2回に渡り、「仕事で人間関係に悩んだ時」の考え方と具体的な対応方法について、書きました。
今回は最終回になります。
これまで書いたことを試したけど、ダメだった時は、あの最終手段しかありません。
退職する
人間関係で退職してもいいじゃないか!
最初に言いたいのは、これです。
「人間関係の問題はどこにでもある。だから、人間関係で退職するのは逃げである」という正論もありますが、、
逃げで結構!!
身体や精神を壊してまで、続けないといけない仕事はありません。
正論のために、自分を責めたり、犠牲にしなくていいんです。
転職先の面接で退職理由を聞かれ、「人間関係」だと、ストレートに言うと、「あなたにも原因があるのではないか」とマイナスになる可能性があるのは事実だと思います。
ただ、それはその時に他の退職理由を考えるとして、今は自分を守ることを先に考えましょう。
退職する前に転職先を決めて!
「逃げていいんです」と書いたあと、書きづらいのですが、、
少しだけ、踏ん張って、退職する前に転職先を見つけましょう。
その理由は、この記事を参考にして下さいね。
どうせ退職するんです。
嫌いな人は思いっきり無視しましょう!!
自分の生活の確保のため、妥協せずに転職先を選ぶためにも、少し辛抱して、在職中に転職先を見つけて下さいね。
退職になった原因を振り返ろう!
自分を責めるための反省ではありません。
退職したことを教訓にして、できるだけ今後、人間関係で困らないようにするためです。
- 相手のことを気にし過ぎた
- はっきりと意見が言えなかった
- 相手を変えようとばかりしていた
- コミニュケーションを取れていなかった
- 上司に本当に困っていると、相談することができなかった
などなど、、ここで大切なのは、
自分でコントロールできることと、そうでないとことをはっきりさせることです!
振り返り、今後に繋げるのは「自分でコントロールできる部分」だけです。
「自分でコントロールできない部分」というのは、「上司に本気で相談したけど、取りあってもらえなかった。そこで、人事部にも相談したが、ここでも取りあってもらえなかった」など、自分ができる範囲のことをやって、結果というバトンが自分にはない状態のことです。
まだやれることがあったのであれば、反省して、次からやればいいんです。
やれることを全てやったのあれば、反省する必要はないです。
特に自分でコントロールできない部分を反省し出すと、確実に精神的に落ち込んでいき、うつ病などを引き起こす原因になります。
やれるだけをやったかどうかが、大切です。
やるだけやって、退職になったのであれば、それはしょうがないですよ。
まとめ
退職するという結果になったとしても、そこまで人間関係で悩んでいたのであれば、必ず、「退職して良かった」と思える日が来るはずです。
今回、3回に渡って書いたのは、「人間関係で悩んだ後」いわゆる、「人間関係という問題」が起きた後の考え方や対応方法です。
人間関係の問題が起きた後は、これまで書いたことを是非、やってみて下さい。
ただ、1番ベストなのは
「人間関係の問題が起きないこと」ではないでしょうか。
もちろん、こちらがどれだけ気をつけても、人間関係の問題が起きることはあります。
100%回避できる、スペシャルな方法はありません。
私がお伝えしたいのは、人間関係の問題が起きる可能性を1%でも下げるために、「自分ができることはやってみよう」ということです。
- まわりに優しくできているか
- 自分だけが良ければいいと思っていないか
- ものの言い方がきつくないか
- 相手をバカにしたような態度を取っていないか
- 誰にでも公平に接しているか
- あいさつはできているか
- 相手の立場に立った行動ができているか
など、自己チェックが大切ではないかと思います。
まとめとして、最後にお伝えしたいのは、、
人間関係の問題はいくら気をつけても、起きる時は起きる。ただ、1%でも人間関係の問題が起きないようにするために、人に優しくできているかなど、自分で自分をチェックしていこう!(^^)!