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【芸能・社会】

EXILE AKIRA「チーリンがいるところが僕の家」 高雄映画祭で結婚後台湾初の公の場

2019年10月12日 紙面から

高雄映画祭のパネル前でポーズを決めるEXILE AKIRA=台湾・高雄の高雄市立図書館総館で(江川悠撮影)

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 【高雄(台湾)=江川悠】EXILEのAKIRA(38)が11日、当地の高雄市立図書館で開催中の「高雄映画祭」に出席。6月に女優リン・チーリン(44)と結婚後、台湾では初の公の場となり、現地メディアから祝福を受けた。また、この日(現地時間10日)は、スペインでNAOTO(36)が「シッチェス・カタロニア国際映画祭」、小林直己(34)も英国で「ロンドン映画祭」にそれぞれの出演作を引っ提げて出席。EXILE史上初の“同時多発”海外映画祭参加が実現した。

 AKIRAは楽曲と映像を融合させた「CINEMA FIGHTERS project」第三弾の短編映画集「その瞬間、僕は泣きたくなった」(11月8日公開)の中で、「Beautiful」(三池崇史監督)という作品に主演。主人公・光司(AKIRA)が首つり自殺を試みたさなか、大地震に見舞われ、がれきの中から救出した女性と人生を見つめ直してやがて結婚。小さな愛をはぐくむ物語だ。

 10、11の両日、同作の公式上映が行われ、11日は台湾メディアとの記者会見にも臨んだ。「この作品を撮り終えた後に結婚をしましたので、こういうタイミングで夫婦愛を描く作品に出会えたことにご縁を感じています」と語ると「待ってました」とばかりに、チーリンに対する質問が矢継ぎ早に飛んだ。

 劇中で父になる光司になぞらえ「プライベートでも今、いいニュースをお知らせすることは?」と踏み込んだ質問も。AKIRAは苦笑しながら「そういうニュースがあったら、みなさんにそういう(報告の)場を設けたい」と台湾メディアをにぎわせているチーリンの妊娠説を否定した。

 会見の最後に取材陣が「おめでとう、結婚!!」と日本語で声をそろえて祝福。一緒に集合写真を撮りたいというリクエストにも応じ、「チーリンお姉さん」の愛称で親しまれる台湾のスーパースターを妻に持った影響力の大きさをあらためて実感したようだった。

 本紙の取材にも応じ「自分の大切にする人の地元で、自分の作品が流れるというのはとても感慨深いですね」としみじみ。第2の故郷・台湾での生活について「普通に庶民的な点心や肉まんの店に2人で行きます」と明かした。お互いに世界を飛び回る多忙な生活の中でも、会える時間をつくっているそうで「チーリンのいるところが僕らの家です」とニッコリ。挙式は未定だが「タイミングを見て、2人にとって意味のある場所でしたい」と語った。

◆スペインNAOTO “お祭り感”ビンビン

サグラダ・ファミリアをバックにポーズをとるEXILEのNAOTO=バルセロナで

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 NAOTOは映画初主演作「ダンシング・マリー」(SABU監督)が、「シッチェス・カタロニア国際映画祭」の「ニュー・ビジョンズ部門」にノミネートされ、ワールドプレミア上映で海外映画祭デビューを飾った。

 主要会場の1つであるプラド劇場での公式上映前に、共演の石橋凌(63)とともに英語とスペイン語を交えて舞台あいさつ。「シッチェスの“お祭り感”を肌でビンビンと感じました」と興奮気味に振り返った。AKIRA、小林と同日の海外映画祭出席に関しては「すごくうれしいし、刺激をもらえますし、誇らしいです」と語った。

◆ロンドン小林直己 流ちょうな英語で「身が引き締まる」

ロンドンの街並みをバックにポーズを決めるEXILEの小林直己

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 小林はハリウッドデビュー作となるNetflixのオリジナル作品「アースクエイクバード」(11月15日配信)で英国最大の映画祭「ロンドン映画祭」に参加。主演のオスカー女優アリシア・ヴィキャンデル(31)らと舞台あいさつに立った。

 16年から仕事の合間をぬって週5ペースで1日3時間ずつ英語を勉強し、17年末に行われたオーディションでハリウッドデビューへの切符をつかんだ小林は500人以上の観客を前に「今回の経験はこれからの大きな一歩になったと同時に、身が引き締まる思いです」と流ちょうな英語であいさつした。

 

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