中日のドラフト1位・根尾は1回無死一塁の第1打席で投前への犠打に成功。ロッテ・中村稔の初球142キロをきっちり決めた。その後、木下拓の左前適時打で先制の本塁を踏んだ。根尾が犠打を決めるのは今リーグの8日の西武戦(南郷)以来プロ2度目。今季のウエスタン・リーグでは首脳陣の方針で犠打は1度もなかったが、1軍での活躍が期待される来季に備え、2番打者としての役割を果たした。
3回2死走者なしでの第2打席はフルカウントから中村稔の内角133キロをはじき返すも三ゴロだった。5回2死一塁での第3打席は1ストライクからの2球目、中村稔の137キロをたたくも中飛に倒れた。