前回に引き続き論文ではなく、医薬品の豆知識についても書いてみようと思います
私が勤務する薬局は門前の総合診療医の処方箋が9割を占めるのですが、3月に入りどんどん増えているのが花粉症患者
というわけで今回は花粉症で保険診療でもOTCでも大活躍のアレグラ
にスポットを当ててみたいと思います。
【 効能又は効果 】
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒
【 用法及び用量 】
通常、成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
通常、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mgを1日2回、12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
上記は薬剤師ならほぼ知ってる情報
今回は適切な服用のタイミングとジュースとの飲み合わせについての豆知識
まずは適切な服用のタイミングについて
アレグラが病院で処方される際によく指定される用法が朝夕食後…
アレグラを飲まれてる方や薬剤師で指導してる方は食後の用法通り飲んだり、指導していたりしてませんか?
実はアレグラは空腹時に服用することで最も効果が発揮される薬なのです
添付文書にも記載されている内容ですが…
"食事の影響(外国人データ)
健康成人男子22例にクロスオーバー法で、空腹時及び食後(高脂肪食)にフェキソフェナジン塩酸塩錠120mgを単回経口投与したとき、空腹時に比べ食後投与時のAUC0-∞及びCmaxはそれぞれ15%及び14%減少した。日本人においても、クロスオーバー法による検討ではないが、フェキソフェナジン塩酸塩円形錠を食後投与したときのAUC0-∞及びCmaxから外国人と同様の食事の影響が推察された。
要するに
空腹時と食後を比較すると食後の方が15%効果が下がったということ
ということでアレグラは食後ではなく空腹時に飲むようにした方が良いでしょう
次に飲み合わせについて…
最近、りょうぞう御用達の日経DIのコラム
山本雄一郎先生の「薬局にソクラテスがやってきた」でも取り上げれた内容です。
添付文書に記載がない相互作用として果実ジュースが挙げられます。
果実ジュース(グレープフルーツジュース、オレンジジュース、リンゴジュース(100%pure)飲用によりフェキソフェナジンAUCおよびCmaxが60~70%低下。GFJ(25%pure)でもAUCおよびCmaxが20%低下。これらのジュースは、低濃度から強力にOATPsを阻害(培養細胞実験)。GFJ成分の6'7'-ジヒドロキシベルガモチン(フラノクマリン)やバイオフラボノイドにもOATPs阻害効果あり。フェキソフェナジンはOATP1A2への基質特異性が高いことがin vitroで示されていることから、ジュースによるOATP1A2阻害に起因する可能性が高い。
要するに
ジュースのOATP1A2阻害作用によりアレグラの効果が20~70%低下してしまう可能性がある!!ということ。
ということでアレグラをジュースでは飲まない方がいいでしょう!
■まとめ■
①アレグラは食後に服用すると15%程度効果が低下することがあるので空腹時に服用した方が良い
②アレグラはジュースで飲むことで20~70%程度効果が低下することがある
よってアレグラを最も効果的に服用するためには空腹時に水で服用しましょう
OTC医薬品を通販で買うといくらかな?と思い調べてみたら結構安いですね。
ジェネリックですが、56錠28日分送料無料でこの価格。
忙しい方は通販を利用してもいいかもしれませんね。
セルフメディケーション税制対象のようですしね

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私が勤務する薬局は門前の総合診療医の処方箋が9割を占めるのですが、3月に入りどんどん増えているのが花粉症患者
というわけで今回は花粉症で保険診療でもOTCでも大活躍のアレグラ
【 効能又は効果 】
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、皮膚疾患(湿疹・皮膚炎、皮膚そう痒症、アトピー性皮膚炎)に伴うそう痒
【 用法及び用量 】
通常、成人にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
通常、7歳以上12歳未満の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回30mgを1日2回、12歳以上の小児にはフェキソフェナジン塩酸塩として1回60mgを1日2回経口投与する。
なお、症状により適宜増減する。
※添付文書より引用
上記は薬剤師ならほぼ知ってる情報
今回は適切な服用のタイミングとジュースとの飲み合わせについての豆知識
まずは適切な服用のタイミングについて
アレグラが病院で処方される際によく指定される用法が朝夕食後…
アレグラを飲まれてる方や薬剤師で指導してる方は食後の用法通り飲んだり、指導していたりしてませんか?
実はアレグラは空腹時に服用することで最も効果が発揮される薬なのです
添付文書にも記載されている内容ですが…
"食事の影響(外国人データ)
健康成人男子22例にクロスオーバー法で、空腹時及び食後(高脂肪食)にフェキソフェナジン塩酸塩錠120mgを単回経口投与したとき、空腹時に比べ食後投与時のAUC0-∞及びCmaxはそれぞれ15%及び14%減少した。日本人においても、クロスオーバー法による検討ではないが、フェキソフェナジン塩酸塩円形錠を食後投与したときのAUC0-∞及びCmaxから外国人と同様の食事の影響が推察された。
※添付文書より引用
要するに
空腹時と食後を比較すると食後の方が15%効果が下がったということ
ということでアレグラは食後ではなく空腹時に飲むようにした方が良いでしょう
次に飲み合わせについて…
最近、りょうぞう御用達の日経DIのコラム
山本雄一郎先生の「薬局にソクラテスがやってきた」でも取り上げれた内容です。
このコラムでは新薬のビラノアがメインですが…
添付文書に記載がない相互作用として果実ジュースが挙げられます。
果実ジュース(グレープフルーツジュース、オレンジジュース、リンゴジュース(100%pure)飲用によりフェキソフェナジンAUCおよびCmaxが60~70%低下。GFJ(25%pure)でもAUCおよびCmaxが20%低下。これらのジュースは、低濃度から強力にOATPsを阻害(培養細胞実験)。GFJ成分の6'7'-ジヒドロキシベルガモチン(フラノクマリン)やバイオフラボノイドにもOATPs阻害効果あり。フェキソフェナジンはOATP1A2への基質特異性が高いことがin vitroで示されていることから、ジュースによるOATP1A2阻害に起因する可能性が高い。
※新版 薬の相互作用としくみ より引用
要するに
ジュースのOATP1A2阻害作用によりアレグラの効果が20~70%低下してしまう可能性がある!!ということ。
ということでアレグラをジュースでは飲まない方がいいでしょう!
■まとめ■
①アレグラは食後に服用すると15%程度効果が低下することがあるので空腹時に服用した方が良い
②アレグラはジュースで飲むことで20~70%程度効果が低下することがある
よってアレグラを最も効果的に服用するためには空腹時に水で服用しましょう
OTC医薬品を通販で買うといくらかな?と思い調べてみたら結構安いですね。
ジェネリックですが、56錠28日分送料無料でこの価格。
忙しい方は通販を利用してもいいかもしれませんね。
セルフメディケーション税制対象のようですしね
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