問題……夫が年上の「年の差婚」 女性には覚悟が必要?
教えて!gooウォッチ
誕生花は生まれた日によっても違う!誕生花の意味と由来をご紹介。
花キューピット(外部リンク)
おすすめ情報
このカテゴリの人気Q&Aランキング
- 4
ヘーベルハウスは一番強いので...
- 5
シャッター・雨戸・フィルム(...
- 6
和の住まいは何故、値段が高い...
- 7
雨が降ると洗面台の排水口から...
- 8
アルミサッシ枠(下部)からの...
- 9
浄化槽への排水逆流について
- 10
サッシから雨漏りします
- 11
通風孔を塞ぐ商品はありますか?
- 12
台風の風で家が揺れました
- 13
濡れた面にも貼り付くテープ
- 14
木造一戸建住宅の基礎にある床...
- 15
屋根にはなぜ瓦が敷き詰められ...
- 16
高層マンションの窓ガラスの種...
- 17
雨戸の鍵の位置について
- 18
室内ドアの標準的な寸法は?
- 19
2階に雨戸・シャッターは付け...
- 20
窓枠と窓ガラスの補強について
おすすめ情報
公式facebook
公式twitter
追加で疑問です。
昭和や平成に入った当たりに新築(や賃貸?)にあったような、和風建築(例えば、瓦屋根で、和室が3室くらいで、洋室が1室くらいで、障子、襖、畳あり。どの部屋も別に広くはない。床の間は1部屋にはあり。書院窓や違い棚まではさすがに無かったのかもしれませんが。)のような住宅とか、襖や畳ありのアパートはどの程度のランクだったのでしょうか。
前述のような住宅は私が生まれ育った家でして、建てるのにどれだけ大変なのか気になりました。適用される時点の建築基準によって変わってくるのかもしれませんが、かなりローンが高くなるのでしょうか。
私はその時代に大人だったわけでは無いので、どういう事情だったか全く分かりません。
分かる方いらっしゃいましたらどなたか教えてください。
※ 本格的な和の住まいと和風住まいを混在させてしまいすみません。
探したところ住生活基本法でいう住宅関連事業者が何かは政府の資料に書かれていました。
https://www.mlit.go.jp/common/001125135.pdf
>住生活に関わる主な関係者は、住生活基本法第9条の
>分類に従い下記(ア)~(キ)のとおり整理できる。
それを列挙すると。
(ア)国 (イ)地方公共団体(ウ)公営住宅等の供給等を行う者(エ)住宅関連事業者(オ)居住者 (カ)地域において保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者 (キ)その他の関係者
住宅関連事業者の内容は次のように書かれています。
>(エ)住宅関連事業者
>住宅関連事業者は、住宅の供給、建設、改良又は管理を業として行う者であり、具体例
>としては、ディベロッパー、建築士、宅建業者、リフォーム業者等である。住宅関連事業
>者は、住宅という商品を生産し、流通させ、管理するなど、住宅という商品の品質・性能
>を維持・向上させるための大きな役割を担っている。
資料で言及されている9条では次のように書かれていました。
(関係者相互の連携及び協力)
第九条 国、地方公共団体、公営住宅等の供給等を行う者、住宅関連事業者、居住者、地域において保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者その他の関係者は、基本理念にのっとり、現在及び将来の国民の住生活の安定の確保及び向上の促進のため、相互に連携を図りながら協力するよう努めなければならない。
すみません、国会答弁や国交省資料で似たことがすでに触れられていました。探したところありましたよ。住生活基本法とは書かれていませんでしたが、住生活基本計画とは書かれています。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku …
>昨年三月に閣議決定いたしました住生活基本計画におきましても、「目標と基本的な施策」の一つとして伝統的な技術の承継、発展を掲げ、地域材を用いた良質な木造住宅や和の住まいの普及啓発等を推進することを位置づけております。
https://www.mlit.go.jp/common/001124128.pdf
説明文では無いが和の住まいが触れられている。
補助金については、政府が既に検討済みのようですね。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku …
井上政府参考人が、畳について、補助とか政策融資でここまで踏み込むというのはなかなか難しい・・・で触れています。
https://www.mlit.go.jp/common/001263368.pdf
和の住まい推進の一環で、伝統的な住文化を継承しつつも、環境負荷の低減を図るモデル的な住宅の建設に対して、国が掛かり増し費用の一部を民間事業者等に対して補助。こちらはもう実施されていますね。
住まいの要素については、作りにくくしておいて、推進で掲げても普及は難しそうですね。囲炉裏はそもそも実用的ではないでしょうし。
火鉢型石油ストーブが既にあるようです。趣味の品に近いかと思いますが。https://www.amazon.co.jp/TOYOTOMI-%E3%83%88%E3%8 …
https://dayout.today/articles/38850
ちなみに文化新聞については私は所有していないので他の記事については分かりません。