おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。
皆様、こんにちは。
RCギャラリースタッフの吉川です。
この週末からお盆休みの会社が多いようです。
帰省や行楽で遠くに出かけられる方も多いのでは?
渋滞も予想されます。時間には余裕をもって早め早めの休憩を。
今回は大阪の高槻市で建築中の鉄筋コンクリート造平屋建て和風住宅のリポートをお届けします。
現場付近には春に植えられた稲が青々と広がっています。
この日、高槻市の日中最高気温は35度を越える猛暑日。
こんな暑い日、外で働く人に大人気なのが「空調服」。
わき腹にあるファンから空気を送りこんでくれるので、とても快適なんだそうです。
現場では現在屋根の配筋工事が進んでいます。
炎天下の中、空調服を着た職人さんたちが作業していました。
本格和風住宅ということで、屋根形状は4.5寸勾配の寄棟。
高さはのし瓦まで約7m、屋根軒先の間口は約20mと迫力があります。
写真は屋根コーナー部分の型枠ですが、型枠大工さんの仕事ぶりに驚かされます。
鉄筋コンクリート造の建物は屋根形状がフラットな「陸屋根」が圧倒的に多いのですが、
型枠さえしっかり組めば、今回のような勾配屋根もコンクリートで造ります。
軒天部分を見上げた型枠はこんな感じです。
「いやぁ、コレ組むの難しそう・・・」
型枠大工さんの仕事ぶりに感心してしまいます。
コンクリートの打設も大変だと思いますが、きれいに打ちあがることを祈っております。
すでに一階庇部分の型枠が解体されていました。
こちらの庇の出幅は約90cm。この上に瓦を葺いて仕上げます。
今回お施主様のご希望により、瓦は淡路瓦の黒燻瓦を採用します。
“栄和瓦産業株式会社HPより引用”
鬼瓦には家紋を入れます。
和風住宅で屋根の構えは一番の見所になりますので、葺きあがりがとても楽しみです。
※前回の記事はこちらから→代々続く旧家をRCで建て替え・・・1階コンクリート打設完了!
※続きこちらから→RCで本格和風住宅を造る・・・上棟式を催行しました