戦前～戦後のレトロ写真

個人的には、「敵の方が豊かなんだぞ！」というアピールを、「戦意高揚として」やるっていう感覚が、まあ人類史上日本人だけだろうというところに、興味をひかれるのであります。これを見た外国の諜報は、意味がわからなかったことでしょう。

こんな贅沢な食事をしているヤンキーが日本人に勝てるわけがないってすごい論理(´･ω･`) 言い切って活字になると妙な説得力があるから不思議ですね。 今だから「オイ」って言えますが、当時は「そうだ、そうだ」だったんでしょうか。でも今でも似たような騙され方をしているのかもしれないですね。

この記事を載せてアメリカ兵を嘲笑していた同じ時期の日本では、昆虫の食べ方の特集記事を組んでましたね。

カラー写真なんですね！

この戦争はやばいぞって言いたいとき、こんな形の記事を書くんですよね。硬派な記事では経済統計の数字を使ったりしていたようです。

これでは勝てない訳ですね… 食べる物が違い過ぎました

クリントイーストウッド監督の映画「硫黄島からの手紙」で渡辺謙演じる栗林中将がアメリカ留学時代に日本とは比べ物にならないくらい発達した文明を目の当たりにして、日本とアメリカが戦争する訳がないと言っていたのを思い出しました。食べ物ひとつ取っても…。

これを読んでた人たち、 「『久しからず！』の期間が終わる前に俺たち餓死しちゃうな」 と言う思いには至らなかったのかな

すごいプロパガンダだが食糧統制に窮々としている当時の日本国民にとっては、さぞ羨ましく思った事でしょう…

わりかしうまそう