macOS 10.15 Catalinaの新機能まとめページです。詳細は以下から。
システム環境設定
macOS 10.15 CatalinaではMacの設定を行うシステム環境設定のレイアウトが変更され、スクリーンタイムやSidecarの機能た追加されました。
- macOS 10.15 Catalinaではシステム環境設定アプリのレイアウトが変更され、iOSの設定アプリと同じくユーザー情報がトップに。
- macOS 10.15 CatalinaではMacの使用時間やアプリの使用状況をレポートにして表示してくれる「スクリーンタイム」が追加。アプリの使用制限にも利用可能。
- macOS 10.15 CatalinaではiTunesが廃止されミュージックとPodcast、TVアプリに別れたのに伴い、ホームシェアリング機能がシステム環境設定の共有パネルへ移動。
- macOS 10.15 Catalinaにはライトとダークモードを自動的に変更してくれる機能と新しいダイナミックデスクトップ壁紙や6K解像度の壁紙が追加。
- macOS 10.15 Catalinaで画面収録やキーボード入力の監視を行うアプリが動かない場合はシステム設定の「プライバシー」設定でUser Consentの確認を。注意
Sidecar
macOS 10.15 CatalinaとiPadOS13の新機能となる「Sidecar」はiPadをMacのセカンドディスプレイとして設定することができますが、そのハードウェア要件は高めで、MacはSkylakeプロセッサ以降、iPadはApple Pencil(A10 Fusion)を利用できるものと指定されています。
- Apple、iPadをMacのセカンドディスプレイとして扱うことができるmacOS Catalinaの新機能「Sidecar」のハードウェア要件を公開。MacはSkylakeプロセッサ以降で、iPadはApple Pencilが必須に。
- iPadをMacのセカンドディスプレイと利用できるmacOS 10.15 Catalina/iPadOS 13の新機能「Sidecar」のレイテンシは最小で数十ミリ秒に。
- Serif、iPadOSやCatalinaのSidecar機能との互換性を向上させ、日本語テキストの不具合を修正した「Affinity Photo/Designer for macOS/iPad v1.7.3をリリース。
- Serif、iPadをApple Pencil対応のセカンドディスプレイにできるmacOS Catalinaの「Sidecar」と「Affinity Designer」のSneak Peekを公開。 → 正式にリリース。
Game
AppleはiOS 13/iPadOS 13, tvOS 13そしてmacOS 10.15 Catalinaのクロスプラットフォームに対応したサブスクリプション制ゲームサービス「Apple Arcade」を2019年秋に開始しましたが、それにあわせてmacOS 10.15 CatalinaではSony PlayStation 4の「DualShock 4」とMicrosoft Xbox Oneの「Xboxワイヤレスコントローラー」をネイティブサポートしています。
- Apple、MacAppStoreでもサブスクリプション制ゲーム配信サービス「Apple Arcade」の提供を開始、macOS CatalinaではPS4/Xboxのコントローラーをネイティブサポート。
- PS4 Remote PlayがiOS 13/macOS 10.15 Catalinaで「DUALSHOCK 4」コントローラに対応。
- iOS 13搭載のiPhoneではPS4のDualShock 4とXboxワイヤレスコントローラーのBluetooth接続がサポートされ、Apple Arcadeのゲームタイトルなどをプレイ可能。
- macOS 10.15 Catalinaの初期リリースではNVIDIA製のdGPUを搭載したMacBook ProやiMacでSceneKitがサポートされず、Catalyst系アプリの機能が一部制限されるもよう。
- iPhone 11シリーズは現在のところ古いDualShock 4コントローラーと互換性がない。 不具合
- Apple、macOS 10.15 CatalinaでApple Arcadeのゲームが保存されない不具合やFinal Cut Pro Xでレンダリングの問題があるとして今後のアップデートで修正すると発表。 不具合
iTunesとミュージック/Podcast/TVアプリ
macOS 10.15 Catalinaでは2001年以来OS X/macOSのメディアプレイヤーを担ってきた「iTunes」がミュージック、Podcast、TVアプリの3アプリに分かれ、iOSデバイスの管理機能はFinderが担うことになりました。
- Apple、macOS 10.15 Catalinaで廃止される「iTunes」とミュージックなどの新しい3アプリが扱うコンテンツ/ライブラリについて説明。
- macOS 10.15 CatalinaでiTunesから分かれるMusicアプリでもビジュアライザーやScriptは使用可能。
- macOS 10.15 CatalinaではiTunesが廃止されミュージックとPodcast、TVアプリに別れたのに伴い、ホームシェアリング機能がシステム環境設定の共有パネルへ移動。
- macOS 10.15 CatalinaではFinderのサイドバーに表示する項目で「CD、DVD、およびiOSデバイス」を有効にしておかないとiPhoneやiPadがFinderに表示されないので注意を。
- macOS 10.15 Catalinaアップグレード後、iTunesから分かれたミュージックアプリのXMLライブラリが利用できない問題があるとしてDJアプリのメーカーやAppleが対応中。 不具合
QuickTime Player
AppleはmacOS 10.15 Catalinaで32-bitアプリを廃止するとともに、QuickTime 7とそのフレームワークを全て削除しましたが、QuickTime (X) Playerにはいくつかの新しい機能が追加されました。
- macOS CatalinaのQuickTime PlayerではPinPが可能になり、ムービーインスペクタにビット深度やアスペクト比などが表示されるように。
- macOS 10.15 CatalinaのQuickTimeでは連番の画像からイメージシーケンスを書き出すことが可能に。
- Apple、次期macOS 10.15で写真アプリに保存されている特定の動画が再生できなくなるとして、macOS 10.14で変換するように指示。
- Apple、2014年に開発を終了した写真編集アプリ「Aperture」が次期macOS 10.15では動かなくなるとして、ユーザーに対しLightroom Classicなどへの移行を指示。
- macOS 10.15 CatalinaのインストーラーはCatalinaアップグレード後に動作しなくなる32-bitアプリを表示してくれる。
セキュリティ
AppleはmacOS 10.15 CatalinaでAPFSコンテナをセキュリティに応用し、APFSコンテナでMacのシステムボリュームを「システムボリューム」と「データボリューム(DATA)」に分け、システムボリュームをオプトアウトなしでRead-Onlyにすると発表、それに伴いシステム整合性保護SIPの「rootless.conf」が一部アップデートされ、Mojave以下のmacOSからアップグレードした場合は古いデーモンの設定ファイルが移動されている可能性があります。
- macOS 10.15 CatalinaではシステムボリュームがRead-Onlyになり、アプリはユーザーデータのみにアクセス可能に。
- macOS 10.15 CatalinaでファイルシステムがRead-Onlyになる仕様はオプトアウトなしで、完全に無効にすることは不可能。
- macOS 10.15 Catalinaではrootユーザーでもアクセス権を得ることができないシステム整合性保護SIPの「rootless.conf」が一部変更。 注意
- macOS 10.15 Catalinaではセキュリティのアップデートに伴いシステムボリュームに置けなくなったディレクトリや構成ファイルが「場所が変更された項目」として共有フォルダへ移動しているので注意を。 注意
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コメント
Time Machineのオプションから公式にシステムファイルを除外できるようになってるけど
どういう挙動起こすのか気になる。