私は、ホルモン非反応(ERゼロ、PgRゼロ)の
HER2タイプ乳癌罹患者なので
※まずホルモン受容体を発現して転移する
ことはなかろう、
HER2発現がない細胞で転移すれば
トリネガ、それは可能性としてあり得るし
時々、ブログでもお見かけします…
ので、トリネガの治療は自分事として
ウォッチしていますが…
トリネガも、新たな受容体、指標が
見つかって治療が開発されていけば
細分化されていくでしょうし。
まさに、最近認可された免疫チェック
ポイント阻害剤はPD-L1陽性か陰性かで
治療対象が分かれるし…
そういう時代になってきています。
基本的にはスルーしているし、私のブログで
扱うこともありませんが、
HER2陽性のよしみで、私のブログを
お読みいただいている方々の多数は
ホルモン陽性でもあるトリポジさん
なので、
日経BP社 がんナビさんの、以下の記事も、
ご参考までに、ご紹介しておきますね。
2019/9/29
■monarcHER試験 第2相
▼対象
・ホルモン陽性HER2陽性
ステージ4
・抗HER2治療歴2回以上
カドサイラとタキサンの治療歴あり
・フェソロデックス、CDK4/6阻害薬の
治療歴なし
(↑集まった試験対象の患者: 237人)
・内臓転移有:6-7割、前治療数3回:4-5割、
ホルモン治療歴有:約8割
▼試験内容
・以下の3群比較
対象群
①ベージニオ+ハーセプチン
+フェゾロデックス
②ベージニオ+ハーセプチン
比較群
③ハーセプチン+医師選択抗がん剤
▼結果
・PFS中央値
①8.32カ月 vs 5.69カ月
[HR 0.673、p=0.0506]
②5.65カ月 vs 5.69カ月
[HR 0.943で、有意差なし]
・奏効率
①32.9%、②13.9%、③13.9%
・奏効期間中央値
①12.5カ月、②9.5カ月、③未到達
・OS中央値
①24.33カ月 vs 21.50カ月 [HR0.751]
②24.07カ月 vs 21.50カ月 [HR0.729]
・グレード3以上の治療関連有害事象
①56.4%、②37.7%、③33.3%
・有害事象による治療中止
①7.7%、②14.3%、③8.3%
※やはりホルモン陽性の方が患者集団
でみると進行が遅いですよね…。
(どの統計、臨床試験結果でも…。
あくまで、統計。個人差が大きい
とは思うが。)
▼最終解析結果 :2021年予定
ーーー
■CDK4/6阻害薬
アベマシクリブ(ベージニオ)
第1相試験結果から、
アベマシクリブによるCDK4/6阻害は
抗HER2療法の効果を増強し、
アベマシクリブによる相乗効果が
示唆されていたことを受けての
第2相試験。
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相変わらず、5ch掲示板で、
その意味も意図も分かろうとせず、
(理解もできないなら、お読みにならな
ければいいのにね、ただ叩くためだけに
お読みになる
)、
5ch掲示板のような場所に
他人を叩くことをお書きになる人々が
いなくなりますように、
祈ります。
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