2018.08.10

RCで本格和風住宅を建てる・・・寄棟屋根もコンクリートで造ります

おかげさまで創業53年。私たちは兵庫・宝塚の鉄筋コンクリート技術者集団です。


皆様、こんにちは。
RCギャラリースタッフの吉川です。

この週末からお盆休みの会社が多いようです。
帰省や行楽で遠くに出かけられる方も多いのでは?
渋滞も予想されます。時間には余裕をもって早め早めの休憩を。


今回は大阪の高槻市で建築中の鉄筋コンクリート造平屋建て和風住宅のリポートをお届けします。


現場付近には春に植えられた稲が青々と


現場付近には春に植えられた稲が青々と広がっています。

 


この日、日中最高気温は35度を越える猛暑日


この日、高槻市の日中最高気温は35度を越える猛暑日。

 

こんな暑い日、外で働く人に大人気なのが「空調服」。


外で働く人に大人気なのが「空調服」


わき腹にあるファンから空気を送りこんでくれるので、とても快適なんだそうです。

 

現場では現在屋根の配筋工事が進んでいます。
炎天下の中、空調服を着た職人さんたちが作業していました。


本格和風住宅ということで、屋根形状は4.5寸勾配の寄棟


本格和風住宅ということで、屋根形状は4.5寸勾配の寄棟。
高さはのし瓦まで約7m、屋根軒先の間口は約20mと迫力があります。

 

勾配屋根もコンクリートで造ります


写真は屋根コーナー部分の型枠ですが、型枠大工さんの仕事ぶりに驚かされます。
鉄筋コンクリート造の建物は屋根形状がフラットな「陸屋根」が圧倒的に多いのですが、
型枠さえしっかり組めば、今回のような勾配屋根もコンクリートで造ります。

 

軒天部分を見上げた型枠


軒天部分を見上げた型枠はこんな感じです。
「いやぁ、コレ組むの難しそう・・・」
型枠大工さんの仕事ぶりに感心してしまいます。
コンクリートの打設も大変だと思いますが、きれいに打ちあがることを祈っております。

 

この日、日中最高気温は35度を越える猛暑日


すでに一階庇部分の型枠が解体されていました。
こちらの庇の出幅は約90cm。この上に瓦を葺いて仕上げます。

 

今回お施主様のご希望により、瓦は淡路瓦の黒燻瓦を採用します。


瓦は淡路瓦の黒燻瓦を採用
“栄和瓦産業株式会社HPより引用”


鬼瓦には家紋を入れます。
和風住宅で屋根の構えは一番の見所になりますので、葺きあがりがとても楽しみです。


※前回の記事はこちらから→代々続く旧家をRCで建て替え・・・1階コンクリート打設完了!
※続きこちらから→RCで本格和風住宅を造る・・・上棟式を催行しました


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